株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2008年10月08日(水)


ガラスペンで翻訳する




今朝も端時間を使って、馬力翻訳。
シャープペンシルではいかにも味気なく、プレゼントに
いただいたガラスペンで書いてみた(Mさん、ありがとう!)。
まだ扱い慣れていないので、所々インクのボタリ、をして
しまったが、なんとなく、気分が乗ってきて、幸せになった
のはわれながら単純である。

写真は拡大しないでください。ヘタクソな文字に
なってしまっているから(照)。

でも、本になったとき、この部分、懐かしく感じるの
だろうな。ガラスペンの力って、そういうところにも
あるのかもしれない。

 

2008年10月07日(火)
手書き翻訳&小説刊行遅れます




これは一体何をやっているのかというと・・・。

現在、ひたすら時間がない毎日を送っている。
翻訳は、こま切れの時間でできる、というもの
ではなく、たっぷり時間を置き、その中で一つの
言葉を咀嚼し、転がしながら、適切な表現を
探っていく、いわば「腰落ち着け型」の創作である。

ところが、そんな時間など、どこを探してもない!
となると、こま切れの、端時間(はじかん)を有効
活用するしかない。
いつ小さな時間に恵まれるやら、わからない。
時間が空いたら、それがチャンスなのだ。
いちいちパソコンを立ち上げ、ファイルをダブルクリック
し・・・なんて、やってられない。

結論として、写真のように、手書き原稿するのが一番速い
のである。

ちなみに、書きこむ先の原稿用紙は、『つまりこういう
ことだ! ブランドの授業』文庫化に際して打ち合わせに
使用した同書の校正ゲラの裏を使っている(笑)。
そこへ、シャープペンシルでこつこつ、翻訳していく
のである。

手書き翻訳の効用がわかった。
文章がヘンだと、一目瞭然でわかるのだ。
これがパソコンだと、多少変でも気づきにくい。

ところで、小説の刊行が遅れます。
しばらく前、11月末とご案内していましたが、
諸般の都合により、2009年1月9日と相成りました。
あ。誤解のなきように。ぼくはちゃんと、仕事を
納期通り、やってますよ。「諸般の都合」です!

こいつは新年そうそう、エンギがいいや!

 

2008年10月06日(月)
Business Revolutionの旗手




あまりに楽しかったので、ミッチェルとのシーンをもう
一度。

カナダの某石油会社CEOから直々にアドバイザーになって
欲しい、との依頼があったらしい。
社員数千人の、大企業だ。
石油会社といえば、バリバリのビジネス1.0の世界の
住人のはずだが、そんな大企業がミッチェルに
訓えを乞う。まさに新しいスタイルの革命であり、
これこそが、ぼくのいうところの「ビジネス・レボリュー
ション」の具現化だ。

そして、そのCEOから、また別の石油会社CEOへ、さらに
政府関係者へと、数珠つなぎでミッチェルのpureな哲学が
伝播していく。

素晴らしいことで、話していると、ほんとうにワクワク
してきた。

同じくラスベガスへ展示会で出かけるミッチェル、ぼくとは
タッチの差ですれ違いになるようだ。残念だが、また近々
会える、そんな気がする。

頼もしいビジネス同志なのである。

 

2008年10月05日(日)
未来都市タテ




JR新橋駅前は昔からほとんど変わっていないのではないか。
ゆりかもめ駅までのアプローチ、その周辺にある客待ち
タクシーやおとうさんたちのための居酒屋、独特の空気、
いずれも、昭和時代からそのまま居眠りしつづけている。

ところが、ゆりかもめ駅に至るエスカレーターを上り、
果てなく続くかと思われる空中回廊を歩き始めると
俄然、街は未来都市へとその貌を変える。

いつもぼくは歩きながら、映画「ブレードランナー」
を想起するのだ。

基本、この未来都市は「タテ」に宙へと聳えている。
50年後、どんな姿に変わっているのだろう。
その時、人間は歩いているのだろうか。

 

2008年10月04日(土)
ミッチェルは、とっても優しい、やわらかな人でした。




ミッチェル・メイと対談。於・コンラッド東京。

いやー。楽しかった。
新しい時代の新しいビジネスを実践しているミッチェルと
ビジネスを通じて世の中を良くしたい! という共通する
ビジョンについて語り合うのだから、エキサイティングに
ならないわけがない。

ミッチェル、JOYWOWの会社案内をいたく気に入り、
一人ひとりを指さし、彼は何をやっているんだ、
彼女は? と、熱心に質問していた。
もらっていいか? とのことなので、もちろん、
プレゼントさしあげた。ということで、JOYWOW
パンフレットはユタ州に渡ることになったのである
(写真で、ミッチェルが手にしているのがそれ)。

ミッチェルもホーケンの『ビジネスを育てる』を
読んでいた。日本語には、ぼくが翻訳したんですよ、
と言えて自慢だった(笑)。

お土産に、いいものをもらった。またこの日記で
ご紹介することもあると思うが、アメリカン・
インディアンの使用していた器具である。

名刺をもらった。

「ミッチェル、でも、ここ(ユタ州)にはいないよね?」
「そうだねー。(次滞在するのは)この冬になるかな」

とにかく多忙なのだ。

「ミッチェル、ビジネスばかりしてないで、たまには
歌舞伎や日本の海を見なきゃ」

LA生まれのミッチェルは、日本の海をまだ見たことが
ないという。

今度は、是非、葉山に招待しよう。

ミッチェルとの対談は新しい時代の新しいビジネスに
ついてがテーマだったので、今後、Surfin'などを
通じて、皆さんには報告しますね。お楽しみに。

ミッチェル、今夜は吉本ばななさんと会うらしい。
ぼくとの対談も、その一連の対談企画の一つ。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW