株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2008年03月27日(木)


ぼくは60歳になったらシナリオライターになります




自転車でかっ飛ばす湘南レディ。イーネ!(CKBケンさん風に)
海を撮るつもりが、画面に飛び込んできた。

小説執筆の資料として、クドカン脚本を読み込む。

『タイガー&ドラゴン』
『春子ブックセンター』
『鈍獣』

いま、「読み込む」と書いたが、ウソです。
これから読み込むつもり。

翻訳と小説執筆を同時平行する。
気分は村上春樹である。うししし。

翻訳も自分の作品も、いずれも膨大なvocabularyの宇宙を
探検する知的遊戯である。こんなに素晴らしい仕事の
できる幸せ。少なくとも、翻訳は「あっち」に行ってからは
できないだろうからね。現世でしっかり楽しまなくては。

 

2008年03月26日(水)
黄門さまがブログに載ると




134を走りながら。面白い写真でしょ。

今日はずっと横浜オフィスにいた。
道路を隔てた反対側歩道に立派な桜があって、満開。
道行く人がみんなケータイで撮影しているその姿を
眺めるのもまた、こころ浮き立つ季節だ。

はるか彼方に見える風力発電の羽。
春の横浜。いいねえ。

ケータイといえば、水戸黄門が現代にいたら、きっとこうなる。

格さん「この紋処(もんどころ)が目に入らぬか〜!」

一同、「はは〜っ」

と口では言いながら、ケータイで黄門様ご一行を撮影する。
中には、葵の御紋や印籠の「意味」を知らない人もいたり
して;

「ってあれ、何だっけ?」

というささやきも聞こえる。

そして、撮った写真をブログに載せるのである。
黄門様は面が割れ、その後はお忍びの旅がままならぬようになる
のである。

濃い黄門ファンが、特設サイトを作って、

「今日の黄門様」

とライブ映像で見せたり、日本地図上に足跡をラインで残したり
して、なかなかやりにくいだろうなあ。

ヤケになった助さん格さんが「旅日記」ブログを書き始め
たり、疾風のおエン姐さんが「くノ一日記」を始めたり。

 

2008年03月25日(火)
バンザイ江ノ島




クライアント訪問の帰り、134沿い、江ノ島近辺。
まるでサンタモニカみたいやね。

このあたりで、携帯電話に、編集者から吉報が
(ぼくは助手席なので、電話に出られます)。

企画が無事、社内会議でOKなったとのこと!

よっしゃーー!!

バンザイ、バンザイ、バンザイ!

記念すべき瞬間だ。

5ヵ月後には脱稿することを目標に、仕事の時間配分他を
執筆シフトへと移す。

某書の文庫化の工程も決まった。
翻訳の締め切りは7月末。

へヴィーだが、楽しみだ。

 

2008年03月24日(月)
おや。今さらノードストロームですか




横浜オフィス前、山手の夕暮れ。
昼間降っていた雨もあがり、桜のつぼみが「期待」という漢字
二文字を具現化してくれている。

向こうにはポートタワー。何て美しいのだろう。

今日届いたビジネス情報誌を見て、その時代錯誤ぶりに
驚いた。80年代からちっとも進歩していないかのような
エクセレント・サービスについての事例研究が「特別企画」
として、堂々と掲載されているのである。

顧客サービスについて語るときに三題噺というのがあって、
その三題噺が入っていたらそのスピーカーは「ガッコアタマ」、
つまり、現場の勉強が足りない証拠。

その三題噺とは、ノードストローム百貨店、サウスウェスト航空、
ディズニーだ。

ぼくは1998年、『ノードストローム・ウェイ』という本に
感動し、実際にサンフランシスコの店へ足を運んだ。
本にあるように、エクセレントなサービスを受けられると、
期待して。

ところが:
ぼくが有色人種ということで、紳士靴コーナーの店員にはっきり
差別された。ほか、フロアスタッフはみんなで何かの地図を
見ながら談笑し、お客さんのほうは全く向いていなかった。

現場に自分で足を運ばず、本をそのまま信じてはいけないよ、
という大切な教訓を教えてくれて、今では感謝している。

言いたいことは、そんな外国の事例なんて持ち出さなくても、
近所で高品質のサービスは探せばいくらでもあるでしょう、
と。
例えば先日ここでご紹介した名古屋観光ホテルの魔法のような
ベルボーイとか。
愛想のいいおねえさんががんばっているホカホカ弁当屋さんとか。

 

2008年03月23日(日)
葉山サンセット





夕暮れの葉山〜
オレの音はど〜こだ?
・・・


なんてね。森戸海岸の夕暮れを見ていたら曲が出来ちゃったぜ。

今年も葉山BBQ、やります。例年通り、5月最終日曜だから、
今年は25日だね。参加お待ちしています!

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW