椰子の実日記【JOYWOW】
2008年03月07日(金)
てんやわんやですよ

楽天大学DAY2。写真は、ヒルズ横の食堂街入口にある コンビニのおでんコーナー。何と! 通路に面した場所 におでん鍋がある。
この物騒な東京のど真ん中で、口に入れるおでんを そのまま外気にさらしている大胆なプレゼンテーション。
やるねえ。当然だが、だれも手をつけていなかった。
ところで; 人生最大の多忙を極めており、それでも仕事は終わらない。
翻訳は2/24以来手をつけることができていない。 今日、かなり前に注文して、納期のかかった本が届いた。 翻訳の参考図書として入手した専門書(版元は産業図書 という、ハードな、大学の課題図書みたいな雰囲気を もった本)が届いたのだが、ハテ、何のために注文したの か、忘れてしまっている。原書をあちこち参照し、前後の 文脈を見て、ようやく理解した次第。
もう、てんやわんやですよ。
2008年03月06日(木)
楽天大学開講!

六本木ヒルズ・楽天大学へ。 写真は地下鉄駅からヒルズへ登るエスカレーターから 撮りました。
今日から『ビジネス・フィロソフィー』講座。 5月まで続く。
早めに着いたので、仲山学長とランチ。 久しぶりだったので、互いの近況報告。
教室に行くと、講師名の肩書が「教授」になっていた。 これから名刺やプロフィールに「楽天大学教授」と 入れようか。
講義終了後、ヒルズの居酒屋で懇親会。 遠く鹿児島、福岡、尾道、大阪、石川、愛知、福島、 札幌からも参加いただき、明日もあるので、 遠方の皆さんは都内にお泊り。 そうなると帰りはぼくが一番遠方だ。
ほかの講座を一緒に受講したメンバー同士のようで、 みんな、仲が良い。いい空気。
こうして新たな「ご縁」が結ばれていく。楽しい。 それにしても、EC、大きく育ったものだと思う。 新たな可能性がいっぱい花開いている。
2008年03月05日(水)
ねこのあいびき、作品を放り出す

拙宅の庭の端っこは先がとんがった三角形の地形になって いて、集うねこたちの間では「タイタニック」と呼ばれ、 恋する二人のあいびきの場になっている。
「ねこトイレの無力化」をはかっているが、交渉は難航を 極め、ねこと我が家両国の外交問題にまで発展しそうな 勢いである。
村上春樹は1987年頃、ローマに住んでいた。こんな 文章を残している。『遠い太鼓』(講談社、1990)
小説を書きながら、僕は死にたくない・死にたくない・ 死にたくないと思いつづけている。少なくともその小説を 無事に書きあげるまでは絶対に死にたくない。この小説を 完成しないまま途中で放り出して死んでしまうことを思うと、 僕は涙が出るくらい悔しい。
『遠い太鼓』は何度もなんども読み返している愛読書だが、 このくだりに至るたび、村上春樹の気持ちが理解できない でいた。
しかし、今は、とても共感できる。
現在執筆中の小説を放り出して、あっちの世界に旅立つ ことは、したくない。それほど、ハマってしまっている。
2008年03月04日(火)
ごちゃまぜビビンバ!

今日も朝から夜まで横浜・山手オフィスで仕事。 写真は、なんだかかわいい港のタワーさ。
渡辺謙さんと横山剣さんのダブルケン、ケンケンの 自伝を平行して読んでいるが、ごっちゃにならない のは当たり前か。
このほか、大映京都撮影所で60年録音技師として 生きてきた音の職人さんの自伝『映画録音技師ひとすじ に生きて』、 時代考証家山田順子さん『なぜ、江戸の庶民は時間に 正確だったのか?』、阿久 悠『清らかな厭世』、 クドカン『春子ブックセンター』、翻訳資料 アルド・レオポルド『野生のうたが聞こえる』 を平行伴走。よくごっちゃにならないな、と 思うが、ここにプラスして、自分が書いている本 も書き下ろしが新たに二冊ある。翻訳もある。
この、ぐっちゃぐちゃ、タマゴがけごはん丼 状態が好ましいのだ。
明日は締め切り3本。雑誌連載1本、企画書2本。 書けるのかね。
2008年03月03日(月)
フランス風車

港の見える丘公園フランス領事館跡に回る風車。 オフィスの窓から見える緑の向こうに赤い動くものがあって、 ずっと何だろう、と思っていた。
当時の風車は壊れて、無いが、時代考証して、だいたい このような風車だったのだろう、と再現されたようだ。
風車は、見てるだけで心休まるね。どうしてだろうね。
昨日は小説を執筆、7枚書く。これで冒頭より11枚。 読み返してみて、抱腹絶倒、登場人物が勝手に動き出し、 話し出すので、自動書記状態だった。
プロットも、キャスティングもすべて終わっている ので、あとは書くだけ。
書く時間さえあれば、と思うが、今日も一日 ミーティング。仕事が山積みで、そしてその仕事が 全部好きなことで、しあわせである。
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