椰子の実日記【JOYWOW】
2008年02月26日(火)
雲でも見よう

ここのところのような、目の回る忙しさの中では、雲を 見ることが最高のリクレーションだ。
昨夜、日帰り出張より帰ってから、単行本前書きと著者プロ フィールを改稿、最終手直し、納品。あとはブックデザイン と最終校正を残すのみとなった。これにて本年2冊目の仕込み、 ほぼ終了。
つづいて本日また新たな出版企画打ち合わせあり。 さて、どんな話になるのやら。
JOYWOWメンバーとも楽しいミーティングが待っている。 顧問会計士とも楽しいミーティングであることを祈る(笑)。
今朝は、起きてから今まで、マシンガンのようにメールで 仕事。電話も使う。
ライトハウスWeb用原稿10本校正を電光石火に済ませる。
多忙を極めるが、毎日がハッピーだ。
2008年02月25日(月)
California Roll

クレイジーケンバンドのアルバム『Soul Punch』(2005年) ラストを飾る曲に『California Roll』がある。 大好きな曲だ。
LAのリトル・トーキョーでSUSHI握る毎日を過ごしている 主人公。日本人だ。この、在米日本人のもつ空気感が とても好きなんだなあ。どこか切ない。どこか愛おしい。 「同志!」という感じがして、誰彼構わず握手したい。
LAの情報誌 『Lighthouse』(→) の連載を書くとき、いつもラブレターを書くような気持ちに なるのは、この「同胞への愛」が理由なんだと思う。
彼はいつか独立したら、学生時代つきあっていた 彼女に食べさせたいと思っている。彼の握るカリフォルニア 巻きを。
カリフォルニア巻きをWikipediaで調べると、以下の説明が。
------------------------------------------------------- カニ風味かまぼこ(もしくは茹でたカニの脚身)、 アボカド、マヨネーズ、白ゴマなどを、手巻き、または裏巻き (外側から酢飯、海苔、具の順になるように巻く)にしたもの。 --------------------------------------------------------
でもね。そもそも彼女と本当につきあっていたと言える のかどうかも、よくわからない。彼が勝手に思いこんで いるだけなのだろう。
空を見上げ、ジェットの赤いランプに日本を思い出して いるが、きっと日本にいる彼女は彼のことなんか、 きれいさっぱり忘れている。
金はない。 日本に帰りたい。でも、意地もある。帰れない。
この空気感! 大好きな作品です。
*写真はLAレドンドビーチ。近々、行きたい!
2008年02月24日(日)
ドコモの売上の深い部分を彼女の笑顔が支えている

JR逗子駅前ドコモショップの渡邊さん。 笑顔がチャーミングだ。
順番待ちカードをひいて、当たった カウンター担当が彼女なのだが、はじめから、 「どこかで・・・」という気がしていた。
こう見えて照れ屋なので、顔を見ることができず、 彼女の指先のネイルアートのキラキラばかりを ながめながら、
「そういえば、ちょうど一年ほど前、同じ店で 担当してもらった人も、キラキラときれいなネイル だったなあ・・・」
話していくうちに、一年前の担当も、渡邉さんだった ことがわかり、互いに「お久しぶりです」と、笑顔を 交わす。一期一会とはこのことだ。順番待ちカード の当たる確率がいくつあるのかしらないが、これは 偶然ではなく必然ですねえ。
かくなる上は、すべて彼女にお任せだ。 理解しづらい携帯の料金体系(ぼくは何年か前から、 理解しようとする努力を放棄している)も、 設定のアレンジも、すべて、 彼女への全幅のパーミションのもと、お任せ。
何をしていても楽しそうな渡邉さんの接客は抜群 だった。時間の経つのがもったいないくらい。 どこのケータイショップで、「席を立つのが惜しい」 という店があるだろう。
帰り際、渡邉さんと「また、来年」「良いお年を」 と交わした。面白いね。渡邉さん、ありがとう!
*ちなみにこの写真はいつものデジカメではなく、 n705iで撮ったものです。amadanaのデザインやで。 amadanaって、尼崎に関係する会社で、「尼だなあ」 が由来です。ウソやから信じたらあかんで。
2008年02月23日(土)
SLAM!!!!!!!!!!!!!!!!!

おなじみニューグランド。旧館二階のボールルーム前。 担当編集者が行ったことがないというので、二人で 探検した。 ちょうどボールルームのドアが開いていて、講演会の 準備をしているところ。 ちょいと見学、のつもりで顔を入れた。
講演資料を机上に配布しようとしていた事務局の背広組 とホテルマンがいぶかしげに見る。
「えっと、ちょっと、けんがく・・・」
と笑ったら、背広君
「あ。はい」
ここまでは良かったのだが、一緒にいた、老齢のホテルマン、
「地獄八景亡者之戯」で噺家が演じる閻魔大王のような 形相でぼくをにらみつけた。迷い込んできた本牧ストリート チルドレンを追い払うかのような「あっちいけオーラ」。
おーこわ。と、早々に立ち去ったのだが、 背中で
バタン!!
とドアを締め切った。バタン! の英語スペルを間違えて 英検1級を落ちたことがあるなあ・・・と思いながら、
ニューグランドもだんだんその底が崩れ始めている ことを、感じた。
あの講演会場、ぼくが客として借りたかもしれないのにね。 想像力がないと、商売、傾くよ。
2008年02月22日(金)
よくわからないおっさん

先日大阪出張の折通りがかった芝田町交差点。 この、信号横、横断歩道の隅に、怒っている おっさんがいた。
演説している。
こういう、よくわからないおっさんと出会うと、 ああ、大阪に戻ってきたんやなあ、と感慨深くなる。
大阪のファンキーな、アジアンなテイストが大好きだ。
今朝読んだ本の中の表現がとても気に入ったので、引用するね。
---------------------------------------------------------- そう、今夜はミスター東郷なる人物と会うのだ。 訊くところによるとアジア音楽界の実力者である台湾人だと言う。 本当だろうか。なぜ、台湾人なのに東郷さんなのか? ----------------------------------------------------------
いいねえ。「アジア音楽界の実力者である台湾人」。
「IT業界を牛耳るカリスマ経営者」もいいぞ(毒)。
「日本のフレンチ界の若きホープ、テレビ出演、 講演、執筆、ワークショップなどでマルチに活躍」
も捨てがたい。ほんと、どうして日本の経営者は ちょっと名前が売れると、講師やりたがるの かねえ。
|