株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2008年01月07日(月)


いよいよ二人会申し込み受付開始!




今朝の曙光。
午後から雨になるとは。

さて、以前この日記でも予告しましたが、いよいよ
田中靖浩さんとの二人会の申し込み受付が開始されました!
楽天大学さんでとりまとめしていただきますので、下の
リンクから入ってください。

ここをクリックしてね(→)

面白いのは、「買い物かごに入れる」ようになっている
ことです。お支払は当日会場にて、なのですが、お申し込み
は「買い物かごに入れる」のです。一度買い物かごに入って
みたかったので、楽しいぜベイベー!

もうお申し込み開始しているようなので、善は急げです。

JOYWOWはセミナーラッシュで、明日明後日と二日連続して
配信予定のSurfin'でも別の企画をご案内します。

よろしくご贔屓お願いします!

 

2008年01月06日(日)
モトヤ.と、「行かせていただく」心理




山下町「モトヤ.」(→)

のパンケーキセット。ご覧のように、オムレツを頼むと
パンケーキももれなくついてくる。しかも3枚!
パンケーキ好きのぼくとしては天国なのである。

(昨日のつづき)

隣のご婦人がおなかが痛い、痛い、とうなっておられる
のだが、とにかく人手が足りないため、目配りができない。
付き添っていたご家族もどこかに行っていて不在。
ぼくの付き添いの家族が見かねて、病院スタッフにアラーム
投げたようだ。

今度はご婦人がトイレに行きたい由。付き添いの家族が
医師に言うが、理解できない説明をされて、結論として、
「行ってはダメ」のようだった。
しばらくして、またトイレに行きたい由を訴えるが、
またのらりくらりとダメな模様。
病院というところは、医師が見下ろし視線で、患者が
見上げ視線になる。ご家族、こういう言い回しになっちゃってる。

「トイレに行かせていただいて、それから・・・」

トイレに行くのに「いただく」はないし、普段ならおかしい
言い回しになっていることに、あの異常空間ではおかしいと
は思わないのが危険である。

話が大幅に逸れたが、結論からいうと、ぼくはどこにも
異常はなかった。CT、結局とられたが、何の問題もなし。
原因はぼくには思い当たる節があり、それは医学的なもの
ではなく、スピな話なので、ここでは略します。

元旦の夜なのに、懸命に任務を遂行してくださった
救急隊員の皆さん、文句ばかり言っていますが、
風邪なのに休まず治療らしきものをしてくださった
お医者さん(風邪で無理して職場に出るのは徳ではなく罪ですよ)、
看護士の皆さん、
そして、迎えに来てくれた友人たち、
付き添ってくれた家族、
さらに。

このブログを見てびっくりしてお見舞いの電話やメールを
くださった皆さん。

こころからの感謝を! ありがとうございます。

結局ぼくは入院もせず、1時間30分後には友人車で帰宅しました。
この経験は、いろんな学びを教えてくれました。

 

2008年01月05日(土)
医者嫌いが医者の手に落ちた夜




今朝、明けの空。雲がキラキラとエフェクトかかって、美しいので。
雲見が習慣となっていて、まるで宮沢賢治の蛙たちのようだ。

さて、昨日のつづき。

症状は頭痛、吐き気、下痢、悪寒。
医師は頭痛に焦点を当てたようで、CTスキャンをとる、
という。しかし、ぼくはCTなんてとられたくない。
家に来ていた友人たちが数日前、同じ症状だったと
いうので、彼らから感染した可能性を疑うのが第一
だと思うのだが、医師は聞く耳をもたない。

相変わらずキスできる距離で話しかけながら咳とくしゃみ
をするので、気が気でない。

日野原重明先生が、「医学部は偏差値が高いだけで、適性
のない高校卒業生が入ってくる。医学教育のレベルが低い」
と嘆いておられる実態を見た気がする。例えばぼくの頭痛。
これは現象であり結果であって、原因ではない。
頭痛の原因は人によって違う。人によっては・・・
脳かもしれないし、胃かもしれない、配偶者かもしれない、
上司かもしれない、子どもかもしれない、隣人かもしれない。

脳炎を疑い、脊髄から髄液を取る、というハードコアな治療法
も示されたようだが、これは家族がさすがにノーを言ってくれ、
助かった。貴重な髄液を、だれがやるもんか。っていうか、
髄液って、何だ?

何とかCTを拒む方法はないものか。(つづく)

 

2008年01月04日(金)
風邪ひいてまんねん




相模湾の先に富士を見る。薄くて見えないかもしれませんが、
目をこらして見えた人はラッキーです。

(昨日のつづき)
救急車の中でぼくは仕事のことを考えていた。
眠ろうと思ったが何しろ寒くて眠れなかった。

救急隊員はとーーーーーっても親切で、何かと気を遣って
くれた。

救急病院に到着すると、咳をしながら医師が矢継ぎ早に
質問してきた。既に救急隊員に3度も答えている内容で
あり、「業務引継ぎの改善提案」ができるとコンサル王子は
思っていた。

参ったのは、医師が風邪をひいていることである。

「この・・・ふえ・・・しょうじょ・・・ふえ・・
ふえ・・・ふえっくしょい・・・コンコンコンげほ
しょうじょうがおこったのは・・・い・・くしゅん、
ぶほ・・・ぐわ・・・いつからですか」・・・って、
あんたが治療されなさいっ!! 元気なときのぼくなら
氣の手当てで一発で治してさしあげるのだが。

ぼくは目をつむっていたが、どうやら幽体離脱した
らしく、医師たちが何をどこでどうやっているのかを
すべて俯瞰して見ていた。

ぼくの担当風邪ひき医師はぼくを見ず、必死にThink Padの画面をにらんで、キィボードをたたいている。
そう、救急治療室は、医療というより、ITビジネスのオフィスのようだった。隣の臨死患者は既に末期のいびきをかいているのに、医師たちはベッド横に備えたDSくらいの大きさのハンディ画面をにらんで、何やら数値を打ち込んでいる。
(つづく)

 

2008年01月03日(木)
元旦夜の事件




初詣に行った氏神様森戸神社からの帰途、赤い橋から望む海。
早いもので、ここをビーサンで歩いた暑い夏は、既に6ヶ月
も前のこと。冬の海もまた、スッキリシャンとしていて、良い。

さて、昨日書いた「大きな事件」とは、元旦夜に起こったの
だよ明智君。静かな住宅街を、サイレン落とした救急車が
くねくねとやってきた。止まった先は我が家。救急隊員が
駆けつけ、玄関エントランスの階段を、急患を背に、下り
ていく。ていねいに、ていねいに。患者の靴を脱がせ、
ベッドに横たわらせる。ベッドに仰向けになった患者は
救急隊員からの矢継ぎ早の質問に

「るせえなあ。そういう質問にきちんと答えられたら
 この車に乗ってなんかいないよ」

とアタマの隅っこで考えていた。そう、この「毒」は、
まぎれもない、このぼくなのであった。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW