株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2008年01月02日(水)


スタバにも行列が




元旦午後から3日まで、休養のためにパソコンを閉じたまま
でした。休養が必要、としみじみ思ったもので。

今日から日記再開します!

写真は元旦のスタバ。葉山に唯一あるスタバは、朝から
行列が出来ていた。どうやら福袋が出たらしいよ。
他のスタバでも出ていたのかどうかは不明だけど。
年末年始の風景、羽根つき、かるた、凧揚げ、書初め、
などはフジカラーのCFの中だけに存在し、現実は
どこへ行っても「行列」というのが当たっているね。

この後、ぼくに大きな「事件」が起こるのだが、そんな
ことは露知らぬぼくはのんびり歩いていたのであった。

 

2008年01月01日(火)
新年あけましておめでとうございます!




あけましておめでとうございます。この日記、2003年1月から始めた
ので、足かけ6年目です。びよよーーん。
写真は葉山の海の光景。肉眼では、富士山が雲をあたまに
乗っけてシュールな顔をしてみせてくれていたのだけど、
こうしてみると、何が何だがよくわからないね。でも、
きれいだから、元旦にふさわしいかな、と掲載しました。

昨夜は紅白歌合戦をアタマからシッポまで見て、そういうの
は生まれて初めてだなあ。とっても楽しかったよ。
歌一曲のパワーがこんなにもあるんだ、と感動した。
一曲だから、2分とか、3分とかわずかなんだけどね。
中島美嘉の力を再認識。
青木功プロが出ていて、嬉しかった。

今朝はゆっくり起きて、年賀状を書いたり、
テレビを見たり。午後から来客があるので、それ以降、
本格的にお正月気分になっていくのだろうね。
楽しい!

今朝、だれかからメールが来ていて、珍しいなあ、と
思ってみたら、自分発行のポケビタだった。ひょお

 

2007年12月31日(月)
2008年ZONO男塾開講!!




ZONOこと倉園佳三(→)

と横浜・元町のオフィスで打ち合わせ。わしらに年末休みは
ないよん。

企画は、年明け早々、1月27日(日)と2月17日(日)に
開催する1-DAYセミナー&ワークショップ

     「男塾(おとこじゅく)」

入塾希望者が殺到することが見込まれるので、最初から、
二日日程を設けることにしました(内容は二日とも同じです)。
今回はベーシック(基礎)コースで、卒業すると「男塾仮免」が
もらえます。その後6月頃開催予定のアドバンス(上級)コース
を受講、成績優秀者に「男塾本免許」を認定、交付され、これで
立派な「男」になれます!

「男」としていますが、実は女性でもオトコマエな人がいるように、
男性性に限りません。むしろ女性にたくさん受講していただきたい、
とは企画・講師のZONOの言です。

テーマは「超しあわせに生きる」。

詳細・募集要項は、新年早々配信予定のSurfin'男塾専科号にて
ご案内します。どうぞお楽しみに。

写真は30日夜の元町。美しかった!

今年一年、お世話になりました。また来年、明日からもどうぞ
JOYWOWをご贔屓賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

こころからの感謝と、皆様にとって素晴らしい2008年となる
ことを祈念しつつ。

 

2007年12月30日(日)
bananeras!




ミッキーマウスと宅配ドライバーと箱根駅伝出場選手と
阪本の共通点は何か。

 大晦日も元旦も休まず、営業。

さて。

ホーケンが本文で触れている文献は可能な限り入手、
と29日の日記で書いたが、この『Bananeras』も
その一冊。タイトルになっている「bananera」とは、
ホンジュラスのバナナ農家で働く女性たちのこと。
彼女たちの取材を通じて、ラテンアメリカにおける
農業従事者の低賃金、不当な労働条件などを炙り出し
ている。スーパーで買う一本のバナナの背景には、
ホンジュラスで働くおばちゃんの汗と苦悩が横たわって
いるのだ。

英語で書かれているが、スペイン語もわかっていた
ほうが理解が深まるので、スペイン語辞書も購入
している。現在ぼくの手元には、このほかフランス語、
イタリア語もある。

著者ダナ・フランクは、カリフォルニア大学歴史学教授
で、反骨の人。実際、アメリカ人の大学教授がフィールド
ワークを地道に重ねてやる研究というのはケタ違いに
すごい。質が高品質なのだ。130ページ足らずの薄い
ペーパーバックだが、内容は濃く、重い。こういう仕事
に触れるたび、やる気が湧いてくるんだなあ。

 

2007年12月29日(土)
WALDEN




『Blessed Unrest』は環境問題をテーマにしている。
ホーケンは歴史を振り返りながら、地道に説き起こして
いく。その中で、ヘンリー・ソローの再評価がなされ
ていて、代表作『ウォールデン 森の生活』も触れ
ている。タイトルは知っていても読んだことのない
作品であり、ぼくはホーケンが言及している本は
可能な限り入手し、目を通すようにしているので
(翻訳に時間がかかる理由の一つだ)、何種類か
ある翻訳書を検討した結果、写真の小学館版、
今泉吉晴先生の手になる新訳にした。正解だった。

今泉先生は、本書を2年がかりで翻訳し、4年かけて
考証と推敲した由。都合あしかけ6年の作品である。
それだけの価値は充分すぎるほどあって、早くも
座右の書になった。

それにしても『ウォールデン 森の生活』の初版は1854年。
明治維新の14年前の書物であり、大統領はリンカーンより
2代前のピアース(って知らないよ)、南北戦争の7年も前
である。そんな時に、ソローは物質文明から距離を置くため、
ウォールデン池ほとりに小屋を建て、移り住んだわけである。
当時の物質文明とは基本的には農業を指している。

ホーケンは言う。

私に言わせれば、ソローの文章は、活動家の歩く
道先を照らす、優れた指針となるものである。


Exactly. I agree.

そういえば、ホノルルのど真ん中にあるぼくのお気に入り
のブックストアの名前が「WALDEN」だ。ぼくはこの書店で
Tom Peters師匠の本やらテープやら、一杯買っている。
ちょいとググッてみると、WALDENは84年にKマート、その後
94年、ボーダーズに買収されている。資本主義、やーねえ。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW