株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2007年12月07日(金)


SHIBUYAは文化です




葉山ホテル音羽ノ森でお茶&ミーティングというか、雑談。
彼は若き経営者。20代だが、渋谷で輸入ブランド品の
雑貨店をやっている。楽天、ヤフーにも出店していて、
いろんな話も聞け、有益だった。オーナーは彼のおじさんで、
52歳なのに「ギャル男(お)」、ここだけの話、リフトも
やっている(笑)。

石原都政は「渋谷センター街クリーン作戦」とも呼ぶべき
施策をやっているらしく、センター街のBGMが、全く
「らしくない」NHKみんなのうたみたいな曲が流れて、
みんなの気をダウンさせたり、女子高生と見るや、職質
して、これもまた気勢を削ぐのに懸命という。

あのねえ。ぼくは渋谷は好きじゃないけど、でも、センター街
のあの猥雑さ、女子高生のオバカさ加減が、日本文化の一つ
だと思うんだよ。ほんと、ハトをいじめたり、カラスをやっつけ
たり、築地を移転させちゃったり、オリンピックを誘致しよう
と時代錯誤したり、ロクなもんじゃないね。粋じゃないねぇ。

 

2007年12月06日(木)
YOKOHAMA MYSTERY

ニューグランド名物の階段を花嫁が上がっていった。
平日の夕方、しかも師走に結婚式とは・・・と思い
ながら、一応写真に撮った。
帰宅後、デジカメ画像をPCに取り込んでみると
写っているのは階段だけ、花嫁も、介添人も、ホテル
係員も、見学していたゲストたちも、人間は一人残らず
写っていなかった






















というのはウソで、現実にはこんな感じでした。


 

2007年12月05日(水)
ドラッカーの負の遺産




ドラッカーは経営学の神様扱いされているが、負の影響も
実は大きい。その一つが「民営化」だ。
民営化は無条件に善、という風潮があるが、大きな間違い
であって、たとえば日本郵政が今後4年半で24,000人を削減
する計画があると報道された(11/30付日経)。郵政サイドは
否定しているようだが、火のないところであって、おそらく
それに類した動きはあるのだろう。

目的が株式上場というのだから聞いてあきれる。株式上場と
いう仕組が24,000人の生活を否定するわけであり、これが
民営化の実際の姿であり、国民が小泉首相を圧倒的に支持
した結果なのである。現在、日本で民営化というと、既に
ビジネス社会では見直され始めている「利益第一」
「経営効率優先」「人よりシステム」という、手垢のついた
アナクロな経営手法を意味している。間違いである。

*写真は横浜、山下公園前の銀杏並木。美しいね。
 ある日銀杏が「民営化」されました。
 銀杏一本当たりの効率指標が課されることに。
 そして指標に到達できない銀杏は「削減」されました。
 夜はいよいよ冴えるのだ。

 

2007年12月04日(火)
東北新幹線・ネコ土地騒動・JOYWOW




盛岡駅ホームで撮った「はやて」と「こまち」(ひょっとすると
名前、記憶違いかも)のドッキングシーン。
ホームにはスーツを着た人しかいないので、まさか誰も
写真撮りに来ないだろう、と思っていたら、来るわくるわ、
鉄っちゃんはここでも健在なのであった。ちなみにぼくは
鉄ではござらん。

さて、猫のリフォーム騒動は続いていて、昨日一日降った雨
のためにせっかくの希釈竹酢液が流れてしまい、朝現場を確認
すると、しっかり砂が撒かれていて、その上に新鮮な猫の爪あと
があった。今朝未明の犯行と見られる。
こうなるともう、イタチごっこならぬネコごっこであり、
パレスチナ問題を、「たかだか土地という物質の取り合いで
戦争などするなんて、宗教が聞いてあきれる」と鼻で笑って
いたのだが、今回のネコ騒動も同様に土地問題であって、
人様のことは言えない。

ここは何とか話し合いで解決できぬものかと思案しているが、
打開策は見つからない。案山子(かかし)を立てる、ペット
ボトルを置くと良いらしいなど、アイデアは様々出るがいずれも
決定打に欠けるし、そもそも間違っていたり、する。

・・・と、実のところどうでもいいネコネタをここのところ
毎日書いているのは、日常が仕事で埋まっていて、守秘義務
もあり、うっかり書けないからである。

JOYWOWは2008年、大きく変わる。その経営決断をした途端、
人との出会いが増え、「引き寄せの法則」で磁力が働き、
面白い動きが始まっている。書きたいが、書けないのが
もどかしいっす。

 

2007年12月03日(月)
くっつけポール




ポール・マッカートニーの作曲法はかなりユニークで、
複数の曲がくっついて出来ている曲がある。
『バンド・オン・ザ・ラン』など、ウィングスの看板になる
曲なのに、3つの曲が何の脈絡もなくくっついている。
どんな曲も、サビやブリッジが構成要素になっているが、
「わざと」コード進行の文法を無視することによって
印象的な曲想を醸し出すことがある。でも、稀で、
ポールの曲のような「くっつけ感」は珍しい。
『ハロー・グッドバイ』も、最後のリフレインは
くっつけ感があるし、『ヘイ・ジュード』も
そうだ。

うつっちゃったのか、ジョージ・ハリスンの
『サムシング』も、サビはぼくにいわせればくっつけ
た感が強い。

でも、「あ。それ、アリなのね」ということで、
未完成の曲でも、残しておこう。あとでくっつけちゃえば
いいんだ。

*写真は賢治記念館までの道沿いにある看板(ブルー)。
ふくろうの絵が書いてあって上に矢印があり、
「只今留守中」とある。シャレなのか、本気なのか。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW