株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2007年11月09日(金)


出会いに感謝の一日




六本木ヒルズ、楽天さんへ。
社員用カフェテリアで無料(!!)のランチを食べつつ、
楽天大学学長・仲山進也さんと久しぶりにお話。
カフェテリアは朝食、ランチ、夕食(21:30まで)あり、
夕食のみが有料との由。それでも数百円という。

10年前Yahoo!!のカフェテリアに行ったことを思い出した。

楽天大学でオリジナルの講座を持つことになった。
カリキュラムもコンテンツもすべてオリジナルでOKとの由、
ありがたいお話だ。楽しみである。

夕方からは『先見経済』インタビューで同誌編集部にて
ガッツさんことプロ・アクティブ山口社長と。
ここでもワクワクする出会いがあり、充実した一日。
夜は、ガッツさんにチャイナをご馳走になった。
ガッツさん、おいしいお話とお料理を、ご馳走さまでした。
今日一日に、こころから感謝!!

*この日記は8日に早書きしています(9日は早朝から出かける
ため)

 

2007年11月08日(木)
Never-Ending Story




バリの横丁。ニワトリのコケコッコーが聞こえてくる。

今にNINTENDO DSで経営戦略や戦術を出してくれる
ソフトが発売されるのではないか。
「マーケットシェアの上げ方」とかね。

ところが、いくらソフト開発が発達しても永遠に
無理だろうと思われるのが、

  人

の問題だ。経営現場でいくらいい戦略戦術を策定しても、
実行する人が伴わなければ文字通り絵に描いた餅に
なってしまう。だから、人は経営にとって、never-ending
storyなんだね。

今日は六本木ヒルズ、その後市ヶ谷。

 

2007年11月07日(水)
傑作『なぜあのMRは顧客に好かれているのか』




池上文尋さん(→)

から

新刊『なぜあのMRは顧客に好かれているのか』(→)

を寄贈いただいた。早速読了。MRとは医療情報提供者であり、
世間でいうところの営業職である。情報提供者、情報でメシ
を食っている者という意味ではぼくも同じであり、どの
ページも知的刺激にあふれている。特に響いたのは同書
p.153-155。MR側からのドクター、薬局長、ナース、事務、
掃除のおばちゃんへのイメージと、逆側(ドクターたち側)
のMRへのイメージギャップが描かれている。

特に傑作なのは掃除のおばちゃんにとってMRは「掃除の邪魔者」
でしかない、という視点。思わずページに赤マルをつけてしまった。

本書はMRのみならず、情報で仕事をしている人(つまり現在の
職業人全員だ!)全員必読の本である。あまり知ることのでき
ない医療業界についての知識も得られ、お得です。

早速、池上さんにお礼メールを送る。いつも知的愉悦を
いただいて、感謝。

*写真はバリのセレモニー「ニュピ」の行進にばったり
出会って、車中から撮ったものです。この夜、バリでは
灯が外に漏れてはなりませぬ。魔物が家に入ってきます
ゆえ。

 

2007年11月06日(火)
最も雇用を生み出しているのは




小沢さんのニュースを耳にして思うことは、
日本の政治のことは、もうだれも理解しようとしないし、
理解できないだろう、というシンプルな結論だ。
まして、外国人にはまるで説明できない。
透明な論理がないからである。

そんな環境の中、いわゆる「世直し」は、社会へのインパクト
を持つ、ビジネスの世界に大きな期待をかけることができる。
大企業ではなく、規模を追わず、ほんもの(Genuine)を追求
している企業。プラス、いわゆるNGOなどの非営利団体だ。

90年代、ニューヨーク市内(NYC)の雇用率はわずかに4%
しか増えていない。
一方、NGOなどのいわゆる市民団体の同時期の雇用率は25%増加
している。
ジョンズ・ホプキンス・スタディによれば、先進国8カ国における
90年と95年の間の市民団体における雇用は2.5倍に増えていて、
実は企業よりも雇用を生み出している!

ということで、しばらく、社会企業家について研究することに
した。本のテーマにもなり得ると思っています。

*写真は、バリのヴィラ・スタッフ。早く会いたいなあ!!

 

2007年11月05日(月)
Juuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuump!!




ユニクロ・ジャンプ(→ 注意!音が鳴ります。画面左下の数字がカウント
されている間は画面が動きませんので待ってくださいね)


が面白い。マーケティング事例として、coolだと思う。
恐らく、顧客の購買意欲を喚起する、というより、
店舗スタッフのリクルーティングが最大の目的だろう。
流通業に限らず、日本における経営の重要課題の一つが、
リクルーティングになっている。つまり、商品の顧客ではなく
その商品を売る人に向けてマーケティングするのである。
経験知、暗黙知としてはあるものの、理論的には体系化
されていない。新しいマーケティング理論の可能性がある。

ジャンプを見ていると、飽きず、楽しい。ワクワクする。
是非音を出して、ご覧になってみてください。
昨日のウェディング・セレモニーで学んだことは、若い人
たちの底知れない可能性だ。
地球はまだまだ大丈夫である。
すべて若い人たちに任せれば、きっとうまくいく、
ジャンプを見ながら、そんなオプティミズムに浸る。

ところで、写真はバリの床屋さん。一切のやる気という
ものがさっぱりと感じられない、そういう意味で、
迫力満点の店であった。
こわいもの見たさに髪を刈ってもらおうかとも思った
というのは大ウソですごめんなさい(撮影中の
ぼくがウィンドウに写っています)。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW