椰子の実日記【JOYWOW】
2007年09月07日(金)
幼稚化した日本人
皆さん、ご一緒に。
1. 右腕(左でも可)のひじを脇につけます。 2. 手の平を前面に向けます。 3. 手の平を細かく左右に動かします。
はい。これはバイバイの姿勢です。
問題は、このバイバイをするのが、子どものいる 立派な大人の母親ということだ。 日本人は幼稚化しているが、子育てをしている 母親がこのような、女学生的しぐさを街中で平気で やって、それがおかしいとも思われない国は世界 広しといえど、日本だけである。
駅やバス停で子どもを放りっぱなしで携帯メールに 没頭している姿は哀しい。中身はもっと貧しくて 見ると泣きたくなるほどだろう。
「わたしわ」「こんばんわ」「どぅ?」
わたし「は」がWAとなって常用化してしまっている 幼稚さ。給食費や保育園保育料の未払い不払いは 幼稚化が理由だ。語彙も貧弱で、口を開けば 「いやされる〜」「カワイイ」「ていうか」 「へんくね?」(和訳:ヘンじゃないですか?)
ドラマ『菊次郎とさき』を見ればわかるように、 昭和30年代の大人は大人だった。だからたけしの ような世界的なアーティストが育ったのだろう。 塾や予備校にいくら行かせても、親がこの有様 では。
昨日の朝、ウェットスーツに身を包み、勇んで 海へ出かけるサーファーがいた。一昨日の夜から、 波浪警報が出されているにもかかわらず、否、 「出されているからこそ、いい波が来る」という ことで、海に出るのだろう。これも幼稚な思考 である。サーフィンするだけの馬力があるなら、 近隣の台風準備にその体力を使うなど、できる ことは山ほどあるはずだ。 また、海で遭難するのは身から出たサビで勝手だが、 救助隊とか警察とかの仕事を増やすことになる。 残った身内の人も大変である。要するに、迷惑 なのだ。そのへんの想像力がない。幼稚。
自殺者についても同様で、線路に飛び込んだら 通勤・通学の人たちが迷惑するし、電鉄会社の 人も仕事が増えるのである。マンションで飛び下り たら、そのマンションの住人はローンをかかえて 引っ越すわけにもいかないのに嫌な気分をこの先 ずっと持ち続けなければならない。 幼稚な想像力の欠如のおかげでみんなにとって迷惑 なのだ。年間3万人自殺しているということは、その 1人につき4人周辺関係者がいたとしても、12万人が 影に蔽われることになる。
「populism」という言葉があって、イデオロギーが 力を喪った今、政治家やパワーを持った大企業が 口当たりのいい言葉で大衆を扇動する意味に使われる。 幼稚化した日本人はpopulismにとって、赤子の手を ひねるよりた易い選挙民であり、顧客なのだろう。 それが郵政民営化選挙(2005年9月)の与党圧勝であり、 小泉人気を支えた。 相次ぐ大臣の失脚の裏にあるのは、「本当に大事な何か」 を隠すためのpopulismなのではないのか。
2007年09月06日(木)
焼酎を世界に
ルネサンス・プロジェクト(←)
中村鉄哉社長からどーーーーん、と荷物が届いた。 ルネサンス・プロジェクトは日本の焼酎文化を世界に 広めたい、というビジョンだ。
先日、某団体主催のぼくのワークショップ式セミナー にはるばる福岡から参加された中村社長。そのセミナーは、 会社が会員になっていて、「お前、行って来い」スタイル の上司命令でいやいやながら参加する受講者もいる、 ぬるい空気も漂うものなのだが、そして現実に、 「すみません、用があるので、これで失礼します」 と、夕方になると「お先に失礼」という主催者やぼくを ナメた受講生が二人発生するようなセミナーなのだが、 中村社長は違った。
手元のノートはぎっしりメモで真っ黒。 全身からやる気、吸収しまくるぞ! 学ぶぞ! というプラスの氣がビンビンに出ていた。 やはり自腹で参加する人は違う。
教材に使ったあるビデオをもう一度見て勉強したい、 との熱い希望があり、ビデオをお貸ししたところ、 その返却にあたって、焼酎、ワインなども一緒に どっさり送ってくださったのだ。
三井物産のプロジェクトからスピン・アウトした ベンチャーとのことだが、応援させていただこう! ありがとう!
2007年09月05日(水)
また相撲が何かしたのか
朝刊一面に出ている写真を見て、また相撲協会の だれかが記者会見でも開いたのかと思ったら 政治家だった。彼はぼくの住んでいる地区が選挙区 であり、今回の選挙では当然しっかり政策を検討 させていただき、そのあまりの貧しさに早々と ぼくの中では「落選」した人である。ブログを 持っているが、今回の騒動については一切コメント なし。要するに広報活動としてのブログなのだと わかる。
相撲の上層部といい、宗教家といい、政治家といい、 大企業の悪いことしてそうな経営者といい、 どうしてこう、顔が似てくるのだろう。
お金を動機に行動し、思考する癖がつくと、あんな 顔になるのだろうね。利己主義が顔になったら、 ああなる。
気をつけよう。
2007年09月04日(火)
われこそは・・・って、迷惑ですから
ここのところ、「訪問者」が続いている。
目に見えない、evilな人である。 どうやら戦国時代の武将のようで、たとえば家人に 悪夢を見せるときは、現代人の衣装・風俗にヨワい ため、非常にpoorなデザインの人形しか出現 させられない。
ついでなので・・・「あの世」では、意念によって すべてが造化される。イメージングである。 たとえば一緒に「研修」しているメンバー5人で 「せーの」という感じで、ゾウならゾウを イメージし、ある一点にフォーカスして、そこに ゾウを出現させるレッスンをするらしい。 ところが、慣れていなかったり、集中が途切れる と、全体バランスが悪かったり、ところどころが 石膏でできたかのようなゾウが出来てしまう ようだ。
昨夜も就寝前に家人が寒気を感じたという。 この寒気はオーラの外側にevilが取り付いた 場合に感じるもので(あくまで外側である。 内側にくると、それが憑依現象だ)、 風邪で熱があるときのような寒気とは 違う。あくまで自分の外部をササーーーッ、と 通り過ぎて行く寒気だ。
家人の耳に、どこからか「諏訪大明神」と聞こえた ので、「諏訪大明神!」とイメージすると、 evilは去っていったらしい。evil、コワかったのだろう。 このあたりからもジバクってしまった戦国武将 だとわかる。大河ドラマ『風林火山』を観ていて、 あれほどバッタバッタと死んでいたら、そして あの世リテラシーもなく死んでいたら、今もまだ ジバクっていてもちっとも不思議ではない、と 思う。
さて、皆さんも、同様のことがあったときのための 対処法を。
・部屋にお線香を焚きます。 ・植物を置きます。 ・波動を高めると寄って来れませんから、こころの 波動を高めます。プラスのことだけを考えるように します。マイナスや取り越し苦労は、なし。 ・寝る前にはパソコンに向わないようにします
以上でバッチリです。
2007年09月03日(月)
うんち探検隊、結成!
警告! 食事中の方は読まないでください
うんち探検隊が結成された。隊長はぼく、隊員はぼく一人 という、劇団ひとりならぬ、「うんちひとり」である。
というのも、聞いてください、近所の動物たちのうんち 被害が黙視できないくらい大きくなってきたんです。
まず、家の前の空きスペースをトイレにしている だれかがいる。毎朝元気に指二本分くらいの太さ、 15センチくらいの長さを3、4本、落としていく。 ビデオカメラを設置し、犯人をつきとめようかと 思ったのだが、その前に、対処しなければ、ハエ がたかるし、衛生上好ましくない。近所の愛犬家諸氏は マナーがしっかりしているので、まさか散歩の途中に 置いて行くことはないだろうし、野良犬君はいないので、 おそらくこれはねこたちのうちの一匹のしわざだろう。
余談だが、ビデオに自分が写っていたらコワいなあ。 夜中、無意識に玄関から出て行って、ズボンを下ろし、 パンツをずりさげ、事をなしているのである。 しかしその可能性は、家人にばっさり、否定された。
「あなたなら、あの量では済まない」そうか。
さて、何の話をしていたかというと、うんち探検隊 が結成された、という話であった。しかしここまでで 既にかなり書いてしまった。実は結成直後から目に も鮮やかな活躍が見られるのであるが、続きはまた、 今度。
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