株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2007年07月19日(木)


キユーピーの約束

昨日、今日の日付の日記を書いてしまったものだから、
(今日、ハングル版の『スロビ』『サーフィン』画像
を追加)
今日の分は明日の日付に書かなきゃいけなくなった。
前倒しの人生である。そういえば、今週の締め切り、
すべて前倒しで3本、納品終了。

えーっと、何が言いたかったかというと、そうそう、

キユーピー社長とCSR対談(→)

がウェブ上にアップされました、という報告です。

「キユーピーの約束」=ブランド=約束ですね。

 

2007年07月18日(水)
프롤로그_All you need is 기획心




実はこれを書いているのは17日なのだが、あまりに
衝撃だったので、明日の日付で書きます。

この本、何かというと、拙著『企画心』の
ハングル版なんです。

韓国のオンライン書店アラジン(→)

で売っているのをたまたま発見、びっくりした、という
わけ。だって、ぼく、知らないんだから。

面白いのは、上記アラジンサイトで、表紙の左上
にある著者名「사카모토 게이치」(阪本啓一)
をクリックすると、韓国で出版されている
他の作品(『マーケティングサーフィン』
『スローなビジネスに帰れ』)も見ることが
できる。

ココ(→クリック!)






一年ほど前、版元担当編集さんから翻訳の件は
聞いていて、版権その他についてはお任せで
いいですよ、と言っていたのだけど、そのまま
なしのつぶてだった。年末にどうなってますか、
と編集者に聞いたら「さあ・・・」という感じ。

それが、なぜか、今日はぼくの霊力が働いたん
ですね。Googleを奥深く体験していたら、発見
したというわけです。編集者に現在、問い合わせ
中で、念のためにお断りしておきますが、ぼくは
全然怒ったりなんかしていなくて、この事態を
楽しんでいます。だって、知らない間にだれかが
ハングルに翻訳してくれて(同じ翻訳家として、
翻訳の苦労を知っているので、敬意を表します)、
そして、既に誰か読者が買ってくれて、アラジンで
読者レビューをしてくれている。

不思議だ。

 

2007年07月17日(火)
Plastic(ニセモノ)

地震や台風被害で大変な目に遭っておられるかた
(こころからお見舞い申し上げます)

がいる一方、

アニヤ・ハインドマーチの「エコ」バッグ
を手に入れるため、前日午後から並び、深夜3時には店の
屋上に移動、前に並んだ浮浪者(転売目的でホームレス
が並ぶことがあるらしい)の臭気に吐き気を覚え、
横入りするおばさんに怒り、それで結局買えた・
買えなかったとブログに書いてそれぞれの感想を
述べ合うという

声に出して読みたい勘違いたち

の存在にぼくの胸はざらついている。

これを書いている現在、ヤフオクでは最高25,500円の値が
ついている。大阪弁で一言。「アホちゃうか」。
家にあるバッグ使えばええやん。わざわざ買わなくても。

I'm not a Plastic Bag

のコピーを借りるなら、ロンドン、香港、台湾なども含め、
この狂騒ぶりを一言でいうなら、まさに

      Plastic

そのものだ。オックスフォード現代英英辞典の定義によると

(disapproving) that seems artificial; false; not real or sincere

つまり、「誠意のないウソっぱち」。

ぼくの「恋人」森行生さんの2000年の名言に

「インターネットで儲けようとするなら、インターネットで
儲けようとしている人を相手に商売したら確実に儲かる」

というのがある。これをぼくは「森の法則」と呼んでいる
のだが、森の法則から敷衍した法則があって、それは、

「変化が起こる時、その変化を商機にして儲けようとしている人を相手に商売すれば確実に儲かる」

というものだ。エコや地球環境を考えるenvironmentalism
が「ブーム」であるなら、その「変化」に乗じることが
商機となるのだろう。気に食わないね。

 

2007年07月16日(月)
風に吹かれて波乗りゴッキー

朝型のぼくにとって、寝る直前はようやくベッドに
行ける、という至福のゆるゆるタイムである。
昨夜も、書き下ろし脱稿という一つの区切りを
越えた安堵感と共に、だらーーーっ、と階段を
上がったのである。あとは寝るだけ。なんという
甘美な響きなんだろう。ト、

「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

という家人の叫び。こういうときの理由ははっきり
していて、オバケが出ても彼女はここまで叫ばない。
おそらくゴキブリだろうと思って家人の部屋に入ると
パソコンの前で沈思黙考しているゴッキー君がいた。

「落ち着いて。そのままで(ゴッキーの動きを)
見ていて」

「あとは寝るだけ」おやじから「湾岸特別救助隊」
へと変身したぼくは上がったばかりの階段をまた
逆戻り、「氷殺」が謳い文句の殺虫スプレーを
持ってきた。ところが、この、零下40℃の冷却空間を
人為的に作り出して殺す、というスプレー、あまり
アテにならんのである。

既にガレージで試していて、そこではっきりしたのは
「他地区はわからないが少なくとも葉山の元気な蚊には
効かない」というトホホな結果であった。

ゴッキーではどうか。

スプレーすると、猛烈なジェット空気がゴッキーに襲いかかる。
ところが、風圧が強いため、ゴッキーはまるでサーフィン
するように、その風に乗ってしまうのである。
殺虫成分が入っていないので、ゴッキーも戸惑っている。

「はぁ?」

という感じ。

代々引き継がれた「殺虫成分に対する傾向と対策」が
効かず、ゴッキーとしても拍子抜けの様子だ。

スプレーshyuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu
ひょい、と、風に乗る

スプレーshyuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuu
のってけのってけのってけサーフィン(古)

ということで、風に吹かれて波乗りゴッキーはとっても
元気なのであった。

ラチがあかないので、ゴッキーが油断しているところを
ぼくが紙でくるんで、つかまえ、終わり。

通常なら庭に逃がしてやるところを、もう、眠いのと
面倒臭かったので、ゴミ袋に入れ、口をしっかり結んで
おいた。

朝そのゴミ袋を生ゴミの日なので出そうとしたら、
昨夜の波乗りゴッキーは元気にピンピンしていて、
袋越しにぼくを見て挑戦的な視線を投げた。

 

2007年07月15日(日)
初セミ! 脱稿! バンザイ!

理由はわからないのだが午後3時前現在、葉山は
青空が出ている。台風はどこかへ去ったのか?
ついさっき来てくれたヤマトの担当おにいさんが
「台風、去ったんですかね? 雨、降りますかね?」
とぼくをお天気キャスターと勘違いしているかの
ような質問攻めをしていたが、まさにそんな質問を
したくなるほどの真夏空だ。
セミまで鳴き出した。セミは先週那覇で耳にしたが
葉山では今年初である。

部屋に避難させていた鉢植のブーゲンビリアを
窓の外の花壇に出してやり、パキ天ことパキラ
も窓際に出してお日さまに当ててあげた。




昨日にひきつづき、書き下ろし原稿執筆。

ん? ひょっとして終わった?

この日記を書いたらもう一度全体を見直して、
編集部に納品しよう。すると・・・バンザイ、
脱稿だ。8月末が締め切りなので、かなり早め、
何と47日余裕を持って納品。
まだ今週は締め切りが二つ残っているが、
「夏休みの宿題」を早めに済ませた気分。
やったーーー!!

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW