株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2007年06月30日(土)


地球に笑顔を

「娘に地球を残したい」

M社長がEM商品を中心としたネットショップを
創業した動機だ。
「地球に笑顔」という願いをこめ、
社名は「笑顔生産場」、ショップ名を「EM家族」
とした。

『EM家族』(→ココ)

雑誌『オルタナ』(→)でパタゴニア創業者イヴォン・
シュイナードの活動に触れ、共感、自分も売上高の
1%を寄付することにした。

寄付先は、「親の虐待など、ゆがんだ家庭環境で
家を出なければならなくなった子どもたちをサポート
するグループ」。孤児院もその中に入るが、重要なこと
は、グループの責任者・経営者がまっとうな哲学を
持っていて、寄付金を正当に使ってくれるかどうか。
入念にチェックした上で、寄付先を決める。

「地球の未来を作る子どもたちが満足に育たないこと
こそ、ゆゆしき問題」
「笑顔生産場で得た利益でまた一つ笑顔が生まれたら、
こんないいことはないです」社長の笑顔も爽やかだ。

商品購入のために自分が支払った代金の1%が恵まれない
子どもたちのために使われる。


笑顔生産場「EM家族」の顧客の購買動機にもなるはずだ。
このような企業のありかた、哲学こそが、
新しいビジネス世界における企業理念なのだろうね。

 

2007年06月29日(金)
オリジナル・カラー・メソッド完成!

wakaのオリジナル・カラー・メソッドが完成!
プレゼンテーションを聞きながら、よくここまで
来たと、涙、涙。

これまでのwakaの道のりを知っているだけに、
余計に、胸を突き上げてくるもの、多し。

「今すぐにでも、自分が受けたい!」

そう思う、素晴らしい出来のメソッドだ。
wakaが自分の人生を深堀りし、痛みを感じ、
どろどろの中を歩いて、ようやっと到着した
成果。wakaに感謝。

大切に、大切に、育てていこう、と思う。

 

2007年06月28日(木)
あったりまえが通用しない世界

本の締め切りがあり、コンサルティングがあり、
花火大会があり、昼寝もしなければならないので、
時間が圧倒的に不足しているため、メルマガ(Surfin'、
楽ちん)になかなかたどり着けない。このままいくと
いつまでも発行できないので、この日記の中で、
マーケティング関係のものはSurfin'へ、
生活・ゆるみ関係のものは楽ちんへ
転載することにします。ダブって読んでしまう
人もいらっしゃるかと思いますが、そこはお許し
ください。

Surfin'、今年で12年目なんだけど、やはり久しぶりに
書くとなると「論文」になってしまい、「論文」を
書こうとすると構えてしまって、却って読者に迷惑(笑)
をかけます。サクッと書くようにします。

ということで、今日はマーケティングネタ。

米国のヨガのブームが衰えるところを知らず、
むしろ絶好調で、年間30億ドルビジネスに成長
した由。話はここから。
さすが米国、と思うのは、そのヨガで、著作権獲得や
特許申請が相次いでいるらしい。
米特許商標庁によれば、2007年4月までに認可した
ヨガに関する知的所有権は、著作権が150、ヨガ器具特許
が134、登録商標が2,315件にのぼる。

   アホちゃうか。

へたにヨガのポーズをとると、pipipi、と笛を
吹かれ、「ちょっとそこのキミ、そのポーズは
わしが権利を有するものである。よって、一回
につき10ドル払ってくれたまえ。You know」
と言われかねない。

違うだろう、と言いたい。

知的所有権は重要だ。しかし、行き過ぎはヤボであり、
ヨガに群がるこの有象無象をただ笑ってばかりいられ
ないのである。以前この日記でも書いたが、
「****はキャッチボール」というフレーズ
を登録して、所有権を主張しているコンサルタントが
いるらしい。そのまま書くと訴訟されそうなので
書かないが、そういう、日常会話に出てきそうな
何の変哲もないフレーズまで登録で押さえてしまっては
知が飛翔しないと思うのだがどうだろう。

当然のことだが、ヨガの行者からは「ヨガのポーズ
などは万人が共有できるものなんだから、著作権
などないはず」という声が上がっていて、あったりまえ
だと思う。この、「あったりまえ」が通用しなくなった
世界って、どこかおかしくなくね?(と、若者ぶった
ものの言い方をする(笑))

*参考 WEDGE、2007年7月号(VOL.19 NO.7)p.33

 

2007年06月27日(水)
彼女が持ってきたスイカのことをNENGUと言います

友人が貸してくれた

DVD『日本の形』(→)

ランチタイムに、「ながら観」をした。

もう、大傑作!

外国人に、日本の謎について解説する、という設定
のビデオだ。

じっくり観ることができたのは『お盆休み』。
夏に日本人が熱狂する高校生の野球大会があって、
それは「caution」という。
「甲子園」が、外国人には「caution」と聞こえる
のだ。

一番の謎とされているのが、「そうめん流し」。
なぜ、あのようにヌードルを流して食べなければ
ならないのか。

「日本人はこの季節、野菜を虐待します」

と、スイカ割りが紹介される。

帰省して、ふるさとの両親へのお土産が、
「油」「酒」「ハム」「現金」(笑)。

もう、爆笑に次ぐ爆笑。

全編を観るのが楽しみだ。ラーメンズはマックの
CMでそのセンスの良さに惚れていたが、またもや
惚れ直した。友人に感謝!!
ぼくの好みをよく知ってくれている、その事実にも
大きな感謝!

 

2007年06月26日(火)
執筆三昧

庭に大きな木がある。正確に言うと、裏の家の木なのだが、
拙宅の木の葉っぱと重なり合っていて、まあそこは一緒
みたいなものだ。二階の書斎の窓位置より高いから、
おそらく10メートルくらいの高さがあるんだろう。
その葉っぱに雀がやってきて、ぴよぴよぴよぴよ
ちゅんちゅんちゅんちゅんと元気に啼く。
右耳で聞きながらキィボードを叩く。叩く。叩く。

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その頃は日課として小説を書いている時分であった。
飯と飯の間は大抵机に向って筆を握っていた。
静かな時は自分で紙の上を走るペンの音を聞く事が
出来た。
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小学生時代から愛読している漱石『文鳥』一節である。
同じような状態で仕事のできているキャリア環境に
感謝。

『ぷらっと』脱稿、納品。
『オルタナ』ブランド論、朱が入って返送。
 即座に改稿、納品。
録画しておいたNHKスペシャルを観て、考察。
その結果、執筆中の書き下ろしのリーダー論を大幅に
路線変更を決意。早速書き始める。
ほか。
静かな一日。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW