株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
椰子の実日記 INDEXPASTwill

2007年06月15日(金)


加速するほど猫ひるね




滞在していたホテルの窓からの景色。チャペルが美しい。
夏の声をきいたら、急速に、ほんと、加速がついたように
忙しくなってきた。どうしてだろう。
夏の間は、海の家で二ヶ月、ぼーーーーーーーーーーっ、
としているのが理想なのだが、どうも今年はそうはいかない
みたいである。

急な沖縄行きが入ったり、
新しい仕事が入ったり、
本の原稿が進まなかったり、

そういうときは、庭で寝ている猫と一緒に昼寝を
するに限るのである。にゃあ。

 

2007年06月14日(木)
マサラ・パフォーマンス




小田原の、とってもおいしいカレー屋さん。

中野裕弓さん(→)

に教えていただいたお店です。
今日もおいしかった! クライアントさんとろみさんと
一緒に最高の夕食を楽しみました。

写真は、食後のマサラティーを淹れてくれているところ。
お湯を沸かすところから、マサラティができるまで、
全工程を目の前で見せてくれるパフォーマンス。
お茶のカーブがすごいよね。

 

2007年06月13日(水)
ヘリから降り立つ1.0男




滞在中ホテルの芝生で仕事のミーティングをしていたら、
突然、舞い降りてきたヘリ。

その時ぼくはちょうどこの向こうテニスコート横トイレ
にいたのだが、ばらばらばらばらばらばらばらばらばら
の急降下轟音にひょっとすると墜落するのかもしれない
とは思ったものの、既に発射中だったので身動きもならず、
ままよ、と思って出てみたら目の前にヘリが止まっていた。

中から出てきたのは中年男性。出迎えはホテル支配人。

どういう風にすれば、ヘリで移動しなければならんほど
時間が足りなくなるのか、その仕事の出来なさぶりに
感心する。本人は威張っているのだろうが、周囲は
みな、リゾート地にいる人たちである。気の毒に、
と思うばかり。ヘリのパイロットと関係者が
「お騒がせしてすみません」と詫びてくださったので
気持ちよかった。支配人は知らん顔で、空から舞い降りた
投資家にしか意識が行っていなかった。

投資家といえば、夜、ニュースでこれもまた仕事の
できなさそうな男が「日本の経営者をeducateしに
来た。日本の会社は閉鎖的で、外国なら違法行為だ」
とえらそうにしていたが、何様。

そういうやつはおしりぺんぺんして、海に放り出して
やればいい。われらがブルドッグソース、大好きな
黒ラベルは、守るのだ。

ヘリ男といい、小太り男といい、いずれも前近代的な
ビジネス1.0の世界に住んでいる。
出来るビジネスマンはビジネス2.0に移行していると
いうのに。

 

2007年06月11日(月)
空気のいいところにいます

今日からホテルにカンヅメ。
木曜日まで、日記はお休みします!

 

2007年06月10日(日)
naive(ナイーブ=批判能力を持たぬほど無知)

海を見ながら思うこと。

現代日本には二つの重要なテーマについてのリテラシーが
決定的に不足している。

第一に、スピリチュアル・リテラシー(あの世リテラシー)
第二に、environmental(環境)リテラシー。

第一に関していうなら、例えば金スマでシンガーソング
ライター中村中を紹介するとき、「性同一性障害」を
「精神疾患」としていた。
テレビでそう言われたらだれもが「病気なんだ。
不治の病なんだね」というとらえ方をする。

しかし、中村中のキャリアから学ぶべきものは
もっと深く、広い。

spiritが、bodyは男性でありながらspiritは女性である
ことをわざわざ選んで生まれてきた、即ち、それによる
現世的なトラブルを魂の磨き砂として選んだ、という点
をしっかり見据えなければならない。病気でも何でも
ない。

だから、本人にとっての「障害」や「つらい出来事」
はすべてプラスの意味で学びなのであり、だからこそ、
中村中のあの素晴らしい曲と歌詞が生まれてくる、
感動をもらえる、のである。
ぼくは性同一性障害ではないので中村中自身の苦悩や
苦労は想像するしかないが、学び、感謝することは
できる。障害者なんだね、かわいそうね、苦労したね、
と涙することでは本質には到達できないのである。

第二に、環境リテラシーだが、すぐにエコテクノロジー
の話になる。しかしそれだけではなく、生活排水、経皮毒
の問題などについてのしっかりした知識をもつことが、
そのまま自分自身や家族の健康につながっていることを
だれも教えていない。気づいた人が自分で勉強するしか
ないのが現状だ。

風が強くなってきた。雷もきそうだ。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW