株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2006年01月16日(月)


independent

JOY LEADERSHIPセミナーのマニフェスト内に
「自律・自立」がある。independentな働きかた、
ひいては生き方、を考えることを目的にしているが、
本当に難しいと思う。なぜなら、働くということは、
世界とのコンテキストを結ぶということであり、
それは畢竟、どこかのだれか(クライアントであり、
仲間であり)との関係性の中でコンテキストを
作る、ということなのだから。

田んぼの真ん中に立つ案山子(かかし)のような
わけにはいかない。いま、こう書きながら連想
したのは『ハウルの動く城』に出てくる案山子だ。
ぼくが書いているテーマとの関連性を即座に言語化
することはできないが、彼にしたところで、ただ
突っ立っていればいいというものではないから
ピョンピョン飛んでストーリーの中に入り込んで
きたのだろう。

そう、人は何らかのストーリーの中に入らなければ
働けないし、さらには生きてはいけない。

でも、

特許屋こと西川さん(→クリック!)

が楽天のブログの中で言っているように、
「だれかの用意してくれた場所で活動する危険性」
とも隣り合わせなのだ。たとえばSNSの場、
たとえばブログの場。いつ自分以外の都合で廃止に
なるやもしれないのである。

そして、その、「自分以外の都合」が見えづらく、
予測しづらく、複雑な顔をしているのが、
現代の一つの貌なのだ。
だからこそ、余計に、「independent」を志向し、
正面から向き合わなければならないのだろうね。

 

2006年01月15日(日)
無力な生物として

丸山健二に凝っている。

ぼくは最近の作品『貝の帆』『生きるなんて』で
知った。そして今日、学問所に行く道すがら
たまたま立ち寄った書店で『荒野の庭』に出会い、
たちまち丸山ワールドに引寄せられた。

氏は23歳で芥川賞受賞、25歳で長野県に移住、
以降、文壇とは一線を画して活動を続けている。

氏が常に訴えることは、「あたまでっかちになるな」
ということである。使い古された言葉なので、氏の
意図を正しくは伝え切れていないと思う。よってご本人
の言葉をそのまま引用する。

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所詮は道具でしかない言葉。
それを信じ過ぎることは
甚だ危険なことである。
傲慢であるばかりではなく、
精神の衰退を招きかねない。
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(『荒野の庭』より)

人間は「確からしさ」を高めようと努力し、科学を
追究しつづけてきた。「確定」は常に「不確定」の
上に置いた。しかし、雪がここまで積もると、
だれが予想できただろうか。雪害を予測なんて、
だれもできない。そこにあるのは無力な一個の
生き物としての人間だけだ。

雪の被害に胸を痛めているこの時期、丸山健二
を平らなこころで読むことは、非常に意義深い
ことだと信じている。世界との関わりの中で、
何ができて、何ができないかを見極めるためにも。

 

2006年01月14日(土)
荒れる天

学問所で新年最初のセミナーJOY LEADERSHIP。

今日気づいたのだが、学問所のセミナーで雨
という日はとても珍しい。傘立てを使ったのは
学問所開設以来3年になるが3、4回ではないか。
今日はその珍しい一日だった。

講義中、地震にも遭った。
終了後、駅に向かっていたらすごい雨と雷。
帰宅後も空がピカピカ光るので、恐ろしくなり
非常用リュックサックを玄関に出したほどだ。

雪といい、自然の恐ろしさをあらためて思い知る。
今日の講義内でも話したけれど、僕たち人間が
学問や科学を通して追究してきた「確からしさ」
なんて、ほんのちっぽけなものなのだろう。

自然の前に生き物としての人間は、ほんと、
小さいものだよね。

 

2006年01月13日(金)
手元に残ったのは

電球が切れた。

近所のスーパーに買いに行った。
入口でぼくの大好きなカップヌードルとシーフード
ヌードルが特売になっていた。ついでなので、一個ずつ
買った。
電球、ちょっと何かが違う気がしたが、まあ、形が
丸いのだから使えるだろうと、レジに持っていった。

帰って、電球を差し込もうとしたら入らない。
よーく見ると、仕様が微妙に違っていた。
「110V60W」を買うべきが、「100V54W」を買っていた。

製品包装紙に「54Wで60Wの明るさ!」と謳っているから、
なんだかお得な気がしたのだがそーゆー話ではなかった
のだ。相手は電球だ。いくら丸くても、話は丸くまとまら
ないのだ。

仕方ないので、レシート持って返しに行った。
320円、こころよく返金してくれた。スーパーには、欲しい
電球はなかった。電気店は歩いて30分もかかるので、
今日はあきらめた。

帰ったら、ぼくの手元にはカップヌードルとシーフード
ヌードルだけが残った。2個。なんだかカフカ的不条理が
あって、こういう出来事、けっこう好きである。

 

2006年01月12日(木)
私物化の達人、しんのすけさんに会いに行く




JALにて松山しんのすけさん(→クリック!)とInvisible Talk。

天王洲アイル駅前の立派なビルの一階吹き抜けのこの
空間がいい。Bスクエアでライブできないものか、と
しんのすけさんにオファしたら、即座にOKをいただいた。
「Back in the USSR」とか、飛行機のサウンドを使いながら
やると面白そうだ。

トークは非常に面白く、かつ勉強になった。
テーマは「会社を私物化する」。
今週末のJOY LEADERSHIPセミナーでその一部を披露しようと
思う。特に大企業の受講生にはヒントになると思う。

「会社を私物化」といっても誤解なきように。
しんのすけさんが実行しているのは旧来の組織に新しい息吹
を吹き込み、みんながより活き活きとJOYを感じながら働ける
ようにする活動だ。これは大組織に属している人の、
新しいポジティブなワークスタイルだと思う。決して会社
のお金を私用に使うとかいうケチな次元の話ではないです。

ジェイカレッジ(→クリック!)講師も引き受けた。今から言っておきます。
5月24日19時開始、21時終了です。予約はお早めに。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW