椰子の実日記【JOYWOW】
2005年10月23日(日)
ブランドヲタク
世界各国の傑作CMを集めたDVDを入手。米ドルで90ドル 程度だから、安いものである。 全部見ると400時間くらいかかるので、まずは第一巻 を観たのだが、これが家にいながら世界旅行をしている 気分にさせてくれる傑作体験となった。
CMは要するに、視聴者に向かって自分の製品・サービスを 買ってちょうだい、とお願いするものである。 ただし、ストレートの直球勝負するのか、ナックルを 投げるかは、企画者の意図による。そして、やはりお国それ ぞれの国民感情を逆なでするようなニュアンスは避けるのが 普通だ。ということは、ぼくの神経を逆なでするCMは、 それが放映された国では「まあ、いいでしょう」という OKゾーン内にある、ということである。文化の違いだ。 この文化の差異が面白いのである。
アメリカは日本と同じなので、手の内が読める。というか、 アメリカのCMはだいたいがナイキなので、日本でも観た ことのあるものが多い。
わからないのがスウェーデン、ニュージーランド、フランス、 ベルギーだ。イスラエルやフィンランド、オランダはまだ 何とか理解の範疇にある。
こういうことをやっていると時を忘れる。ベルギーにおける ブランドと日本のそれは同じか。同じとすればそれは 何を象徴しているのか。
もともと学問所セミナーBrand! Brand! Brand!のために入手 したDVDなのだが、つくづく自分はブランドヲタクだなあ、 と思う。
2005年10月22日(土)
メディアの死とストリートライブ
amazing bookstore imagine(→クリック!)
で購入した『ご臨終メディア』。傑作である。 この日記をお読みの皆さん、すぐにお買い求めください。
先日バリから帰国して異和感を覚えたのは、 TBSと楽天問題一色だったことだ。 村上ファンドの阪神も大きく報じられている。 報じるのはいい。しかし、TBSにしても阪神に しても、本質の問題の立て方ができていないので、 退屈なのだ。まるで学生の新聞ごっこ、マスコミごっこ のレベル。TBSであろうと、阪神であろうと、これを 機会に論じるべきは「会社はだれのものか」の話 であり、さらにはCSRの議論まで敷衍可能なトピック のはずだ。日本のマスメディアは機能を果たさなく なってしまっていると思っていたところに『ご臨終 メディア』(集英社新書)。必読書だ。
Bスクエアのリハを終え、横浜YAMAHAに立ち寄った 帰り、駅前でストリートライブをやっていた。

暗い画像だが、このほうが雰囲気が出る。 ライブを立ち見しながらぼくは
「若いうちはどんどんやろう。 いまは苦しいこともあるかもしれないけれど、 それが若さの特権さ。おじさんも若い頃に今戻れたら、 君たちみたいにやりたいよ。応援するから、がんばって」
とは一切思わない。思ったのは、「わしもやりたい」である。 Surfin'10周年パーティが終わったら、ストリートライブを 決行することに決めた。もう、だれにもわしを止められん!
2005年10月21日(金)
Culture Resort

いまじん戸田店(→クリック!)
で買ったソフトたち。これでもセーブしたくらいであって、 できれば店内に住みたい気分だった。 カバーつきの本があるが、そのカバーは以前ここでも 一度触れた、「ジャケ・コレ」、即ち、顧客参加の ブックカバーデザイン作品だ。レジで好みのブックカバーを 選べる。
いまじんが売っているのは、本やCD、ゲームなどの ソフトウェアだが、提供している価値は、「カルチャー・ リゾート」であり、生活者・顧客のQOL向上にお役立ちできる セレクション(目利き)だ。
洋書やデザインの棚に行ってみてほしい。あるいは、伝統芸能 でもいい、教育でもいい、自分の関心の高い分野の書棚に 行くと、「あ。センスあるな」とついニヤリ、としてしまう はずだ。
「量ではなく質」「デザイン重視」「五感に訴える店内空気」
そして、これまでの書店業界でだれも手をつけていない白紙に 火をつけた。それは、「人」。
人の戦略構築のため、東京ディズニーランドまで研究に出かけた。 レストラン「カシータ」で食事した。
オープン前1週間、ロールプレイを中心とする人材研修を重ねた。 社長自らビジョンを語り、プレゼン資料で勉強してもらった。 いずれも対象はパート・アルバイトスタッフである。 オープン前にじっくりたっぷり時間をかけた。
JR名古屋駅から高速使えばほんの10分で行ける。 本好き、アート好きの人は、必見。
2005年10月20日(木)
いまじん戸田店オープン!
いまじん戸田店(→クリック!)
プレオープンの日。
一年かけてプロジェクトメンバー皆さんと力を 合わせて迎えた開店日だ。やはり早朝から目がばっちり 覚めてしまった。
一階のスーパーバローの開店前には建物をぐるりと囲む 行列。待ち受けるショッピングカート群。 大型小売店開店前のインサイドにいるワクワク。ドキドキ。
およそ8時間、店頭に立ってしまったのはよほど興奮 していたからだろう。
本に囲まれる幸せとは、こういうことを言う。 持って帰ることを考えず、一杯買ってしまった。 (明日につづく)
2005年10月19日(水)
飽きる
バリへのエアーは
ガルーダ・インドネシア航空(→クリック!)
を利用した。プレミアム・エコノミーという、面白そうな クラスがあったので、それにした。ビジネスクラスのつもり だったのだが、実際は、席はビジネスクラスの広さだけれど、 めしとかサービスはエコノミークラス、という不思議な 設定だった。
不思議といえば、椅子が、どうやらよその飛行機から もらってきたものらしく、どうもどこかで見たことが あるなあ、と思ったらANAのビジネスクラスの席と 多分一緒なのである。違うのは、肘掛の下のパネルが すべて「死んで」いて、照明はつかないわ、ヘッドホンを さしこんでも聞こえないわ、しっかりと壊れていること である。
しかし、そんなことをバリ人の客室乗務員に言ったところで どうなるものでもないことをみんな知っているので、 運がなかった、とあきらめるのである(笑)。
客室乗務員といえば、面白かったのは、「すぐに飽きる」 ことであった。機内アナウンスも、し始めたと思ったら、 話の途中でふ と切れてしまう。 途切れると人間、気になるもので、まだか、まだか、と 思っているのだが、結局、「飽きて、やめた」のであった。
到着前、「乗務員がヘッドホンを回収に参ります」と 言っているものの、来ない。もう、その頃は仕事そのものに 飽きているのである。
バリ人のこういうところが、ぼくはとても好きだ。
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