椰子の実日記【JOYWOW】
2005年03月24日(木)
ジャンカラ

三年ぶりくらいで法善寺横町に行く。 食事を済ませて店を出ると、目の前に通称「ジャンカラ」 ジャンボカラオケ広場があった。
「東京でもあるんすかあ?」と聞かれたが、覚えがない。 何しろ、価格が破壊的である。さすが大阪、と思う。 飲み放題、歌い放題でこの価格だ。 こういう元気印を見ると、「おお。大阪はええなあ。 がんばってるなあ」と思って、嬉しくなる。
一泊して明日は東京へとんぼ帰り。忙しさに花粉症が どこかへ飛んでいってしまった。
2005年03月23日(水)
嬉しいサプライズ!
学問所で仕事を終え、駅改札に着いたところで傘を たたんでいたら、ポン、と肩を叩かれた。振り返ると そこに旭化成同期の遠藤君が笑って立っている。 彼の自宅がこの近所だということは知っていたが、 実は独立後顔を合わせるのは初めてである。
駅前の喫茶店に入り、話し始めたが、お互い、見た目は どこから切っても中年のおっさんなんだけど、中身は いきなり20代前半の新人時代に戻っている。
つい先週、雑誌『プレジデント』4.4号で同じく同期の 川口君がネオマフォーム営業部隊リーダーとして記事に なっているのを読んだところだ。そして、同期のみんな と会いたいなあ、と思っていたので、びっくり した。嬉しかった。本当に嬉しかった。
遠藤君とは、1981年4月、建材に配属されたときから最初 の赴任先大阪ヘーベルまですべて同じである。ずっと 一緒だった。彼が関西学院アメリカンフットボール部 出身ということもあり、甲子園ボウルでも声を嗄らした 仲間だ。また、彼はトラッドの先生だった。 テイジン・メンズ・ショップでどんなネクタイがいいかと か、おしゃれはベルトや靴でするもんだ、とか、 一杯教えてもらった。尼崎の貧乏学生出身のぼくに とって、新入社員の最初の三年間は私学の大学の キャンパスだった。
独立した直後は気持に余裕がなく、とにかく奮闘の 毎日で、同期のみんなと会ったとしても、一体どんな 顔をすればいいのか、自分の立ち位置がわからなかった のが正直な気持。だから、これまでマトモに誰とも 会ってない。
これはニューヨークにいたから、とか、 いうものとは全く次元の違う話なのである。 うまく言語化できないのだけれど。
でも、いまなら、会える。会いたい。 気持が直球になっている。
遠藤君と携帯番号の交換をし、これからは 頻繁に連絡を取り合おうと約束した。
学問所隣のテニスコート、彼は休日、しょっちゅう 行っている由。うーむ。わからないものだなあ。
嬉しいサプライズだった!
2005年03月22日(火)
凸凹猛獣狩
電線ネット(PLC)の研究をしている中で、どうしても 外せない研究対象が廉価版DVDだった。そこでキオスクにて 一つ、買ってみた。アボットとコステロの凸凹コンビの 古典『凸凹猛獣狩』(1949年作品)。380円。 中を開くとよく入っている解説書などは、ない。 しかし、解説書の中に書かれている作品紹介や キャスト・スタッフについての説明はDVD本体の 中に入っているので充分である。 画質も、ばっちりだ。
その上、内容も抜群に面白い。
これはもうけものだ。 昔のアメリカ映画のもつ、品のいいギャグが 満載されていて、嬉しい。 フランキー堺、クレイジー・キャッツ、ドリフたちが 模範にしたであろうギャグがあちこちに散りばめられ ており、昔のアメリカ映画なのに、昭和の日本のギャグ を振り返ることができた。『シャボン玉ホリデー』の ノリなのである。
とってもハッピーな気持ちになった。 さて、次は何を観ようか。
2005年03月21日(月)
禅は、いつでも自然とともにあった

庭の桜が満開である。時期として早いのか、遅いのか、 わからない。最近のご時世は理解を超えているからだ。
野々村馨『食う寝る坐る永平寺修行記』読了。 昨秋以来永平寺に凝っていて、ずっと丁寧に読みついで きた本だ。著者はぼくの一つ年下。デザイン事務所に 勤務するが、30歳の時、突然出家し、永平寺の門を叩く。 壮絶な修行が始まる。
廻廊を 登るにつれて 紅葉濃し 虚子
紅葉の季節に訪れた体験から、この句の意味がとても よくわかる。雪の永平寺が最も美しいとは、地元の方の 意見だが、とうとう今年は行けずじまいだった。
2005年03月20日(日)
見た目で決まる
84年から2000年まで花粉症だったのだが、ニューヨークに 渡り、生活習慣が変わった途端、治ってしまった。 ところが、先週金曜、多くの花粉症の皆さんも頷いて くださるように、とんでもない量の花粉が関東圏を飛び散り、 悪いことにぼくは朝から都内にいて、花粉の洗礼を浴びた。 かつ、先月から続いているツアーの積もりつもった疲れと、 音訳失敗の痛手で気持に弱いところが出てしまっていたの だろう。そこを花粉にやられた。
もう、悲惨である。
金曜の夜は人間じゃなかった。何をする力も失せ、 ただただ鼻水と涙と咳き込みに襲われていた。
昨日ついに医者に駆け込んだ。土曜日午後は松島菜々子宅 の近所にあるその医院しかやっていなかったので消去法で 選んだのだが、失敗した。
出てきたドクターは初老なのだが、髪の一部をブルーに 染めているのである。ハリー・ベックウィスの法則(*)で、 ドクターが何によって「腕がいい」と判断されるかというと、 「パッケージ」、見た目によってなのである。 いくらマリン方面で医院内を飾り立てることが湘南地区の 医者の流行だからといって、ブルーの髪はないでしょう。 (*インビジブル・マーケティング、p.183-184)
案の定、彼の診察品質は満足できるものではなかった。 いや。 本当は必要十分だったのかもしれないが、しかし、 人は人を見た目で判断するのである。第一印象こそが、 大事なのだ。
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