椰子の実日記【JOYWOW】
2005年02月17日(木)
5年前の自分が現在の自分を創る
大阪リーガロイヤルホテルにいる。 講演のためである。 堂島川を隔てて向いに5年前まで住んでいた 家が見える。
10年前、ロイヤルホテルに中谷彰宏さんが 講演にみえた折、聴講した。 講演終了後、握手とサインを求め長蛇の列だった。 ぼくはその光景を見ながら、いつか自分も、と思った。
5年前にやっていたことが、5年後の自分を創る、という のがぼくの持論だが、5年前、ぼくは向かいの家で、 『パーミション・マーケティング・セミナー』という 書下ろしデビュー作を書いていた。 サラリーマンだった。その年の4月に独立を控えていた。 「月と六ペンス」の「月」しかなかった。
2005年02月16日(水)
オタクサマ
今朝の地震でその後、眠れなかった。やはり阪神・淡路 大震災のトラウマが自分の中に残っているのだなあ、と 実感。その点、マンハッタンは地震の心配がないので 良かった。
仕事の面では、セミナー全国ツアー既に先週から始まっている。 今日はこれから大阪だ。名古屋、福岡、札幌など公演 もとい講演先がぎっしり。ありがたいことである。
この日記も、旅先日記の様相を呈することと思う。 乞うご期待!
*昨日宿泊予定のJR大阪駅前某ホテルに電話したら 「オタクサマのお名前は」と言われた。彼は「LANケーブル」 という言葉も知らなかった。声でわかるが、彼は植物の ように痩せた、スーツのボタンを上まできっちりしている 典型的な現代青年である。 従業員をコストとしか見ない経営者がここにもいた。 自社が提供しているのはサービスではなく、部屋賃貸 だと考えているのである。ならばラブホテルのほうが よほどましである。 そういうホテルがいかなることをしでかしてくれるか、 楽しみである。
2005年02月15日(火)
へんないきもの〜新しい人類
JR。両手に荷物を持っていた。満員である。 この季節、インフルエンザもあるし風邪もあるので 常にぼくはドア近辺に立つ。ドアが開閉されるので 換気されるからである(皆さんにもお勧めです。 席に座ると汚染された空気を一杯吸うことになります)。 荷物を置きたいが、網棚が一杯だ。 と、ある駅で数人が降り、網棚が空いた。荷物を置こうと したらそこへだれかが突進してきて、網棚の端にぽん、 と鞄を置いた。ぼくはドアのすぐそばにいるので、端に 置かれると、いくらその横が空いていても手を伸ばして 荷物を置くことができない。網棚は公共のスペースで あり、ご近所みんなで丁寧に使おうね、というマナー がないのである。電車男ならぬ突進男が次に何をし始め たかというと携帯の画面にむさぼりついた。 結局、降りるまで30分、突進男は携帯の小さい画面に のめっていた。 男は初老である。 ぼくはこのとき確信した。 携帯とネットとPCとゲームによって、新しい人類が 生まれている。「へんないきもの」とは、人類の ことだ。ライオンでも虎でもどんな自然界の生物でも 無意味に自分の種を殺戮したりはしない。
昨日の寝屋川の事件も、これとは無縁とはいえまい。
2005年02月14日(月)
二
東横線。 隣に掛けた女性が、シュッ、シュッ、と香水。 ぼくは強いにおいに弱いのである。 ここでいう「弱い」というのは「誘惑される」と いう意味ではなく「苦手」という意味である。 困ったなあ。このままこの強いにおいを嗅いで いると頭痛が始まるのだけど・・・そう思い、 ちら、と見ると女性は香水をやめ、今度は本を 読み始めている。本はお経である。漢字が並んで いる。お経のにおいがするなあ、となんとなく 考えた。お経のにおいって、何なのかわからない が、そのときはそう思った。 綱島駅に着いた。女性は席を立ち、ドアに向かい ながらぼくのほうを見て
ニ
と笑った。背筋が寒くなる笑いだった。
予感のまま窓からホームを見ると やはりそこにはだれもいなかった。
2005年02月13日(日)
三角にするひまがあったら

日テレ近くの某高級ホテルのトイレのドア内側のコート 掛け。明らかにゴムがなくなっている。 ところが、

掃除担当はこのように、ペーパーを三角にするという 意味のないことはやっている。
「これとこれとこれはやるべし」という「ルール」による 仕事はやっているのである。しかし、それ以外には目も 向かないし、やる気もない。
そして、最も重要な問題は・・・ こういう話をたとえばこのホテルの経営者に すると目をむいて「それは問題だ」と言うことである。 言うだけで、一晩寝ると忘れるのである。
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