椰子の実日記【JOYWOW】
2004年12月05日(日)
恐怖の一夜
ついに徹夜した。朝日がまぶしいぜ。
と言っても仕事ではない。 台風(じゃないのかな?)の暴風雨のおかげで眠れ なかったのだ。あまりの恐ろしい音と家の揺れに 目が覚めたのが3時。海の近くのせいか、風が 轟音で通り抜けていく。その都度家がぐらぐら。 待てど暮らせど、あっちに行ってくれない。 あわててテレビをつけるが、頼みのNHKでは いとうまい子(旧・伊藤麻衣子)がだれかのリフォーム された家を訪問して「すごい玄関ですねえ」と感心 している。ほかのチャンネルもゲーム画面だったり、 不思議な空間で、ニュースはわからない。
地元FMラジオにチューニングしたが、お気楽なクリスマス ソングが流れてくるだけ。他のステーションはおしゃべり。
かくなる上は、とPCを立ち上げニュースサイトに 行ったが「風」という文字を見つけたと思ったら「NHKへの 風当たり」だったりして、欲しい情報がない。
お天気サイトでようやく見つけたのだが、いつのものか わからないテキストだった。
身の危険を感じ、常備の避難リュックに加え、PCと 翻訳中の原書と手帳(今年と来年)とペンを鞄に詰める。 モバイルできるようにスカジーカードを搭載する。
・・・てなことをやっているうちにも強風は一説によると 風速40メートルあった由で、いつまでもやまない。
こんなときに限ってトイレに行きたくなるのだが、 家がゆっさゆっさ揺れているときに出ない。
朝になった。裏の家との境界にあったブロック塀がすべて 崩れていた。隣家の駐車場屋根が粉々に破壊されて あちこちに散っていた。
向かいのマンションの鉄柵がぐにゃりとお辞儀していた。
今日がクライアントとのミーティングでなくて良かった。 アタマ、回らない。うう。今年一番の暴風雨でした。 みなさんは大丈夫でしたか?
2004年12月04日(土)
貧乏なことは恥ずかしくないけど
翻訳をラストスパートしなければならない時期 なのだが、勉強しなければならないのに、 ついつい他の本を読んでしまう、あの感じと まさに同じく、本に手が出てしまうのだなあ。
<今日の本のお勧め> 徳大寺有恒『ぶ男に生まれて』集英社文庫 は「いい大人の男」になりたい人、必読です。 わが身を振り返り、まだまだ道は遠いなあ!
以下、ほんの一部だけ、引用。ほかにも まだまだ「赤線引きどころ」は満載だよ。 ------------------------------------------ 60歳になり、ようやく自分のスタイルが持てる ようになった。このスタイルこそ男にとっては 大切なのだと思っている。
貧乏なことは恥ずかしくないけど、貧乏だと 言えないことは恥ずかしいことだ
奢り上手な人はさすがに奢られ方も綺麗だ。
運も金も巡ってこない時はまったく巡ってこない。 それでも人生のうちには何度かチャンスが回って くる。 問題はそいつを掴むことができるか、できないかだ。 どういう自分になりたいかということをいつも真剣に 考えていれば、そのチャンスを見逃すことはないだろう。 ---------------------------------------------------
2004年12月03日(金)
You are fired!
You are fired!
初めてこの言葉が現実に使われているのを耳にしたのは 映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー2』で 主人公が日系企業からクビを申し渡されるシーンだった。 テレビ電話で上司がこのセリフを言う。同時に、同じ文字 の書かれた紙がプリントアウトされて大量にリビングルーム にあふれる。ちなみに映画が製作されたのは80年代前半。 ジャパン・アズ・NO.1で、米国企業社会の未来は 日本に席捲されるだろうという痛烈な社会風刺にもなって いた。
この「fire=クビ」の語源が中世ヨーロッパと中国にある ことを、今朝翻訳していて知った。 いわゆる「村八分」にする「つまはじきモノ」の家に 火をつけ、財産も含め、一切合財燃やしてしまう。 これが告発の方法だった。そして「fire」をクビに する時の語源となった由。ちなみにポール・ホーケンは クビのことを「terminate」という他動詞を使っている。 さすが、語彙が豊富だ。 そして、こう続ける。
Firing is failure. クビなど、経営者の失敗以外の何ものでもない。
以降、まるでぼくが書いたかのような文章が続く。 ポール・ホーケンがぼくの意図を英語で書いていて それをぼくが日本語に翻訳する、という不思議な 体験をしている。『Growing a Business』はまさに そんな本だ。
2004年12月02日(木)
可蒸す?
「使用していないアイコンがデスクトップに あります」
全く、大きなお世話である。マイクロソフトのどの社員が こんな馬鹿なアイデアを発案したんだ。これが「顧客の 立場に立っている」つもりか。ほんと、MS製品は
大きなお世話
であることが多い。ワードで冒頭に「拝啓」としたら 自動的に「敬具」と出る。なんか、気に入らん。 1と符番したり、●をつけたら、改行するたびに出てくる。 パワーポイントでスライドにしようとしたらイルカが 出てくるし。あのイルカ、普段どこで寝ているのだろう。 エサは何を食べているのか。
話は変わる。昨日、「勘違い」について話していたら、 20年以上も前のことを思い出した。 ぼくの担当していたヘーベル販売店社長。
「阪本君、今日、あの物件、契約したで。見積りの値段、 通ってん。あんまり気分良かったから、現場所長、 新地連れて行ったってん。ほんでな。カムスのペケマル、 入れた。旨かったなあ〜!!」
camusXOのことである。
こんなこともあった。販売店営業マンが電話で問合せ してきた。
「アムスメントナンバーワンっていう物件ですけど」
amusementNO.1のことである。パチンコ屋さんだった。
2004年12月01日(水)
本があふれて幸せ
今日は『リーダーこれだけ心得帖』発売日である。
楽天ブックス(→クリック!) で買えます。ぼくのコメントも読めます。
学問所近所の書店に行くとけしからんことに まだ配本されていない。取次から出るのが今日だった のかもしれない。いずれにせよ、本の流通には謎が 多い。仕方がないので『最強ガッツ伝説』を買おうと したらこれもない。『2』はあったが、やはり『1』から 順に読まないとわからないのではないか(そういうことは まず、ないと思うが)と、買うのをやめた。
齋藤孝氏の新刊が出ていたので(氏の新刊はいつも出ている のだが(笑))、迷わず買う。ドストエフスキーを テーマにした『過剰な人』。ドストエフスキーも 好きだし、齋藤さんも好きだから、楽しみである。 夢枕獏『空海』巻の二も、発見したので買う。 おかげでいま、学問所の机の上には本があふれている。
COLOR WORKSHOP, David Hornung, BNN Design Rule Index デザイン 新・100の法則、BNN 高坂美紀、売れる色・売れるデザイン BNN など。
さて、これから翻訳しながら、同時に本も 湯水の如く読もう。
*追記:これを読んだ編集者からの指摘で、 今日12月1日は配本日 店頭に並ぶのは明日以降とのことです。 皆さん、応援よろしくお願いします!
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