椰子の実日記【JOYWOW】
2004年04月19日(月)
目には目を、は、解決にならない
An eye for an eye will make us all blind.
マハトマ・ガンジーの言葉で締めくくられる 『Happy Xmas(War Is Over)』の映像を観ながら、 涙が滂沱とあふれてくるのを抑えることができなかった。
脚のない子供。 周囲はばかることなく涙を流す父親。 ベッドをたたいて苦しがる赤ん坊。 「物体」となった赤ん坊。 抱いて、なすすべもなく、ただ泣き立ちつくす父親。 無事を喜びあう男たち。 担架で運ばれる戦友の手を握る男。 銃をもつ少年。
『新・三国志3』の科白。
「人を殺すことによって戦争は終わらない」
そう、戦争は終わらない。
「Imagine」が放送禁止になったり (イラクの話ではない。21世紀のニューヨークでの ことだ)、 「自称」ジャーナリストが 「えっ!? 私は人質だったんですか?」と のんきに聞き返したりしている(ここ数年、この科白ほど ぼくを怒らせたものはない)。
ヨーコがプロデュースした傑作DVD『Lennon Legend』 はクオリティが高く、宝物だ。この時期だからこそ、 何度もなんども見返すことになるだろう。
2004年04月18日(日)
楽する病(やまい)
「一攫千金」 「楽して金儲け」
の病原菌に、日本の老いも若きも冒されてしまっている としか思えない。たしか司馬遼太郎さんの絶筆コラムで、 一本5円の青ネギを植える老農婦の話があった。 要するに彼女は、自分のネギ畑が農地から宅地に転換 されるまでは形ばかりの農業を続けているのである。 宅地に転換されたら、坪8万円になる。それまでは 半段ほどの青ネギをかっこうだけ耕すのである。 ここには労働の喜びも、農民の誇りもない。 昭和39(1964)年の話だ。 *平成8(1996)年2月12日付 風塵抄/サンケイ新聞掲載
「不労所得」という言葉がある。これにプラスの符号が つき始めたのが、この頃か。そして、おなじみ土地神話、 バブル。バブルのあとは、ソフトで一攫千金。あなたも 簡単に大富豪になれる。
・・・ はて、この話、どこに行くのか、といぶかしく思われる かたもおられよう。
実は第一稿ではこのあと、現在進行形のある「事件」に 結びつけて書いていたのだが、うまく説明できていない ことに自分で気づいたので、削除したのでした。 (サイトの記録を見ると23人の人だけが読んでおられる)
・・・うーん。やはりうまく話せない。もう少し、 時間が必要なのかもしれない。今日のところは、ここまでに しますね。
2004年04月17日(土)
ありがとう、『新・三国志3』
スーパー歌舞伎『新・三国志3』を観る。 於・新橋演舞場。 昨年二回観、うち一回は、独立三周年を記念 して観に行った。意図したわけではないのだが、 今年もたまたま独立記念日に近い日となった。 ちなみに「学問所」のコンセプトは 『新・三国志3』から来ている。
その後テレビ放映されているのを観、ビデオ に録ったのを観ているから、おそらく今日が 五回目になると思う。
今回、さらにバージョン・アップしていて、 さすが猿之助、「単なる再演」に終わらせて いないのが素晴らしい。 猿之助の代役を段治郎がつとめていたが、 彼がまた素晴らしい。
全体にスピードアップされ、凝縮され、科白が 磨かれていた。おなじみの本水の大立ち回り、 大屋台崩しの火事場、中国京劇のアクロバット、 そして、宙乗り、など、大いなる三番煎じも、 「わかっている」からこその感動をくれた。
創造とは、こうするのだ、というヒントを たくさんもらった。そしてこのヒントは、現在 執筆中の次の作品に、大いなる力をもらった。 ありがとう、『新・三国志3』。
2004年04月16日(金)
ありがとう。
今日、独立して4周年を迎えました。 支えてくださった多くの皆さんのおかげです。
塾生、読者、クライアント、版元、担当編集者、 デザイナー、装丁家、雑誌社、新聞社、書店、先輩、 友人、後輩、同僚、近所の蕎麦屋のおやじ、海、空、 鴨たち、自宅窓から見える桃の花、愛車、学問所、 学問所の庭の木々たち、東横線、 JR、横浜駅、たまごっち・・・ とうていみんなのお名前は挙げられませんが、 ほんとうに、みんなみんな、ありがとう!
そして家族に、こころから、感謝します。 ありがとう。
2004年04月15日(木)
有料モニターができるのはブランド力?
ヱビスの超長期熟成ロンチ(launch)キャンペーン をみていて、「こんなのもアリなんだなあ」と思った。 サイトはココ→クリック
だって、顧客は自分でお金を払って、飲んで、 そして、モニターとして、アンケートに書き込む んだよ。これって、やはり「ヱビス」ブランド だからこそ、できることなんだろうね。 うーむ。まだ未消化。 ブランド論の中で、どう位置づけたらいいのか。
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