椰子の実日記【JOYWOW】
2004年04月09日(金)
運動会じゃあるまいし
塾を終え、学問所から帰宅する電車の中、ぼんやり していたら携帯にメールが入った。今朝未明のことだ。
(自宅が遠いので、塾のあとはいつも午前様になる。 酒ものまない、非常に健康的な毎日になるのである)
イラクの件だ。他人事とは思えない。日本政府は とっくに信じていないが、自分もいつなんどき同じ ようなシチュエーションに放り込まれるかわからない。
「在イラク邦人人質事件対策本部」が設置されたの は第一報が政府に入ってから約12時間後である。 時間との戦いというのに一体何をしているのか。 昨夜ぼくは帰宅後午前1時からテレビの前にずっと いたが、川口外相は家に帰ってしまったという。 「自宅待機」とのことだが、運動会の雨の日の 対策じゃないんだから。外務省にはりついて いてもらわなきゃ。
また、相手は話しても無駄。y=axのaがない。 「自衛隊は人道支援のために行っている」 といっても通じない。タテマエだけを通して 悲劇を呼ばないよう祈る。そもそも日本人を 見殺しにして、それは「人道支援」と矛盾は ないのか。
2004年04月08日(木)
腹巻がはがせない
ペットボトルと腹巻とは別々に分別してゴミに 出さねばならない。 ぼくは律儀に分けている。 ところが、商品によっては腹巻が容易にはがせない ことがある。そういうデザインになっているのだ。 某コーラ会社の新製品「朝早くからお疲れさまです」 とボトルシールにメッセージが書かれている「T」 という飲料の腹巻をはがそうとして爪を傷めた。 開発者は自分で腹巻をはがしたことがないのだろう。 こういうところに、企業の人柄=ブランド柄が 表れる。派手な広告宣伝で売りつけるばかりでは なく、生活者のこのような日常の中における マイナス票は、ボディブローのようにじわじわと きいてくるはずである。 このコーラ会社がいくらいいことを言っても ぼくは信じない。それにしてもこの「T」、 開発中、だれも「まずい」とは言わなかった のだろうか。罰ゲームのような味だった。
2004年04月07日(水)
メートル上がったおとーさん
こんなに元気なおとーさんたちを見るのは ひさびさである。 神谷バー はもはや死語となった「メートルが上がった」 おとーさんたちを一杯見ることができる。 おとーさんは孤独なのだ。 好きなだけうまい酒を飲みたいのに、女房子供 優先で、なかなか自分の行きたい店に行けない。 行くと何とかサワーとか、わけのわからん酒 があるような、おしゃれな店ばかりだ。
しっかり飲みたい。 気兼ねなく飲みたい。
神谷バーは、そんなおとーさんたちの救世主 なのである。
おとーさん、良かったね。
2004年04月06日(火)
あんず失踪
あんずが息子(ぼくにとっては孫) を置いて家を出て行ってしまった。 昨夜はふとんを並べて就寝したのに、朝起きたら 孫の「ずしおう」だけが泣いていた。
たまごっちの話です。
さあ大変だ。赤ん坊はとても手がかかる。 すぐに腹が減る。 すぐにうんちする。 しつけもしなければならない。 こっちいろいろややこしい仕事をかかえている身だ。 夜は塾もある。どうすればいいのだ。
赤ん坊をかかえて働くお母さんの気持ちとは こういうものなのだろうか。
いやはや、それにしてもあんず、どこへ行ったのだ。
・・・あっ、ずしおうが赤ん坊から次のカタチに変身した。 三角むすびみたいな頭の形をしている。いったい何なんだ。
2004年04月05日(月)
絞って、とんがる
戦略とは、捨てることである。きりきりと絞りこむ ことである・・・と現在執筆中の本に書いているの だが、それをそのまま具現化した店ばかりに、 今日出会った。一日、浅草にいたのだが、
麦とろ屋さん 牛なべ屋さん つけもの屋さん
いずれも、「わし、これだけで勝負する!」
とすがすがしい志を感じる。
この、きっぱり感が、いずれも長く商売をつづけて こられた秘訣だと思う。
つけもの屋さんは江戸時代から九代目。 牛なべ屋さんは創業百年。
気が遠くなるほどの時を生き延びた商いは、やはり 「絞って、とんがる」ことで成されたのだ。
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