株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2004年02月04日(水)


不思議な気持ち

ヒルトン大阪で講演。
ヒルトンは、いまでこそ常宿にしているが、副業を
していたサラリーマン時代、4Fや5Fの宴会場前のソファ
で、あたかもその催し出席者のような顔をして、ノート
パソコンで仕事をしていたものだった。
今日は、宴会場の前の椅子ではなく、宴会場の中で
講師である。不思議な気持ちがした。
廊下でPCを拡げていた時、ホテルスタッフが近づく
たびにびくびくしたものだが、今日は下には置かない
もてなしをしてくれた。不思議な気持ちである。
そして、この不思議な気持ちを忘れないようにしたい
と思う。

 

2004年02月03日(火)
ナンバリングされたピザ

神戸まで取材に行っていた。
そこは創業以来のピザの枚数をナンバリングした
小さなカードを添えてくれるイタリアン・レストラン
だ。
このような小さな工夫の積み重ねが、顧客を呼ぶ。
げんに、夕方5時という中途半端な時間にも拘わらず、
小柳ゆきを美人にしたタイプの若い女性が二人、
来店した。彼女たちは実に楽しそうに、食べていた。
こういう店は客の楽しいオーラでも、ほかの客を呼ぶ。
店のスタッフも、ぼくが「神奈川から来た」というと
「カナダですか」というおとぼけぶりだったが、
楽しそうに仕事している。
え? 店の名前を教えろ?
ヒントは「星に願いを」。

 

2004年02月02日(月)
あ。下

新幹線三人掛けの窓側に席を占めた。
一つ置いて、通路側には出張サラリーマン。
氏は、ぼくをまず品定めする。ぼくの服装は
セーターにダウンジャケットだ。そこで彼は瞬時に
「あ。下」と判断した。
それからは真ん中の席を我が物とし、鞄を置き、
今度は自分の仕事にとりかかった。
京都支社だか本社だかで会議があるのだろう。
必死の形相で資料をめくり、パソコン画面を
にらむ。
ひとを服装だけで判断し、上か下か、並列か
だけで安心する哀しきマインドセット。

かたやぼくは家で用意してくれた手作り弁当
を味わいながら、日野佳恵子氏『クチコミュ
ニティ・マーケティング』を読む。
みかんまで食べたぞ。
その後、携帯に送られてきた画像を待ちうけ画面
にしたりして、時に車窓を楽しむ。

 

2004年02月01日(日)
ものの見方・考え方

東横線車内で一心不乱に化粧をしている二十代女性が
いる。結局彼女が乗っている30分の間、やめなかった。
この「現象」の見方は何通りもある。

・けしからん。しつけがなっとらん。こういうやつに
 「プライバシー」もくそもない。恥というものを
 失っておる。

・女性が公衆の面前で化粧をできる、ということは
 日本が平和な証拠。この景色がなくならないことを祈る。

ぼくは後者である。そして、現在の世界の見方も何通り
もある。間違っても、「既に戦時下にある」という見方が
大きな顔をしないように見張っていようと思う。
丸山真男の言葉にあるように、「戦時下」には「現実主義」
が幅をきかせはじめ、すべてのことが「現実を見ろ」で
正当化されるからだ。こわいこわい。

 

2004年01月31日(土)
買いたい心に火をつけろ!

新作翻訳『“買いたい心”に火をつけろ!』が版元に
届いた由。カバーの写真を見て、矢もたてもたまらず
なり、編集者に電話、渋谷で待ち合わせして、受け
取った。

 カバー、気に入った!




かわいいのが一番だ。みんなが一心に同じ方向に向って
いるのがいい。
待ち合わせした渋谷の街角で、編集者のI氏と固い
握手を交わす。
この瞬間が何ともいえない。幸せだー。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW