椰子の実日記【JOYWOW】
2003年12月06日(土)
坊つちゃん
あいも変わらず漱石にはまっている。40半ばになれば こそ味が出てくるところが、漱石にはある。 年表を見ると、ぼくと同じ歳に漱石は『行人』を執筆、 晩年に入るのである。 漱石は11歳の時以来折につけ読んでいるのでかれこれ 34年間読み続けていることになる。 現在は『坊つちゃん』『二百十日』を同時平行。 子供の頃は単純に坊つちゃんがんばれ山嵐いいぞ、 だったけれど、いま読むと、彼らの正義感というもの は迷惑だ。うらなり先生はアタマ悪そうだし貧乏に なってしまったし、ぶさいくだし、いいところがない。 しかもお姑つきとくれば、マドンナも二の足を踏んで 仕方ないと思う。彼女を責めるのも酷。 なによりうらなり君、話がつまらなそうだ。 その点、赤シャツはおしゃれで都会の風を吹かせて いる。最新の知識も仕入れることに熱心だ。収入も ある。いまなら文学のメールマガジンくらい発行し ていそうだ。 迷惑な正義感というものも、この歳になると、理解 できるんだなあ。でも、坊つちゃん、がんばれ。 応援してるよ。
2003年12月05日(金)
ターニング・ポイント
Yohanから依頼され、マーケティングのスタンダード を三冊選んで欲しい。 あれもこれも入れたくなったが、結局ふるいにかけて、 厳選した三冊を残した。 うち一冊は当然ながら『Permission Marketing』。 あの本と出会って早五年。 人生にターニングポイントがあるとすれば、 間違いなく、あの本との出会いがそれだろうなあ。 そういえば、セスはいま、どこで何をしているんだろう。
2003年12月04日(木)
風に吹く
海に行く。7月8月はあれほど混み合っていた浜も、犬 散歩の人が一人。風がディンギーに向いているのか、 10艘は浮かんでいた。海に向ってブルースハープを 吹く。腹式呼吸をしないと絵にならないバンプを 中心にやる。そして、腹式呼吸をすると気持ちが 朗らかになる。 カメラを提げた年輩の男性が横を通り過ぎる。 海と山、そして紅葉。 この生活のQOLを守るために、働いているのだと 再認識した。しばらく都内をうろうろすることが 多かったので、忘れていた感触だった。
2003年12月03日(水)
企業までが病み始めた
家庭が病み、学校が病み(昨日一つ、小学校教師の 病んだ具体例を聞いた)、企業だけは辛うじてふん ばっている、と思っていたら、どうもじわじわと病巣 が広がりつつある。視聴率買収、やらせ、そして一部 上場企業会長の逮捕。 リストラで業績が持ち直したとしても、人を切って、 下請泣かせての結果では、「何のための・だれのため の」経営だかわかったものではない。 くだんの逮捕会長の言葉「経営なんて簡単だ」を例に 引き、自説の応援として著書に麗々しく書いたコンサル タント氏、どうするのだろう。昨年の今頃のことだ。 その頁を読んだ時、持っていた本を放り投げたくなった ものだ。 まあ、他人のことはおく。 現在取り組んでいるテーマ「リーダーシップ」の必要性 は、この環境だからますます高まってきていると思う。 みっちり、書き込もう。
2003年12月02日(火)
今日のような気持ちのいい天気の日は
海へ散歩に行って、砂浜でブルースハープを吹こう。 それを楽しみに、仕事をちゃっちゃと片付け ようと思ったら、学問所に持っていく本を整理 しなければならないdutyを思い出してしまった。 「duty」と書いたが、これは楽しいdutyである。 学問所だからといってビジネス書を置くわけで はなく、むしろ普通はこんな本、買わないよなあ、 という本を置くことにしている。発見、気づき のためである。 ・・・と、『恋する老人たち』という素敵な写真集 が久しぶりに出てきた。見入ってしまう。 早く海にも行きたいが、写真集もいい。急ごう。
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