椰子の実日記【JOYWOW】
2003年11月26日(水)
NYの家
マンハッタンの家は42stにあり、家の前を右にずーーと 歩いていくとネオンチカチカのタイムズスクエア。 そばにNY名物騎馬警察の馬舎があって、パカパカと 歩いていた。 住んでいる下の階にあるスポーツクラブに行くのが 日課、楽しみだった。走っていると、この季節は ハドソン川の向こうにニュージャージーの紅葉が 見えた。 川の岸壁で発声練習をしたものだ。 近所のAmy's Bread のToy's Organic Wheat Baguetteを齧りながら 家路に着くのは結構幸せだった。
2003年11月25日(火)
遅遅として
「こういう時には、『お近くにお越しの折には、是非 お立ち寄りください』と言うのでしょうが、私は違い ます。『近くに来ても、寄らないでください』(笑) 勉強していたり、考え事をしている最中にピンポン されると邪魔です。来ないでください(再び、笑)」 学問所オープニングパーティにてのぼくの挨拶だ。 パーティに参集してくださった80人、みんなぼく のことをよく知る人たちなので、すぐに意図を理解 してくれたようで、だからこその笑いだ・・・と思 っていたら、質問コーナーでだれかが 「いつ行ってもいいんですかあ?」と発言し、 さらに笑いが巻き起こった。
さて、学問所、机がまだ来ない、というか、職人から 何の連絡もないので、準備が遅遅としている。 遅遅としているのを楽しんでいる。 昨日は本を運んだが、これも手運びである。宅配便で どん、と送れば早いのだろうが、ぼくは引越しなどに つきもののあの、段ボールが部屋に残るのが嫌いなの である。よって、スーツケースに入れて、ちまちま 運ぶ。スローに、学問所ができていく、その過程も また、楽しみなのだ。
2003年11月24日(月)
after
「あなた私があんな家の出身だからって、腹の底 ではバカにしてるんでしょ」彼女は鼻から長い煙 を吐いた。 「結局あれから買ってくれた靴はガラスの例のやつ だけじゃない」 「何を言ってるんだシンデレラ」
「本当にお前、小人とは何もなかったのか?」 「何を言ってるの、あんたってよくよくしつこい 性格ね。疑りぶかくって、サイテー」 白雪姫は、ドアをけたてて、出て行った。
「アフター」の物語である。そしてこっちのほうが 子供たちに重要な気がするが。
2003年11月23日(日)
「走れば間に合う」は許しません
JR大阪駅みどりの窓口、人のいる窓口が右に、機械 が左に並んでいる。JRは機械が早いから機械を使え、 とポスターで勧めている。行ってみたが自分が買い たい切符をどうやったら買えるのかわからないのと 座席指定が要領を得ないので、結局人の後ろに並んだ。 人のいる窓口には27人並んでいた。 機械には2人並んでいた。 明らかである。 人は人に接客してもらいたいのである。 機械を使え、は、JR側の都合でしかない。 名古屋駅でも時間がなく、仕方がないから機械で 新幹線座席指定をしようとしたら、発車時刻10分前 なのに買えなかった。「走れば間に合う」という プログラムを機械のソフトウェアに組み込めず、 詳しくはわからないが、「15分前で情報削除」と でもなっているのだろう。大きなお世話である。 サービスについて考えるとき、いつもぼくはこの、 JRの行列を事例として挙げる。 そしてその後窓口に行き、ぽんこつな対応をされて 大声出すことになるのだが、またいずれそれについて 話す機会もあるだろう。今日はこのへんで。
2003年11月22日(土)
しつけの悪い親
大阪へ。空港駐車場連絡橋を渡りメインビル に入ってエスカレーターから出発ロビーを見下ろし 驚いた。なんでこんなに人が多いの。 そうか、世の中三連休なんだ。 思えば駐車場も一杯だった。 商売柄、電光掲示板に目を走らせる。 長崎行が満席。札幌行きも満席。 やはりみんな、遊びに行くのだ。 行楽最後のシーズンだし、海外はややこしい時期 だからなあ、と妙に納得したが、自分の乗る飛行機 も窓側はすべてふさがっており、あたふたとシート マップで予約した。 帰りも満席で、後ろの席のしつけの悪い母親(子供 にあらず)がテーブルをがったんごっとんするので 寝るに寝られず閉口。あまつさえうるさいところへ 息子(2歳くらいか)を通路で散歩させ始めた。 ここでタイミング良くエアポケットに入って 子供が宙に浮きあがり、天井に頭ぶつけるなど すれば親子の将来のための学びになったのだが、 そうはならなかった。子供くらい、手荷物で預けて ほしい。檻も用意してくれるはずだ。飛行時間一時間、 えさは要らんだろう。
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