椰子の実日記【JOYWOW】
2003年11月11日(火)
昭和のこども
福井県立歴史博物館の「昭和のくらし」には数々魅力 があるが、その一つに、こどもたちのスナップがある。 なぜ昭和のこどもたちはこんなにかわいいのだろう (大人になると今やダンカイとなり、かわいくない のだが(笑))。彼らは携帯など、持っていない。 連絡する必要があったら走った。走って家まで行き、 玄関に入り込んだ。大人は叱ってくれた。幸せである。 話は飛ぶが、ブータン国王が大切にしている指標は Gross National Happiness(国民総幸福量)という。 「あいのり」などで見るブータンのこどもたちは 日本の昭和のこどもに似た顔をしている。幸せなの である。NHK朝の連ドラも昭和が舞台だ。幸せそうだ。 だからといって、最早ぼくたちは戻れない。 戻れないが、しかし、選ぶことはできる。 昨日、福井商工会議所で行った講演でも、ここを 強調して話した。
2003年11月10日(月)
歴史を「売り」にする
福井県立歴史博物館を歩いていると床に時計の 影がある。さかさまで、とても幻想的だ。 鏡でできている壁には「正しい」時計の像が 浮かんでいる。非常に面白い。 「歴史」という館のコンセプトが床と壁に映る イマージュで表現されており、粋なアイデアだ。
このように、福井は全市を挙げて歴史を大切に している。地方都市によくありがちな、「いつか は東京」という、「大都市へのはしご」を昇る 無意味な発想をしていない。素晴らしい。
2003年11月09日(日)
福井県立歴史博物館
福井に来ている。81年に社内旅行で東尋坊へ行って以来 だが、福井市内を歩くのは初めて。かわいい、というのが 第一印象だ。県立美術館、歴史博物館をはしご。 いずれもとびきりの時を過ごせた。今日は、博物館について 話そう。常設で、「昭和のくらし」展がある。昔よく あった駄菓子屋(じいちゃんばあちゃん、と呼んでいた)、 食堂、本屋がある。駄菓子屋を覗くと、「コラッ!」と おばちゃんの声に怒られる。年輩のご婦人が喜んで、 何度もなんども怒られていた。「怒られるのが、嬉しい」 とのこと。よくわかる。怒られるってコンビニでは体験でき ない。駄菓子屋の軒先には猫がねそべっていて、気が向くと にゃあと鳴く。 農家の玄関に入ると犬のジョンが怒ってわんわん吠える。 その台所のタイルを見て、触って、思わずじわーーー、 と来てしまった。育った尼崎の文化住宅の台所と母を 思い出してしまったのだ。音、感触、空気、見栄え・・・ こんなところで、五感商品に出会えるとは。 他にも勉強になる展示が一杯。スタッフの女性も丁寧 で、「愛」を感じる。 これだけ体験して楽しんで、入館料たったの100円。 ありがとう。
2003年11月08日(土)
五感商品「ドライブ」
またも西日本ツアーである。 今日は大阪産業創造館、 明日は福井へ移動。月曜は福井商工会議所で 講演。テーマは五感商品だ。 ここにきてようやく五感商品についての 講演や原稿を依頼されることが増えてきた。 また、身近な製品・サービスでも、 「五感商品」のコンセプトで開発された ものが商品化されてきている。 ポッカのヒット商品ドライブは、開発 テーマ根底に「五感」があった由。 嬉しい。ドライブを愛飲しよう。
2003年11月07日(金)
Surfin'韓国語版発売!
人様の本の翻訳が終わったと思ったら、入れ違いに 自分の本の翻訳が届いた。『マーケティング・サー フィン』の韓国語版だ。翻訳されるのは『スロビ』 に続いて二冊目である。いつも思うが、幸せである。 原書より厚い(174頁。原書は166頁)のは『スロビ』 と同じだ。そういえば英語から日本語への翻訳も、 翻訳のほうが厚くなる。それは日本語の特性故と 考えていたが、必ずしもそうではないようだ。 かわいい装丁で、気に入った。韓国語版オリジナル の本のロゴを作っていて、本のマインドに合っている。 用語解説も丁寧になされており、しっかりした 造りの本で、原著者冥利に尽きる。 翻訳者にはまだ会うチャンスがないが、心から 感謝と、ねぎらいの言葉を捧げたい。 ありがとうございます。カンサムニダ!
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