株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2003年09月22日(月)


朝のリレー

電車で立ちながら、一所懸命、詩を覚えた。中吊り広告の詩だ。
朝のリレー
谷川俊太郎さんは以前から好きだったが、この詩でもっと好き
になった。
そして、ネスレへのぼくのaffinity(親しみ)は、より
高まった。マス広告は、ブランドを暖める効果がある。
素晴らしい。

 

2003年09月21日(日)
総身に知恵が回りかね

「総身に知恵が回りかね」ている人が増えた。「増えた」
と書く限りは、20年前は2万人いたが2003年同期
は15万人いた、という風に統計数字で示すべきなのだ
ろうが、「総身に知恵が回っている人」なんていう
数字はどこにも出ていないし、そもそも統計数字なんて
役に立たないので同じことだ。

昨日の地震時、コンビニにいた。入ったばかりで
雑誌売り場の背中にある男性用化粧品の棚をリサーチ
していたのだが、そこへゆっさゆさきた。

雑誌を立ち読みしている若い男性二人、何ごともない
ように変わらず、親の敵のように立ち読みしている。

ぼくなど、地震が来たら、ここはこの程度で済んだ
かもしれないが、近隣地区ではもっとすごいこと
になっているのではないか、えらいことになっている
のではないか、家の火の元は大丈夫か、ご近所は大丈夫
か、と咄嗟に考えてしまう。なのに、この、「何ごとも
なかったかのように立ち読み」は何だ。要するに、
知恵が回っていないのである。

その後入ったスーパー。入口で人の邪魔になると
気づかずカートをいじっている子供連れがたむろ
していた。

総身に知恵が回りかねているのは、大男ではない。
そこいら中に満ちている。

 

2003年09月20日(土)
波平氏は附属池田高校の先輩です

「金で買えるものは残る。金で買えないものは残らない。
金で買えないものは集めておかなければいけない」

義父(阪本註:歴史家である)の書庫には厖大な量の、
学生運動のチラシからピンクサロンのチラシまで、ありと
あらゆるものが集められていた。義父は事実としての資料
を大切にした。事実の実証がなくては歴史は成り立たない
のだ。
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どうです。いい文章でしょう。だれのものか。
『サザエさん』の父、磯野波平の声を34年やっている
永井一郎さんのものです。
『バカモン! 波平、ニッポンを叱る』。新潮社から
出ています。今年一番の、お勧め。

 

2003年09月19日(金)
菌菌菌菌菌

今週の大阪では、少なくとも530人は仕事にならなかった
のではないか。下痢、発熱、結膜炎、肝炎などの症状が出て。
菌によっては潜伏期間もあるだろうから、あと数ヶ月は
後遺症が残るはずだ。
5,300人。大腸菌が遊泳禁止基準値の5倍うようよしており、
環境基準値の2倍ダイオキシンが含まれているヘドロの
水を身体に入れたのである。普段除菌クリーナーを使い、
便器も除菌、車のハンドルも何もかも除菌している
抵抗力のない「電化少年少女」が菌の真ん中に身を晒し
たわけで、ただで済むはずがない。
5,300人の1割としても530人というわけだ。
ガンジス川で泳いで、肛門粘膜から菌が侵入、肝炎に
なり1ヶ月の入院を余儀なくされた日本人を知っている。
川にダイビングすると、口からだけではなく、身体
のあらゆる粘膜(肛門、目、耳、鼻、性器、虫刺され
の痕、歯茎)から菌が入る。
「大人なんだから自己管理を」という作家の声があったが、
そこでとどまってはいけないと思う。
「自分さえ良ければいい」「自分でリスクをかぶるからいい」
という論理は間違っている。
職場の同僚、取引先、家族、病院、警察、要するに、自分の
周囲で協力してくれるみんなが迷惑するのだ。
こっちのほうが肝心だが、しかし、菌に冒されては
それどころではないでしょうなあ。

 

2003年09月18日(木)
脱衣場で読めるリーダーの資質

露天風呂の脱衣場で、その人のリーダー資質がわかる。

第一に、スリッパのつま先の位置。入り舟のままが圧倒的
だ。へたをすると、脱ぎ散らかしたまま。

第二に、脱衣かごの使い方。浴衣と下着だけのはずなのに
大きくふくれあがって、隣にまで進出している場合が
ある。さらに、めがねをかごの棚の空いたところに
置いているので、後から来た人は気をつけなければ
ならない。

第三に、浴衣の着付だ。具体的には、帯の位置。
ベルトの位置で締めている人が圧倒的で、しかも
結べないものだから、帯の中に折り込んだりして
いる。

湯船に行ってからもわかるのだが、それは別の機会に
話すとして、脱衣場だけでも、「その人がリーダー
として研鑚しているか」「意識が高いか」「神経
の守備範囲が広いか」「感度のアンテナが立っている
か」が、読み取れる。よって、間違っても自信の
ない人は、顧客の接待で温泉に行ってはいけない。
株を下げるだけである。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW