株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2003年06月24日(火)


フセインさん、おでかけですかあ?

「真なるものは創られたものである」
veruum=facutuum。中世イタリアの哲学者
ヴィーコ(Vico)の言葉だ。彼は世の中の
ことはすべて説明できる、と主張するデカルト
に対して、そんなもんじゃあねえだろう、と
反旗を翻した男である。

別の意味で、「真なるものは創られる」と
いう実感を感じている。米国ブッシュ政権の
なりふり構わぬ情報操作には、本当に嫌気が
さすぜ。今頃になってフセインが息子と
のこのこ出かけたりするものか。

 

2003年06月23日(月)
福田恆存版『オセロ』

翻訳する際常に先達の上質日本語翻訳を参考に
することをならわしとしている。デビュー作
『パーミションマーケティング』は鴎外だった。
『舞姫』を熟読し、香り高い日本語を身体に注入し
てから翻訳にかかった。

さて、現在翻訳中の作品では『オセロ』だ。
中学の時読んで以来だが、いまあらためて手にする
福田恆存氏の訳は見事というほかない。舌を巻く。
福田氏はご自身も演劇演出をされるので、「声に
出して読める」脚本となって訳出されている。
あまりに面白く、翻訳仕事にさしさわりが出るほど
である。

翻訳は、英語ができればできるというものではない。
同じ日本語でも私が医学書を理解できないように、
英語が得意だからといって良質の翻訳ができると
いうものではない。その意味で、最新マーケティング
の潮流も知っておかねばならず、はなはだ労力のかかる
仕事なのである。でも楽しい。いわば、「しんど楽しい」
しあわせな仕事といえる。

 

2003年06月22日(日)
小僧から修行しなさい

「学問所」と表札を掲げると近所の小学生が
きませんか、とある人から言われた。

歓迎だ。来たら入門を許可する。そして、
まずPalmtreeの小僧として掃除、洗濯、炊事、
靴磨きから教える。おつかいも時々してもら
おう。近所の顧客への手紙配りもやらせよう。
郵便局など煩わせず、手配りさせるのだ。
スタッフが腹減った時には夜食も作らせる。

明るい日本のために必要な子供への教育は、
実はこういうことなのだ。

 

2003年06月21日(土)
蚊と相撲を取る

蚊と相撲を取るなどという発想が、はて一体どこから
来るのか。かと思えばきのこがにょきにょきにょき
地面から生えてくる。いずれも夢には出てきそう
なイメージである。実際、きのこが地面から生える夢を
観た知人が「変な夢を見てね・・・」と話すのを聞いた
ことがある。

蚊と相撲(蚊相撲)も、きのこ(くさびら)も共に
狂言だ。あの独特の能舞台で演じられる。本で読んだ
だけなので、舞台になった時の異空間の出現には立ち
会っていない。しかし、本だけでも充分想像力を刺激
してくれる。そういえば昨夜観た夢では壁前面がガラス
窓のオフィス。窓に向かって机が並び、社員は一所懸命
に仕事している。ビルの5Fだか何かだ。窓は海に面して
いる。洪水らしく、窓を海の高波が叩く。ぐわっしゃーー
んと叩く。窓ガラスの隙間から海水が漏れている。
にもかかわらず、皆、仕事している。

 

2003年06月20日(金)
待たせる

仕事で某大手総合病院に朝9時10分前に入った。
患者行動をシュミレーションするため、初診者として受付に行った。

病院を出ることができたのは午後12時10分である。医師あるいは看護士
と接触していたのは20分。あとは「待ち」。いつ呼び出されるかわから
ないのでずっと椅子で待たねばならない。待つこと90分。通常のぼくの
講演一本分の時間だ。

「**時ごろになる予定なので、そのころまたお戻りください」
とか、TDLのファースト・パスシステムとか、いわゆる「人をさばく」
ノウハウはいくらでも世の中にある。にもかかわらずこの有様。
顧客(患者)と接触する人たちは皆忙しそうにしているが、実は
ひまな人はたくさんうろついている。民間企業であればおそらく
この人数の半分以下でがんばっているはずだ。
総合病院の改革案についてはいずれどこかで発表できるはずだ。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW