椰子の実日記【JOYWOW】
2003年06月19日(木)
自転車の国
大阪は自転車の国である。出張時など郷に入っては郷に従えで、 朝出かけるとき自転車に乗ると周囲全員が自転車で並んで走る。 「上海の朝は早い・・・」といったテレビCMのナレーションが聞こえ てきそうな感じだ。そう、大阪はまんまアジアだ。そういえば みんな怒ったような口調で話す。スーパーは貨幣単位が円ではない のかと思うくらい安い。大阪を離れて3年になるが、じっくり現場を 見てみると、新しい発見が一杯である。現在のぼくの楽しみは スーパーの棚調査だが、まず売れそうもないもんじゃ焼セットなど が置いてあるのも楽しい。一家に一台というたこ焼きセットが売って いるのもさすがである。
2003年06月18日(水)
のこぎりを引く? 押す?
米国GEに勤務したことのある人と話していて面白いことに 気づいた。ぼくがGE製冷蔵庫のぽんこつぶりをSurfin'で書いた ことをもとに話していたのだが、米国では電球は切れることが 前提で商品および付属品の設計をする。ところが日本では「長持ち」 させることを商品設計の基本思想とする(実際に長持ちするか どうかは別の話である)。この話をしていて、日本人はのこぎりを 「引く」が、米国人は「押す」と発想することを思い出した。
2003年06月17日(火)
死ぬかもしれない
医療現場におけるひどい話。
その1; 救急車でかつぎこまれたばかりの患者が仕切りの向こうに いるにもかかわらず、 「なぜもっと早く連れてこなかった。あのまま死んだら 死亡診断書にかけなくなるんだ」 「死ぬかもしれない」 などと狼狽している家族に向かって毒を投げる。 人間、どんなに衰弱していても、聴覚はしっかり残っている。 患者にはまる聞こえなのである。 不安な家族に「死ぬ」などという無神経な言葉は 強者によるハラスメントである。
その2; ナースステーションで大声で笑いあう。 隣は病室で筒抜け。心臓のペースメーカーの音も聞こえない。
その3; シーツを取り替えながら、そこにいない付き添いの家族の悪口 を、ものも言えないほど衰弱している患者に言う。
いずれも実話である。医療改革、このあたりの現場から進めなけ れば、医師=強者、患者と家族=弱者 という図式は変わらない。
2003年06月16日(月)
つめかける債権者
お勧めの本をご紹介しよう。 『どん底から這い上がった12人の経営者たち「会社復活」』 (経林書房)
本書は畏友原 正紀氏(リクルート)が共著で上梓した関係で 出会うことができた。 ほかの著者も全員中小企業診断士であり、 経営を科学的観点からも観察できる達人ばかりである。 MBAホルダーなどの「秀才」が書いた経営の本は ややもすると無味乾燥なアタマでっかちになりがちだが、 本書の魅力は現場で働く人々の体温が伝わってくる。 会社のV字回復といえば、日産のゴーン革命がもてはやされているが、 しかし、日本の会社のほとんどが中堅企業であり、ゴーンが 右向こうが左向こうが、関係ないのである。本音で言えば。 本書に登場する会社はみな中堅企業ばかりだ。 和議申請、つめかける債権者、経営者が病に倒れる、 債権回収機構との折衝、言うこときかない古株幹部、など、 「あるよなあ」という話ばかり。 すべての中堅企業経営者に、お勧めだ。 そして大企業にお勤めの人にとっても、 「仕事力」をつけるため、必読と信じる。
2003年06月15日(日)
スローなEマーケティングに帰ろう
ここにきてEマーケティングの講演依頼が続いている。 一社は某大手メーカー社内セミナーで、もう一社は 公開だ。バリューコマースが主催する E-Marketing Seminar 2003 浮ついたパソコン坊や、ネットねえちゃんたちが淘汰 されたいまこそ、地に足のついた「商売力前進」のための Eマーケティングについて徹底的に語ろう。 限定150名様なので、お申し込みはお早めに。
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