椰子の実日記【JOYWOW】
2003年05月25日(日)
人事システムの卵
くだらん新製品や企画が次々出てくる理由は人事システム にある。人事評価で、基本ターム(6ヶ月なり1年なり)に 貴君はどんな新しい企画を出したのか述べよ、というやつだ。 これが評価や報酬に連動している。よって、くっだらねー 企画があとをたたない。スーパーやドラッグストアの棚を 見よ。書店の棚を見よ。新しい価値を問うわけでもない二番煎じの、 何の意志もない商品が並んでいる。こざかしい人事システムの 生み出した卵たちである。
2003年05月24日(土)
女性専用
地下鉄車両から降りて初めて気づいたが女性専用だった。 初体験である。かといって思い当たる節があるかというとない。 別に普通の車両だった。それにしても馬鹿げた発想である。 「女性専用」と銘うってまともな企画があったためしがない。 女性専用サイト、女性専用ビール、女性専用マンション、 女性専用たばこ・・・・。
なぜこうもつまらぬ企画が出てくるのか。考察は明日をまて。
2003年05月23日(金)
Villa Villa
デビュー書き下ろし『パーミション・マーケティング・ セミナー』や最新作『語ろう』でも触れているオフ・ ブロードウェイ・ミュージカル『De La Guarda』 (Villa Villa)が日本にくる。 マンハッタン・ユニオンスクエア東の銀行跡劇場 のチケット販売が正午からだったので時間つぶしに 立ち寄ったバーンズ&ノーブル書店で『パーミション・ マーケティング』原書に出会ったという、ぼくにとって は因縁のミュージカルである。1999年5月のこと。 Villa Villaを観て「顧客参加型市場」コンセプト を発想した。そして、会社を辞めようかなあ、と思い 始めたのも、このミュージカルが発端である。 「わたしはこれで会社を辞めました」というやつだ。 ともあれ、『パーミション・マーケティングの未来』 の根底を流れる顧客参加型市場の思想は、この時 生まれた。
ただ、日本では観に行こうという気にはならない。 なんだか、これに限らず、ミュージカルが日本に くると、急に「ありがたい」ものになってしまう。 チケット料金だって当日8300円なんて、べらぼう である。7月8月公演のものを今から予約しなきゃ いけないなんてちょっと違う。当日いい天気だから ふらりと行こうか、というノリにしたい。 げんにNYでは50ドルもしなかった。40ドル台だ。 アートがおおげさになってしまっているのが 日本にアートが根付かない原因だと思う。 そうそう、くれぐれも「キメ服」で行かない ように。びしょぬれになります。
2003年05月22日(木)
共感覚
医学書を読んでいる。「共感覚」について。共感覚 とは、五感が混ざり合って感じること。例えば、 ミントを食べると舌の上に円柱が立つ。ポケベル が鳴ると赤い色が見えて頭が痛くなる、など。 「葉っぱのついたようなつるが、何本も垂れ下が る」これは、ある味を舌の上にスポイトで垂らした 時に、マイケルという被験者の指先に感じた感覚だ。 著者は米国人の医者で、米国では「珍しい症例」 として報告されているが、日本人には大変馴染み の深いものである。普段からぼくは「とんがった モチーフ」とか、「気持ちがざらつく」とか「赤い 声」「平たい会議」という表現をしている。 とはいえ、五感商品の研究には大変役立ちそうで、 ページを繰るのがもどかしい。 右利きの人は右脳で音楽を感じ取り、左脳で言語 を操っているそうだ。とすると、ぼくがバンドを やっているととても気持ちいいのは、普段使わない 脳を刺激するからなのかもしれない。
2003年05月21日(水)
音で聴く著作
トークスから 出ているCDに拙著『語ろう』が収録され、サンプルが送られ てきた。自著が第三者によって要約され、プロのアナウンサー に読み上げられるという体験は初めてであり、感慨深かった。 米国ではビジネス書を著者自身が読み上げるカセットブック が多い。日本でもかつて新潮カセットブックが何点か出ていた が最近聞かない。 何年か前、Surfin'を自分でテープに収め、知人にあげた ことがある。 トークスのCDを聴きながら、そうだ、自分で読み上げて 「音」著作を作るのはどうだ、と思いついた。 早速、手を打ってみよう。
|