椰子の実日記【JOYWOW】
2003年04月30日(水)
なんでいつまでも長嶋なんだ
某版元と新企画打ち合わせ。話題になったのはやはり 出版業界のかかえる問題。「通りやすい企画ばかりが まかりとおる」現状への憂い。これは版元だけではなく 著者、書店といった、ステークホルダーすべての責任。 「文化をつくろう」と、互いの志を確認し、エールの 交換をする。
この話に通じると思うのだが、今朝の大リーグでげんなり したのがテレビ解説者に長嶋さんを起用していたこと。 なんであんな歴史博物館が出てくるのだ。 外国でスポーツをして苦労したり壁にぶつかったことも ないあんな化石をひっぱりだしてきたのはどこのどいつだ。 イチロー、松井について語らせるのであれば、もっと他に 人材がいるはずだ。野球分野以外に求めてもいいのに。 どうせ40代、30代の現役のマネジャーが企画書を書いた わけで、そのへなちょこな、臆病ぶりが許せない。 「通りやすい企画」を考える、腰の弱さがいらいらする。 オリンピックの監督も長嶋さんらしいが、一体どうなっとる のかね。
2003年04月29日(火)
筍って、本当に竹の子だった!
みなさん、筍って、竹の子だって、知ってました? 「んなの、あったりめえじゃん」という声が返ってきて いますが、では、実際に、あの、食卓に並ぶたけのこが どうやって「大人の」竹に育つのか、見たことのある人 います? 少ないんじゃないかなあ。実は私、今日初めて 見たんですよ。近所の散歩道で、お寺の竹やぶを見上げる 位置になるところがあって、そこからやぶを見たら、にょきっ、 と。
そう、円錐形のたけのこが、地面からそそり立っていたんです。
ものほしざおのように成長した竹は、根っこのあたりに皮を 「脱皮」して、まるでお酒の包装紙をはがしたあとみたいに 身にまとっていました。あたまのてっぺんにはもしゃもしゃと 髪の毛みたいなのが生えてて。キャイーンのウド鈴木に似てた。
壮観ですよ。力強くて。見上げたから、余計にそう思ったの かもしれません。何本か生えていたのですが、さて、どれくらい の速度で大きくなるのか、散歩の楽しみがまた増えました。
2003年04月28日(月)
やる? やる
1月に青山でライブをやって以来冬眠していたバンド 「人生劇場」が動き出した。「やる?」「やる」という ノリで、動き出せば非常に腰は軽いのだが、メンバー いずれも超多忙のため、全員フリーであるにも拘わらず 日程の調整がなかなか整わない。とはいえ、一度開封 されるとあとはどどどどどどどとメールが飛び交い、 課題曲が瞬時に決まった。
バンド、ぼくのブルースハープによってできること が広がった。好きな曲は(たぶん)全員バラバラだが、 ビジョンは一つ「わしが大将」というやつで、それさえ 満たされれば、あとは各自、好きにやるので、問題ない のである。2001年2月にデビュー以来早いもので 2年が過ぎ、3年目になった。正直、ここまで続くとは 思わなかった。続いた理由は、「いつやめてもいいよ」 という「ゆるさ」だったと思う。プロジェクト・マネジメント の面白いケースだと思っている。
最初のきっかけは、Zenとぼくがシリコンバレーで 会ったことだった。たちまち意気投合し、Zenが今度 ニュージャージーに「世界一うまい焼肉」を食べに行く、 と言い出し、では一緒に行こう。たまたまインターネット ワールド取材でNYに来ていた当時雑誌編集長のZonoと ほか仲間総勢6人でわっせわっせと夜のニュージャージー にタクシーを飛ばしたのだった。焼肉をつつきながら 「バンドやってたんすよ」というよくある話になり、 「では、また今度一緒にやりましょうか」普通はこの 社交辞令は社交辞令のままで終わるのだが、直後に すぐシリコンバレー+東京+ニューヨークを結ぶ電子会議室 が立ち上がり、現在のバンドの前身ネットベンチャーズ が誕生した、というわけだ。
キース・リチャーズが言った。「バンドを始めるのは 簡単だ。難しいのは、続けること」全くその通りだと 思う。しかし、ぼくたちは「続けること」を目的には していない。いやなら辞めるだけのこと、と、ドライ にやっている。そこがまた、続く秘訣なのかもしれない。
2003年04月27日(日)
文化を築こうよ
出張先で、書店回りは楽しみの一つだ。 特に昔なじみの大阪の書店は、その変遷も面白い。 A書店ドーチカ店は昔から私の本を置いてくれない のだけれど(『パーミション』、3刷あたりで ようやく置いた)、いまもまだ一冊も置いてない。 いや別にケンカしたわけでもなんでもないの だけれど(笑)。 近所にジュンク堂ができて以来苦戦しているのか、 いつのまにか改装していた。ここは昔からの悪癖で 客がいる時間に本の整理をする。昨日私が行った のも昼だったのに、棚を見ている私がじゃまと ばかり、目の前の本をわっせわっせと整理 しだした。
ジュンク堂で、拙訳『インビジブル・マーケティング』 を買うお客さんと遭遇。すかさずご挨拶した。 お名前を聞きませんでしたが、もしこのコーナーをご覧 になったら、メールください。
それにしても、書店の棚、コンビニと変わらない 生鮮モノになっちまっているのは、哀しい傾向だ。 出版不況だとかいうけれど、根っこにあるのは 本のコンビニ化を促進している書店と版元ではない のか。もっとどっしり構え、文化を築いていこうよ。
2003年04月26日(土)
起業家のためのビジネスキット
起業家のためのビジネスキットをいろいろ開発していて、 既に利用が始まっているのが『商品開発キット』。 これはいまのところ大阪産業創造館の営業セミナー 参加者だけが使えるexclusiveなものだけれど、 なかなか使い心地は良い(と自画自賛)。
それに加えて、もう一つ発想したのがP/Lという 指標。
LUNCH/PRODUCTの商を指数として出す。
今日のあなたのランチに支払ったお金は、今日あなたが販売 した商品の何個分か
というものです。さて、あなたはどうですか?
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