椰子の実日記【JOYWOW】
2003年04月15日(火)
発想のコツ
今日はなんだか意地悪く寒いですね。
さて、発想のコツは、三つの異質なものにつながり をつけることです。
落語にも三題噺があります。たとえば、デジカメ+プリクラと まではだれでも思いつく。そこに「自前でつくる」をくっつける ことで『フォトペタ!』という新商品が生まれた。
現在私が取り組んでいる三題噺は、「ブランド」「ちくわぶ」「選挙」 です。さてどうなるか。お楽しみは、Surfin'で(今日配信を目標に しています)。
2003年04月14日(月)
選挙はマーケティング
選挙が終わった後のテレビ報道って、すごく面白い ですよね。観ていて飽きない。画面に映っている 候補者たちは結果を知らないで行動している。 でもこちらは結果を知っている。まるでプロ野球ニュース か熱闘甲子園のようなものです。
それにしても、各地それぞれ選挙の争点があったわけで、 選挙後の報道のほうが浮きぼりになっていてわかりやすい。 選挙前にこれがあったら、もっと投票率も上がったと 思います。投票に行かないのは、「答が難しい試験を しに行く」気分だからです。石原さんならともかく、 多くの候補はそれぞれパーソナル・アイデンティティ(PI) の旗が明確ではない。そこへもってきて「無党派」という のだから、ブランドが生活者のマインドに刺さってこない のです。そんな中で選べ、といわれても、試験勉強を充分 やらずに臨んだ期末試験みたいなもので、どうにも気分が 乗らない。みんな根がまじめだから、そういう自分を責めて しまう。いやな気分になる。せっかくの日曜にいやな気分に なりに行くのはいやだから、行かない。 選挙はマーケティング。よって、この改善のためのアイデア が浮かびました。 詳細は近々発行のSurfin'で。
2003年04月13日(日)
アウトを取るために「守」る
野球を観ていて、ふと思いつきました。 「守備につく」というじゃないですか。 確かに野球の場合、ビッチャーがボールを投げる までは、大きく動くのはピッチャーただ一人です。 不思議なスポーツですね。守備についている人 たちは動かない。だから「守る」という言葉が 似合っているのですが、しかし、野手の「業務 目的」は「守備位置についていること」ではなく、 「アウトを取る」という、攻撃的本質を持ちます。 「守る」という言葉のもつ「待ち」のムードは、 実は本質を見ると逆なのです。
野球をよくやる人には当たり前のことなの かもしれませんが、大発見した気分でした。
2003年04月12日(土)
いくらえらそうでも漢語は野暮
耳できいてわからない言葉は言葉ではない。
よって私は商品の企画書ができてきたら電話でまず 話してもらいます。電話で聞いてわからなかったら まず、ほかのどんなすばらしいメディアを使っても わかりっこないのです。ブロードバンド? 関係ない(*)。
*註:そういえば、私の私製辞典のブロードバンド の項はこうなっています。 【ブロードバンド】:(名)路傍にて無料で袋を配ること
沢村貞子、市川猿之助、志村けん、矢沢永吉、由美 かおる、諸氏の本がわかりやすいのは科白や音で 食べているから。
大学時代勉強しなかったのは、哲学書や社会学書が 難しくって読めなかったから。翻訳となると、もう、 宙返りしているような文章で、何が何やら、わからない。 これは自分の理解が足りないせいだと思っていたのですが ある時翻訳書が高くて手が出せず、原書のほうが安い時 があったので原書を読んだらすらすらわかった記憶が あります。要するに、「人に読ませる文章を書いた ことのない先生方」が書いていたのです。
隠居したら、当時歯が立たなかった哲学書を翻訳したいと 思っています。・・・ん? これって、隠居じゃないですね。
ともかく、耳で聞いてわかるような言葉を使うようにしましょう。
「いくらえらそうでも漢語は野暮」と言われていたのは明治。 大和言葉は本来耳で理解します。宮大工の世界でも、仕事の技 の伝承は、口伝(くでん)といって、耳うつしです。
さて、世に出回っているビジネス書、特にMBA方面の本。 電話で聞いて、わかりますか? 書いているひとたち、本気で わかる、と思っているのかな。それとも、あれらの本は 「持っている」ことが一つのファッションか気休めで、 それはそれで意味があるのでしょうか。MBAそのものと同じく。
参考:完本 文語文、山本夏彦、文藝春秋
2003年04月11日(金)
フォトペタ!
今日はとても嬉しい一日でした。
Surfin'愛読者T氏からジャストシステムの新製品 『フォトペタ!』 が送られてきたのです。『フォトペタ!』開発責任者 T氏じきじきに「私(阪本)から吸収したものを具現化した もの」などといわれては、もう、開封のときから頬が ゆるみっぱなし。
開発コンセプト 「遊びの提案」 「デジカメをこんな風に使うとめっちゃおもろいで」 がパッケージにも表現されています。 デザインがいい。かわいく、パソコンソフトとは思えない キュートさ。
通常パソコンソフトに入っている説明書といえば、難しく て法律にうるさいおじさんが「はい。**についてはわし、 知らんかんね」とダメ押ししているような、そんな空気が あるのですが、にこやかでかつ礼儀正しい学生アルバイト が店番しているような、そんなやさしい空気があります。
『フォトペタ!』とは簡単に言うと、デジカメや携帯内の写真 データをプリクラ風シールにプリントアウトできる、という 商品です。 これで生活の楽しさが増えるし、会話が増える。そして、笑顔 が増える。まさに五感商品。
このように、「いいところ」が簡単に言える商品こそが、 素晴らしい。
仕事に追われており、残念ながらまだインストールして 実際に使ってはいないのですが(Tさんごめん)、デジタルの 世界と日常生活との橋渡しをする「フォトペタ!」、面白そうで、 早く使いたいです。
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