株式会社JOYWOW
椰子の実日記【JOYWOW】
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2003年03月31日(月)


SARS怖い

マスコミはあまり真剣に報道してくれないので
よくわからないのですが、SARSって、ひょっと
すると、すごくヤバい病気なのではないでしょうか。

一つのテーマ(SARSなど)について徹底的に
フォローする、というメディアが生まれて欲しい
と思います。あれも、これも、という「総合」では
なく。

SARSをおそれ、来週から予定していた北京出張、延期
にしました。
航空会社も、ホテルも、SARSは「特に重要ではない」
と見ているようで、キャンセル料ルールは、通常
通りでした。う〜む。どのようになったら、
「特別扱い」になるのだろう・・・と考えたら、
「もっともっと被害者が増えたら」という答が
出てきました。なんだか、いやですよねえ。

そのためにも、一つのテーマについて多角的に
徹底研究するメディアの必要性を感じるのです。
SARSであれば、医学者だけではなく、社会学者、
ジャーナリスト、歴史家なども交えて、いろんな
方向から検討する。

 

2003年03月30日(日)
スランプ脱出法

私はだいたい原稿を書くのが早いほうで、パソコンの
前に座り、立ったら、はい、できあがり、という
感じです。そんな私でも、年に二回くらい、「もう、
どうしても、書けない!」と大スランプになって
しまうことがあります。

昨年では、『マーケティングサーフィン』着手直前と、『語ろう!』の、同じく
着稿直前がそうでした。何も浮かばないのです。

私が原稿を書いている最中は、「神サンが降りてくる」
状態で、一種「イッて」しまっていて、文字が全身から
溢れ出てきて、タイプが間に合わない状態になります。
しかし、スランプの時はアタマの中が
真っ白けで、文字の「も」の字も出てこない。

昨年『サーフィン』の時は初めてのスランプだった
ので焦りました。

日記によると

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6/18 書けない・・・ 韓国戦で感動した 
   全身カユイカユイになった

6/19 クソしたら、完全復活
   完全に生まれかわった。脱皮!!
(阪本註:実はまだこの段階では『完全復活』では
 ありませんでした)

6/20 起きたら完全復活
   ほんとうに脱皮。書きたくてしようがない
(註:これで本当に完全復活でした)

6/21 第一章完成、Y氏(註:PHPの担当編集者)に納品
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となっています。つまり、6/18あたりで真剣に悩み、
19日に復活の兆しがあり、20日に完全復活した。
悩んでいたときは身体がカユイカユイになっています。
これは非常に象徴的で、「脱皮前」だったんですね。
特に日焼けしたわけではないのに、かゆかったのです
から。『サーフィン』という、全く新しい試みに挑戦
したがゆえの、悩み、スランプだったのだと思います。

そして、実は、昨日の私がスランプでした。もう、
この世も終わりか、というくらい。

こういう時は、じたばたせず、焦らず、何も
しないでいるのが一番です。昨日は昼間から
寝てしまいました。こういうときは映画を
観ても、本を読んでもアタマに入りません。
覚悟を決め、寝る。
そして夜、呼吸法をいつもより長くやりました。
そうすると、だんだん回復の兆しが見えてきた。
今朝起きたら、ばっちり、回復です。
おかげで今日はこれから、原稿3本、書けそうです。

 

2003年03月29日(土)
絶滅寸前! 至急保護せよ

天然記念物で保護しなければならない動物っていますよね。
トキとか。それと同じように、絶滅しかかっていて
保護しなければ大変なことになると危惧している動物が
います。

商人(あきんど)です。

目のさめるような見事な商人が、本当にいなくなりました。
まずはeビジネス。
ITによって、だれにも商いの道が開かれるようになった
のはおめでたいのですが、「ちがうだろう」という話に
事欠きません。納期がわからない、一度注文したものが
わからない、毎回決済のためにカード番号を入力しなけれ
ばならない、・・・はまだかわいいもので、ある電子会議室
サービスを昨年6月から一年契約で使っていたのですが、今年
突然、使えなくなりました。理由は、結局、弊社のシステムが
悪い、という「顧客側を責める」ボールがカスタマーセンター
から返ってきて終わり、です。面倒くさいから黙っています
が、納得していないことには変わりありません。顧客から投げ
られたボールは、返球してそれで終わりではなく、「ありがとう。
解決したよ」と、顧客からのボールでピリオドが打たれること
が原則なのです。カスタマーセンターは、そこがわかっていない。
ただ、パソコンとインターネットの知識が多少あるだけの坊や
やお嬢さんがやっているのです。商人ではない。
価値経済において、一番気をつけなければならないのは、
このような、「ネガティブ・サイレント」(黙っている不満顧客)
です。商人であれば、そこを見逃しません。
このような「ぬるい」仕事でも、組織内にそれを指摘する
商人が不在なため、顧客に不満が残るだろう、ということは
だれにもわからないのです。

おっと、eビジネスだけで終わってしまいました。

 

2003年03月28日(金)
プロジェクト・リーダーに求められる資質

1.捨てる力
2.臨機応変な決断力

と考えます。これは猿之助さん

に学びました。

1.捨てる力
 脚本第一稿は長さを気にせず、とにかく書きたいだけ
 書いてもらう。それを練り上げたのち、上演時間に合う
 ようカットしていく。このカットという仕事が実は
 増やすより難しい。本質をしっかりと見極めていないと、
 ブレてしまうからです。

2.臨機応変な決断力
 プロジェクトの開始時に、全体の設計図を描きます。
 リーダーのなすべきことは、図面どおりに動い
 ているかどうかをチェックすることではなく、「動かない
 こと」を前提に、やわらかく軌道修正していくことです。
 車のハンドルにも遊びが必要なように、リーダーのこころ
 にも遊びが必要になります。それが、ゆるみであり、
 ゆるゆるしていることが重要です。
 そしてこれが一番、難しい。

 

2003年03月27日(木)
剣を置く

スーパー歌舞伎『新・三国志3』のヒーローは、三国志
の中でも、また、数ある戦国ものの中でも全く新しい
英雄です。通常、民に平和をもたらすというビジョンのもと、
戦争は行われます。しかし、戦争の過程においては、その
民の血がおびただしく流れます。
『三国志3』のヒーローは、剣を奮うのではなく、巧みに
扱うのでもなく、全く新しい方法にて戦争を終了させよう
とします。

それは、剣を置く、ということです。

剣を置く勇気を持つ者こそ、真の勇者であり、真に民のことを
考える者であると、思います。

 

Kei Sakamoto |株式会社JOYWOW