椰子の実日記【JOYWOW】
2003年03月16日(日)
汗をかく
営業マン時代の悩みは、汗がすぐ出る、ということでした。 毛穴の開きが早い。だから、4月に入るともう夏物のスーツ でした。10月に入るまで6ヶ月着るのですから、夏物スーツ 需要が私にとっては一番大きかった。独立してからは外歩き がなくなったので、身体もワークスタイルに順応したので しょうか、毛穴の開きが遅くなった。あまり汗をかかなく なったのです。これが実は淋しい。だらだら出る汗が、実は 好きなんですよ。サウナに入ればいいのだけど、でも、サウナ の汗は同じ汗でも意味が違う。身体を動かしてたらたら出る 汗がいい。 起きて、窓を開けると、今日はとても気持ちよいマイナス イオンがたくさん入ってきました。こんな日は外を歩いて、 いい空気をたくさん吸い、がんがん汗をかこうと思っています。
2003年03月15日(土)
ブックストアで待ちあわせ
私の宝物。 1983年10月28日水曜日、大阪の紀伊国屋書店 梅田店で買ったというメモが奥付に書いてあります。 1983年、新潮社から上梓された片岡義男氏の、アメリカ 本にまつわるエッセイです。雑誌『ポパイ』に連載されてい た楽しいコラムがモトです。本のカタチが変則で、 ブックストアで待ちあわせ を見ていただけば、その独特のスタイルがわかります。
3畳と6畳二間の、狭いせまい尼崎の実家でこれを読んでいた 私にとり、そこに書いてある世界はまるで違う星のできごと でした。 カリフォルニア、ポンティアック、ブックストア。 ガールフレンドとブックストアで待ちあわせ。あり得ない。 ぜったい、自分にはあり得ない世界である。しかし、あきらめずに チャレンジしてみてもいいのではないか。あるとき、ふと、この向上心 というか、無謀な冒険心が、むくむくと胸に生まれてきました。 しかし、実際にアメリカ本土に行くことができたのはそれから8年後、 住むことになるのは17年後のことでした。
ともあれ、遠い、痛いほどの憧れとともにページを繰ったものです。 その後、日本国内だけではなくアメリカも含め度重なる 引越しの際にも紛失しないよう、大事にだいじにしてきました。 だから、アメリカ原体験は、私にとって、この本です。
本書で知った、リトルゴールデンブックスを一時期 50冊は貯めこんでいました。米国へ行くたびに買い、一人 満足していたのですが、その後、米国でもあまり見かけ なくなってしまったのが残念です。あっても本の綴じ代が 金紙ではなくなり、厚紙でできた表紙もソフトカバーになって しまって。
私の英語の先生は、リトルゴールデンブックスでした。この本を テキストに英語塾を開こうかとも考えたくらいです。ある事情が あって、現在は手元から消えてしまったことが、とても残念です。
だからこそ、片岡義男さんのこの本だけは、今後も大切に持ち つづけたいと考えています。自分の向上心の出発点として。
2003年03月14日(金)
麗しのサブリナ
麗しのサブリナ Sabrina 公開: 1954年 製作: パラマウント・スタジオ ビリー・ワイルダー 監督: ビリー・ワイルダー 原作: サミュエル・テイラー 脚本: ビリー・ワイルダー サミュエル・テイラー 撮影: チャールズ・ラングJr 音楽: フレデリック・ホランダー 出演: オードリー・ヘプバーン ハンフリー・ボガート ウィリアム・ホールデン 高校の古文の先生は、漢字コンクールで何年か連続優勝する くらい博学でした。彼がしみじみ言ったことをいまでも覚え ています。
「『麗しのサブリナ』は、原題より、いいタイトルだよなあ」
確かに。原題は『Sabrina』で、まんまです。想像の広がりの あるのは、邦題でしょう。この時、翻訳の素晴らしさを、知り ました。長じて自分も翻訳をするようになり、自戒のため先生 の言葉を時々思い出したものです。
さて、映画では、ボギーとホールデンが兄弟役ですが、いかんせん 二人とも、薹(とう)が立ちすぎている感が否めません。ボギーって、 昔はこういうタイプの大人の男がいたよなあ、という雰囲気があり ます。それはそれで安定感があっていいのですが、恋にとまどう役柄 としてはちと苦しい。
とはいえ、ヘプバーンが美しいので、すべてOKですね。この映画は もともとブロードウェイのヒットミュージカル『サブリナ・フェア』 を観たヘプバーンが「これは自分のためにある」と思ってパラマウント に版権を買わせた裏話があります。ヘプバーンによる、ヘプバーン のための映画。文句なし。白黒映画の美しさを堪能できます。
2003年03月13日(木)
貨幣博物館
東洋経済新報社でのアポにまだ時間があったのでふと見回すと 貨幣博物館 があることを発見しました。こんな博物館があることなど、まるで 知らなかったのですが、博物館好きとしては放っておけません。
重厚なドアの向こうには、愛想のいい警備員さんがいて、気持ちよく 出迎えてくれました。
展示物は、貨幣の発祥から、現代まで、実物のお金とそのエピソード が時代順に丁寧に勉強できるようになっています。 教科書でしか見たことのなかった「和同開珎」、大判、小判、びた銭 (びた一文、まけらんねえや、というときの『びた』はここから)、 などを見て、感激しました。大判は、一枚いちまい、手書きで 書いていたということも、初めて知りました。
それにしても、こんな建物に収まる、人類が作り出した貨幣で、 これまでの歴史は動いてきたのだし、戦争の発端も作られて きたのだ、と思うと、呆然としました。喜怒哀楽も、すべて、 この人造物がまきおこす営みなのだと。
ドイツの哲学者ジンメルに『貨幣の哲学』という著作があります。 大学時代、その講義を受けたことありますが、よくわからなかった。 いまなら、学ぶことができるような気がします。読んでみよう。
ところで、お札って、「日本銀行券」というのを、ご存知でした? あらためて手元のお札を見てみると、たしかにそう書いてあります。
2003年03月12日(水)
マーケティング世界観をもった営業力
今年のテーマの一つに、「営業力」があります。
19年現場で営業をやってきて、身体にしみこんだ 営業の知(血?)を活かしたい。 そこで、毎年恒例の大阪産業創造館講座・春の部を マーケティング実践塾「起業家のための3ステップ売上向上大作戦」 とし、12名様限定でみっちり、受講生と共に実践 していきたいと考えています。
営業こそ経営の先端であり、顧客と接触するマーケティングの 皮膚です。ところが、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング) という体のいい手抜きで、あまり正面きって取り上げられて きませんでした。マーケティングとセリングは別とは いうものの、ある一つのマーケティングの世界観のもとで 営業は語られるべきです。私はそう思います。この講座で は、私のマーケティング原論に沿いながら、現実の営業 戦略を組み立て、結果を追求していきたいと思います。
また、起業家は、コンテンツ設計は得意でも、営業は いま一つ勘所がわからない、という人が意外と多い。 あるいは、営業は大好きなんだけど、起業のステージに よっては営業ばかりやっていても困る場合があります。
このあたりの匙加減も、起業ステージごとに違います。 私が診断し、一緒に考えます。
楽しみで、わくわくしながら、準備しています。
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