椰子の実日記【JOYWOW】
2003年01月20日(月)
すべてにテーマが必要
バンドもやっています。 同じ曲でも、「この曲でわしらは何を表現したいか」で、 演奏が変わってきます。ギターであれば、コードを じゃらーん、とただストロークすればいいのか、 あるいは、弦をバラつかせて一弦ごとに音を出すのか。 ボーカルも、音符への音の乗せ方が違ってきます。 オペラ風にするのか、ロックンロール風にするのか。 いい事例としては、クイーンの『ボヘミアン・ ラプソディ』。あの曲はとっても不思議な曲で、 一曲の中に、いくつかの要素が混在しています。
言いたいことは、プロジェクトでも、「進める プロセス」も大切ですが、メンバーの間で、 「このプロジェクトのテーマは何か」を最初に 共有していること。
そうすると、メンバー各自の「音の出し方」 「間の取り方」も違ってきます。
優れたプロジェクトチームは、「音」と「間」、 この二つにテーマがあります。
2003年01月19日(日)
古武術
古武術の研究を始めようと思っています。
仕事はすべてアメーバ単位のプロジェクトになる。 その際、従来の、上位下達の命令系統による動き は無意味になります。古武術は、一言でいうと、 部分がそれぞれ独立して全体として調和の取れた 動きをすることを目指します。 また、step by stepで初歩から一歩ずつ上達し ていく技能習得のメソッドも取りません。 いきなり、「最高の型」を始めます。 これは三味線などもそうで、楽譜や弦のレッスン などせず、いきなり曲の練習から入ります。
考えてみれば、自然界はすべて部分が調和した 全体になっています。小魚の群が方向転換する 時、先頭集団から順にするのではなく、一気に 転換します。「せーの」という掛け声もなしに。
「象の初心者」というのもいません。 象は生まれてからすぐ象です。
巨人の桑田投手が復活なした背景には古武術の習得 があったと聞きます。
研究結果は、またご報告しますね。
2003年01月18日(土)
「上海から来た女」
1948年。米国。オーソンウェルズ。 最初に観たのは78年、大阪の三越劇場。三越百貨店の 最上階に小さな映画館があって、レトロな、いい雰囲気 でした。 昔の女優はなぜあんなに完璧に美しいのでしょうね。 リタ・ヘイワースは白黒の粒が輝いています。
この映画の見所は、やはりラストシーンです。あの幻想を 際立たせるため、それまでのたんねんなディテール描写が 生きてきます。舞台設定が非日常的であるがゆえ、細かい ディテールに凝っています。 ラストシーン直前の裁判所の描写。くしゃみやせき、といった 「人間的」なしぐさを、くどいまでに描いています。観ている と「なんでこんな動きがあるのだろう。何かの伏線かなあ」と 不思議なのですが。また、京劇の劇場内での煙草の煙。 あれもまた、人間の体臭を描いています。
CGなど、まったくない、それこそ「人間サイズ」の描写。 だからこそ、ラストシーンでわくわくする。
何が実で、何が虚かわからない。このテーマは、後に ウェルズはもう一度取り上げます(『Fake』)。
私は、大学の卒論『共同幻想論』で、この映画のラスト シーンを、引用しました。
2003年01月17日(金)
人間サイズ
スーパー歌舞伎『新・三国志』の脚本を書いた演劇家の 横内謙介氏が21世紀のキィワードは「人間サイズ」だと おっしゃっています。
デジタル革命は人間が体験したことのない全く新しい 世界をもたらします。映画のCG、パソコン、携帯電話 などの「してくれること」は、人間の手足の延長だった 従来の道具(ペン、印刷機など)を超えています。 当然そこにビジネスチャンスや人間の可能性を広げる ポテンシャルもあるのですが、ダークな部分も当然 あって、それが「人間サイズを超えてしまった」。 人間サイズを超えたということは、即ち身体性を 失ったことです。 横内さんは演劇の可能性を、「人間サイズ」にみてい ます。 同感です。舞台の上と観客とが同じ空気を共有し、 「気の飛ばし合い」をすることで一つの律動感を 得る。 「人間サイズ」、この言葉は、ビジネスの世界 でも充分吟味しなければならないと思います。
2003年01月16日(木)
呼吸法でプラスを呼び込む
呼吸法を始めて一年、プラス効果があります。
1.経絡の巡りがよくなり、風邪一つひかない。近くに風邪 ひきさんがいても、感染(うつ)らない。
2.声の通りがよくなった。話すことが職業上重要なスキル である私には福音です。
呼吸のやりかたを、伝授しましょう。
1.口から想像できる限り細い糸を吐き出すイメージで、 ゆっくり息を吐いていく。丹田から搾り出す。 なれないうちは、長くは吐き続けることができない でしょうが、続けるうちに長く吐くことができる ようになります。ちなみに、現在の私は30秒くらい。
2.鼻から吸って、一旦丹田にため、それから吐く。 吐き方は1と同じです。ゆっくり、ゆっくり。
1と2、どちらも構いません。いつでも、どこでも やりつづけてください。きっとあなたにプラス になります。
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