視界穏砂
打楽器奏者・朝倉真司の穏やかな日常(細切れ御免)
本家はここ(掲示板は本家から)/スケジュールはここ
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2003年11月05日(水) 鉄板

■風邪もだいたい復活。ハシケンのツアーで一緒だったオルガンの河合さんも風邪気味だったとメールが。流行ってるみたいですね。風邪。

■今日は昼からヨシンバリハーサル。11日に久々にちょこっとライブをするのでそのリハーサルを中心に。乞うご期待。その後、渋谷7th floorにてサンタラのライブ。私はカホンでサポート。彼ら二人の音楽の根幹にあるのは基本的にブルースだが、奏でる唄からは何とも言えずきちんと新しい「音」がする。側にいるとよく分かるが、二人の奏でる音楽とステージでの姿がきちんと普段の生活を携えているところが素晴らしいと思う。そしてこれもいつも思うが、演奏中の素晴らしい集中力。最後に二人だけでやった「フラッグ」に涙。来年早々にメジャーデビューが決まっている二人。楽しみです。強い雨の中、打ち上げは鉄板焼き屋さんで。


写真=本番後。7th floorは楽屋がないのでステージ裏のこんな階段のところで皆さんご挨拶。名物マネジャーW氏が何故かカメラ目線(左端)。話を聞かなくて良いのか、と思う。いい意味で。


2003年10月11日(土) 麺麭

■ひっっさびさに完璧な休み。ということで思い立って相方と全く暫く行ってなかった吉祥寺の今を見つめる旅へ。ちょっと来ないと町並みがどんどん変わる吉祥寺。サンロード(駅前のアーケード街)もアーケード自体の新装中で屋根が無く空が見えるため風景が全く違う。行ってみたくてメモだけしてた新しいお店などを巡ってみたり。しかし休日に吉祥寺など歩くと知り合いに会いまくるわね。人も多いし。井の頭公園にキンにも久々に会いに行く。バーチャル井の頭公園を手がける若きwebクリエイターであるはぎぼうくんに初めてお会いしました。

■帰って食べたここのパンは大変美味しかったので機会があったら是非食べてみてくださいほんとうに。


2003年10月10日(金) 手帖

■朝起きてテレビをつけるとはなまるカフェのゲストが何とモックンでヤックンとのやりとりをものすごくどきどきしながら見つめるミーハーな31才。出し放しの扇風機をようやっと仕舞ったり来週から続く地方の日々に備えて倉庫で楽器の整理というかやりくりをしたり車のタイヤ交換(9/17にパンクしてずっとスペアタイヤのままだった)したり溜まった日記(これ)も更新しなくてはあああああなどという間に一日が終わる。

■何だか分からないががこのCMが大嫌いなんだあああああ流すのをやめてくれえええ。

発売日決定。最近のMac事情にはすっかり疎いがそろそろ機も熟したかなあ。PowerBookも新しくなったし。ていうかうちのpismoもうぼろぼろだし。買いませんよ。買いませんけどね。


写真=来年の予定もぼちぼち入ってきたので注文した来年の手帖が届く。おととしくらいまではお店を廻って探してたのだが最近Agendascopというこの型はどこにも売ってないのでもう最初からネットで注文。何故かフランス語版しかないため届いたらまず国民の祝日を赤ペンで書き込むのが毎年の習わし。


2003年09月05日(金)

■今日は大槻ケンヂアンプラグダー最終日@仙台。久々に東海道でない新幹線に乗ったが二階建て新幹線の一階に乗っているとホームに止まってるときにちょうど窓とホームの床が同じ高さになるのでホームを歩いている人に窓を蹴破られそうでおお怖い。

■開場のannは今回のツアーでは一番小さい会場で音も割とデッド。お客さんも開演前も開演後も静か、というか真剣に聞いてくださってる感じで開演前舞台袖でみんなで騒いでいたらローディーの倫くんに「今日はお客さんに丸聞こえなので静かにしてください」と怒られる。すいません…。本番では直前のリハーサルでちょっとだけ練習したハニードリッパーズの「シー・オブ・ラブ」や「岬めぐり」も演奏。それにしてもこのツアー、場所場所で本当に全然内容違ったな…。大槻さんがMCで「仙台の人はギャグを寝かせる、その場では笑わないで2,3日してから「あれ面白かったよなー」と言い合うと聞いたんですけどほんとですかね」と言っていてなんだそりゃと思ったがお客さんは頷いていた。そうなのかよ!最後の曲の前のMCで大槻さんが駅で買った仙台名産のずんだ餅がまずかったという話をしてしまい客席が一気に冷える(笑)。そのまま若干不穏な空気を残しながら終了。

■打ち上げは何でも置いてあって何でもうまい中華料理屋みたいな居酒屋で。大槻さんと話していてそれにしてもミュージシャン(私は自分のことをあまり「ミュージシャン」だとは思ってないのだが)って幸せだねえという話になる。毎日違うところに行ったりいろんな人と会ったりメンバーで旅に出たり楽しく演奏して食って呑んで。それはそうなのだがていうか大槻さんの場合はアンプラグドの他に特撮電車という両極端なバンドをやっていて毎月のようにツアーをやっていて、文筆家としても一人でホテルに篭もって尋常ではない数の連載をこなして(それだけでやってる人でも月産でこんなに書いてる人はいないと思う、しかもどんどん増えてる)他にも対談/のほほん学校/タレント的活動などなど。しかしそういう「両極端」が交互にぎっしりとスケジュールを埋めている状態がこの人にとって凄く穏やかで安定している状態なのだろうなあというのはお話ししてみるとちょっとだけよく分かる。マネージャーTN氏は相当大変だが(笑)。「岬めぐり」の完成度に味を占めた我々はこういう歌謡曲ばっかりやるライブもやってみたいねえという話にもなりつつ解散。お疲れさまでした。


写真=牛タンだ( ゚Д゚)!(←こればっかり)近くのお店からわざわざ運んでもらったらしい。旨かった。


2003年09月04日(木) 家族

■都内某スタジオにてぱぱぼっくすのストリングスパートのレコーディング。ぱぱぼっくすのレコーディングは本人達が大阪在住なため全て大阪でやっているのだがこれだけは東京在住のミュージシャンにお願いすることもあり事前に細かい打ち合わせ、確認をして東京で行うことに。盟友ヨシンバ西村氏にアレンジとディレクションを依頼。バイオリンの岸さんも素晴らしい。大変よい物が出来ました。終了後遅れてマルカートの最終リハーサルへ。このメンバーは笑顔が絶えず穏やかで面白い。何というかうまく言えないが、家族みたいな雰囲気がある。アコーディオンの弾き語りにバンドが寄り添うという形ということもあり広いスタジオなのに真ん中に凄く小さく集まって小さな音で演奏していることもあるのかも知れない。笑える。その後また移動して東京エスムジカのTDへ。一曲完了。良い出来だ。

■帰宅後相方が借りてきた「ドニー・ダーコ」を見る。うーん。予備知識(「目を閉じた瞬間、答えは[反転]する」とか)が邪魔してたこともあるのか(というか疲れてたのもあると思うのだが)集中できず。どうしても解釈がどうのこうのと構えて見ちゃうしそれ自体は確かにいくつかあって面白いと思うのだが、単純にこの映画の混乱したシステムを含めて現代的で不思議な青春映画、と思うと良くできているなあとは思う。



写真右=マルカートのリハーサルスタジオ。休憩中なのに練習している振りをしているベースの御供くん。
写真左=tko-eth-musica(まだ表記が決まってない)のヴォーカルのお二人。たまたま同じような格好してたので思わず撮影。向かって左が平絵美帆ちゃん、右がヨンエちゃん。美帆ちゃんは島歌的な節回しの垣間見れる面白い歌い手さんだが声の上の倍音が多くて楽器みたいな美しい声をしています。ヨンエちゃんは韓国語や英語も堪能。声にちょっとだけ少年ぽさがあって私はそこが凄く好き。二人とも個性的でとても素晴らしいヴォーカリストです。レコーディング初体験とは思えないヴォーカル録りの早さで製作陣三人(プロデューサー山口氏・コプロデューサー朝倉・エンジニア川口氏)は腰を抜かしました(←嘘)。


2003年09月03日(水) 雷雨

■今日はヨシンバのミーテイング(ベースのスーさんがよく焼けていた←これだけ書くと食べ物みたいだが一応人間です)の後東京エスムジカのレコーディングへ。盟友ラブサーカス石村順に来てもらって4曲分のベースを弾いてもらう。曲調バラバラなのにすんなり終了。流石。パーカッションもちょっとだけダビング。これで歌を含めて録音作業は実は終わり。がーん( ゚Д゚)!早い(゚∀゚)!やったヽ(´∀`)ノ !というわけで明日からはトラックダウンなのであった。


写真=相談しながら録音している順とハヤカワダイチ氏だが後ろでは夜の出前のメニューを決めている(笑)

■作業中の夕方、見たことのないくらい凄い雨と雷。ストロボのように光り続ける窓。折角たくさん洗濯してきたのに!凸(-_-メ) と思ったが帰ってきたら洗濯物は濡れてなかった。軒下に干してたとはいえ何故?こっちは雨降らなかったのかしら。どうせ田舎だから・゚・(ノД`)・゚・

■というわけで今日は顔文字満載でお送りしてみました(´Д`)ノ゛。


2003年09月02日(火) 立派

■本日は都内某スタジオにてマルカートのリハーサル。某事務所が持っているとても広い立派なスタジオ。周りには緑も多くてこういうスタジオいつも好きに使えたら素敵だねえ誰か作ってよ作れよ!!と大体いつもそういう話になるのよねこういうところでやると。本日は新曲をたくさんやった。大変いい感じです。その後歌入れをやっている東京エスムジカのスタジオに行く予定だったが連絡したらもう終わったので来なくて良いとのこと。早え( ゚Д゚)!というわけで帰る。


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