視界穏砂 打楽器奏者・朝倉真司の穏やかな日常(細切れ御免) 本家はここ(掲示板は本家から)/スケジュールはここ DiaryINDEX|past|will
■9月。外に出ると何と鳴いてる虫の声が蝉の声ではない・゚・(ノД`)・゚・。本当にこんな簡単に秋になってしまうのかしら。
■朝、相方が買って来た初物の秋刀魚を焼く。でかい( ゚Д゚)!旨い(゚∀゚)!今年の秋刀魚は例年に比べてそんなに大漁というわけではないらしいのだが脂がのっていて身が柔らかいので冷凍に回せないらしく値段も安いみたい。もう秋かあ。
■本日はアナログフィッシュのレコーディングへ。2曲にパーカッションをダビング。エンジニアはヨシンバでもお世話になっている柏井さんで人見知りの朝倉くんは一安心。柏井さんがエンジニアでヨシンバと共作した林邦洋くんのニューシングル(9/3発売!)の話題など。うち(ヨシンバ)の西村も数日前に別の曲でピアノを弾きに来たらしい。夕食前に階下へ降りていくと柏井さんが中腰で棚の裏に隠れている。ゴキブリがいたらしい。私もゴキブリは全然駄目なので遠目に処理されるのも見守る。その後柏井さんは腰を痛めてかばって中腰になっているだけと判明。なるほど。作業中いつでも中腰でした。別にゴキブリから隠れていたわけではないのね。アナログフィッシュは強力なワンアンドオンリーを感じる3ピースのロックバンド。大変素晴らしかった。参加できて光栄でした。
■昼からパーカッションを車に満載して某郊外のスタジオへ。これってまだ公表されてないと思うのですが、書いていいと青木さんが言っていたので書きますが、実はあの葡萄畑がニューアルバム(!)のレコーディングを開始していてそれにパーカッションで参加するため。リズム録りは既に全曲終了していて全曲聴かせてもらう。曲はどれもストレートでねじ曲がっていて尖っていて枯れていてどこでも聞いたことのない何かを帯びているようで歴史のある音楽のようで、何というか、聞いていて爆笑。1976年発売のセカンドアルバム「SLOW MOTION」発売後ドラマーが河合マイケル氏に変わったりしてさらに訳の分からない高度な変化を遂げつつありながらも録音物としては音源の残さないまま解散してしまった葡萄畑。凄い物が出来ますよこれは。発売は来年かな。というわけで時間の無い中、マイケルさんと相談しながら二人で様々な打楽器をダビング。ますます変な状態に(笑)。
■朝、新大阪の駅に向かうタクシーはちょうど大阪地裁の横を通る。池田小事件の判決が出る日。ヘリコプターが4機旋回しながら飛んでいるのが見えた。
■大阪に移動して大槻ケンヂアンプラグダー@大阪サンホール。サンホールはたっぱが低い感じの思ったより大きい小屋だった。雰囲気があって小さいライブハウスでやることの多いアンプラグダーでこういう感じの小屋は珍しいかも。アメ村のど真ん中にあるので待ち時間は堀江付近にお買い物などに。今回は中島らもさんと対バン。…凄かったです。MCでは獄中ネタ爆発(笑)。らもさんの予定演奏時間は一時間ほどだったのだが50分くらい経ったところでマネジャーの方が楽屋に走り込んできて「すいません喋りすぎで11曲の予定がまだ6曲しか終わってません」とある程度予想されていた事態を告げる。…。結局後半3曲はカットしたらしい。さて。今回も曲順は開始寸前に決定。今日もじっくりと演奏してアンコールの声の中楽屋に戻ったら10時過ぎ( ゚Д゚)!いつの間に( ゚Д゚)!というわけで慌ててアンコールを一曲。打ち上げでは来週のツアーファイナルの仙台で何か仙台にちなんだ曲をぶっつけ本番でやろうと盛り上がる。
■というわけで今日は大槻ケンヂアンプラグダー@名古屋TOKUZO。ワンマンということでリラックスした雰囲気。曲順も直前に決定、しかもその場でどんどん変わる。構成も急遽間に休憩を入れて2部構成に(笑)。予備の曲もほとんどやって2時間半、20曲くらいやりました。お客さんも大満足だったのではないかしら。打ち上げでは久しぶりの名古屋ということもあってご多分に漏れず手羽先を死ぬほど食う。2軒目に寄ったお店が昭和初期のアパートを補修しながら維持している隠れ家みたいなところでとてもいいところでした。
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