そよ日暮らし の そよふぉとノート もくじだよ|きのうへ|あしたへ
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 坂本樹歌集「たったひとつの」「てのひら」より 作者様のおゆるしをいただき、ここに掲載させていただきました。 坂本樹さんのブログにて、 この他の短歌も読むことができます。⇒ 「てのひら」 写真は、歌集を拝読させてもらいつつ撮り下ろしたものです。 (2008年06月12日 斉藤そよ撮影)
![]() さみどりのとばりが降りる森の道 春を尽くして 水無月が行く ![]() ![]() ![]() ![]()
![]() 来るたびに かんどうしたりされちゃうと 森にとってはちょっとうっとうしいかもよ と、思うので もっとしぜんにおつきあいをしたいなぁと 心がけてむかうのだけど またしても 過剰に心がうごいてしまう ![]() ![]() こんなとき きもちにそった言葉をさがすと このごろとみに ひどく使い古された表現ばかりが 思い浮かんで もうそこで、すっかりしっくりしてしまい ゆったりまんぞくしてしまう たとえば 「運命の出逢い」とか 「神様のおぼしめし」とか 「あなた(この森)にめぐりあうためのこれまででした」 というようなもの ![]() ![]() きのきいたかいわはぜんぜんできないけれど うれしいうれしいあえてうれしいありがとうっと つたえつづけるこもれび日和 ![]() ![]() ![]() これは、いま わたしのなかではいちばんに神秘的だと思えるところ ちいさなちいさな沼のほとりの
![]() 「ただいま」といえばふつうに「おかえり」とこたえてくれるはじめての森 ![]() そっけなくソッポ向いてるオオバナノエンレイソウのふたりぐみ。 その奥は「こんどはなにしてあそぼうか」って相談してるコゴミたち。 ![]() フレンドリーなタチツボスミレとセントウソウ(仙洞草) ![]() まがりなりにもクサノオウ ![]() 備忘録として) 五月なかばの沼のまわりは オオバナノエンレイソウとあのなつかしいミツガシワ と、そうそして はじめましてのエゾキケマンとムラサキケマンが咲いていました。 ありがとう。おはよう。ただいま。どうぞよろしく。
![]() さくさくら ![]() なきだすはこべ ![]() ふくむふくらむふくじゅそう ![]() ひらかれるみち ![]() なめらかな、なんでかすでになつかしいやま 五月です
![]() あたらしい土地で出会ったネコヤナギ。 いろがたいそうきれいなのです。 むきずでむくな箱入り娘とゆうかんじ。 ![]() 原っぱはまだこんなふう。 これらは家の裏手の空き地。 このあたりにはこのあときっとものすごくお世話になりそう。 どうぞよろしくおねがいします。 備忘録・・・4月18日現在、みどりのものは「ふきのとう」だけ。 ゆっくりでいいです。どうぞごゆるりと。うん。
![]() 引っ越して、まいりました。 ひとりにひとつ、守り神的ものがあるなら 「わたしにとっては、それはゆき。」って、 ずっと思ってきたけれど、あたらしく住まうこの地は、 平地にはほとんど雪は降らないらしく、 すこしおろおろしておりました。 でもだけど、この山があるからたぶんだいじょうぶ。 この山は、居間の窓からみえる風景。 まもなくきっと目を覚まし、朝ごとにみどり濃くなることでしょう。 そのことがいまとてもたのしみ。 引越しを機に、PC環境がいろいろかわりましたので とりいそぎ、テストを兼ねた更新でした。 このあとも、どうぞよろしくお願いします。
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![]() 時節柄、水にふれたくふれるべく みずうみの底へ底へとゆきました。 ![]() みずうみにちりばめられた七色のあぶくのなかをくぐりぬけ 底へ底へともぐります。 ![]() そうこれは、みずうみの底。 立春が過ぎ、雨水になってもこのとおり。 しーんとしずか。 上空では、にわかに春を意識した鳥のおしゃべり聞こえるけれど 水面下とか底の底ではまだまだまふゆ。だいじょうぶ。 * ゆっくり春になりますように。
![]() 銀色の雪のふすまに見破られ もっとせわしくざわめくきもち * でもきっとずっとやめないような気がする きさらぎも ゆうゆうじてきごっこのつづき ![]()
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