東京の片隅から
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フィギュアスケートの世界選手権が中止になって、空いた放送枠が映画や音楽番組に差し替わったりしている。 過去の大会の総集編や今シーズンのエキシビションなどの放送は出来なかったんだろうかと思うんだけど、いろいろ権利関係が面倒くさいんだろうなぁと類推。 でも制作側に熱意があれば出来ると思う。 結局のところ放送局は視聴率がとれるから放送するだけで、そこまでそのスポーツが好きなわけじゃないんだろうな。
今年は大学の卒業式も軒並み中止になったので、袴姿の女子学生やスーツ姿の男子学生を目にする機会もほとんど無い。今のところ1人だけ。 季節の実感がなくて、なんだか3月じゃないみたいだ。せめてストールだけ桜色にしてみる。
東京都美術館で開催していたハンマスホイとデンマーク絵画展は、結局閉館延長でそのまま会期終了となってしまった。 財布の中にはチケットが入ったまま。珍しく前売りを買ったらこれだよ! インフルエンザで行かれなかったシカオちゃんのチケットも入ったまま。 区切りをつけるために、取り出してチケットスクラップブックに貼る。
無念。やっぱりこういうのは一期一会なんだなと実感する。
普段ならこの時期に年度内駆け込みの業務が入ったりするんだけど、今年は3月に入ってからずっと業務量は低空飛行。メールも電話も少ない。 当初はPTA関連で結構有休を取らなければならない予定だったのでそれでもそれなりに忙しいかと予想していたのだが、予定が全部吹っ飛んだのでそのぶん余裕が出来た。 非常にのんびりしている。 めったにないことで逆に気持ち悪い。
この生活はしばらく続くんだと思う。ついいろいろ考えてしまうんだけど考えすぎても何もならないので、とりあえず毎日をきちんと暮らすのが大切、と自分に言い聞かせている。 先が見えない宙ぶらりんの感じが心許ない。
萩尾望都「王妃マルゴ」完結。 表舞台から退いた後は出番が少ないから最終巻はやや駆け足感がある。 まぁ映画では全く描かれていなかったことを考えるとそんなものだろうな、と。 あの時代の重厚な衣装を描いただけでお疲れ様でした、とひれ伏したくなる。
次はポーの一族の再開なのかな。お手に無理のない範囲で描いていただければ、と思う。 川崎の展覧会も中止になってしまったが、コロナが落ち着いてからどこかでやらないかな・・・。 SF原画展とセットでもいいのよ・・・。
PTAで来賓出席しなければならない式典関係が全部飛びそうなので、ユニクロで買った黒のワンピースの出番はないかもしれない。仕方ない。値段が値段だからあまり腹も立たないのと、流行廃りのないかたちだからどこか出来るかもな、というのが、まぁいいか、というところ。
これだけマスクが普及してしまうと口紅は売れないだろうな、と思う。しばらくアイメイクを重視する流れになるのだろうか。
トイレットペーパーの買いだめ騒動が起きているらしい。 デマらしいが、真に受けてトイレットペーパーのみならずティッシュやおむつ、生理用品まで品薄だとか。オイルショックかよというツッコミを入れたいが、朝から店頭に並んで買う高齢者はまさに当時の当事者だったわけで、「非常時=トイレットペーパーがなくなる」となるんだろうなぁ、と思う。
もっとも、学校が休校になって子どもが日中家にいるようになったから、トイレットペーパーとティッシュペーパーがいつもよりも早くなくなるのも事実だ。
学校から宿題の用意が出来たので来られる人は取りに来てください、との連絡。 子どもに取りに行かせる。 もらってきたのは国語算数のプリントが3枚ずつ。繰り返しやってください、とのこと。他にも読書などいくつか課題がある。 あとやらなければならないのは、学校を休んだ分の算数の単元が二つと、算数と国語のドリルのやっていないところ。 先に買った市販のドリルと合わせると春休みは乗り切れそうかな、という分量。 終わっちゃったらそのとき考えよう。
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