東京の片隅から
目次|きのう|あした
今日から6年生である。 コロナで集団登校もなし崩し的になくなったので、あまり最上級生の自覚はなさそう。大丈夫かねぇ。
子どもの体操着、6年生までなんとかなる見込みで買ったものがパツパツなことが判明。 買い直さなければならなくなった。 あと1年、まだ1年。 春休み中に確認してよかった、と思うことにしよう。
この時期の音楽番組は特番が多い。最近は名曲カバーと銘打って80年代〜90年代の音楽を若い人に歌わせることもある。 スピッツやユニコーンを若手バンドが演奏していた。もう彼らの年齢だと「両親が若いころコンサートに行っていた」レベルんなんだろうなぁと思いながら見ていたのだが、だんだん、いやもうちょっとちゃんとやろうぜ、という気分に。 もともと好きで演奏/歌っていた場合はともかく、多分「お仕事」で急遽覚えさせられたんだろうなぁというのが窺えるものもあって、曲毎の出来不出来が激しい。「お仕事」であっても、自分たちの楽曲の評判にもかかってくるんだから、ちゃんとやろうぜ。せめて音程は外さないで欲しい。 これはカバーじゃなくてコピーだろ、それも高校の文化祭レベルの、というものがあって、がっかりすることもある。
小学生対象の予防接種会場が近所の小学校に開設されたので申し込んで接種させてきた。 対象者が限定されているせいもあるのだろうけど、ガラガラ。待ち時間もなし。子どもに聞いた限り、同級生では打たない子も多いようだが、高齢者と同居していること、もしコロナに罹ったときに重症化しにくいこと、今は一応問題ないけど一応低体重出生児だったこと等々考えて接種することにした。 本人は嫌がっていたが、針が細いせいか、インフルエンザよりも楽だったとのこと。
青山真治監督の訃報を聞く。不思議なことに意外な感じはしなかった。常に「生」と「死」が隣あわせにいるような映画を撮っていたからだろうか。 まだまだ撮りたいものがあったらしい。映画監督はいつも突然いなくなる。
そういえば同人誌ついでで思い出したんだけど、ヲタクの服装の話。 床屋に行けだの風呂に入れだの服を新調しろだの、周期的に流れてくるやつ。 昔1990年前後のコミケカタログにファッションというかマナー講座があったよなぁ。 男性向けジャンルでアパレル勤務の人?が絵を描いて学習漫画みたいになっていた。 汗はこまめに拭くとか、制汗スプレー(無香料)を使おうとか、前日に風呂に入ろうとか、腕汗が不快感を与えるからいっそ夏でも長袖で参加とか、なんかそういう話。 当時よりも今のほうは清潔感に関する最低レベルが上がっているのも事実だけど、変わらない(変われない)層は一定数あるんだろうな。
昔おすすめされたSF。洞窟の中に「わたしはここにいます」「あなたにあえてうれしい」あと一つくらいしかしゃべれない小さないきものが棲んでいる、という話。情報がこれしか頭に残ってなくて、おすすめされた場所も同人誌のフリートークコーナーで、そのあとすぐにその人は同人誌をやめてしまって、ずっと探しているけど手がかりが全く分からない。このままわからないまま人生は終わってしまうんだろうと思うけど、それもまたよしと思う自分もいる。
子供の体操着、6年まで着られるようにと少し大きめの物を買ったつもりだったのだが、買いなおしが必要そう。春休みに忘れないようにせねば。
沼野充義編「東欧怪談集」読了。 なんというか、土のにおいがする作品ばかり。春の雪が解けかけで泥っぽい、そういう感じ。ヤン・シュヴァイクマイエルのアニメーションとか、東欧の映画もそんな感じだったな、と思う。そういう風土なのだろう。ポーランドなど北のほうへ行くとだと土のにおいが薄れるのが面白いところ。
今回は副反応もほとんど出なかった。少し体温が高く(37℃くらい)上腕部が多少腫れているが、行動に支障はない。 歯医者だから上手だったのか、大量にさばいているうち注射の腕が上達したのか、それは謎だ。どちらでもないかもしれないし、両方かもしれない。
|