東京の片隅から
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小学生対象の予防接種会場が近所の小学校に開設されたので申し込んで接種させてきた。 対象者が限定されているせいもあるのだろうけど、ガラガラ。待ち時間もなし。子どもに聞いた限り、同級生では打たない子も多いようだが、高齢者と同居していること、もしコロナに罹ったときに重症化しにくいこと、今は一応問題ないけど一応低体重出生児だったこと等々考えて接種することにした。 本人は嫌がっていたが、針が細いせいか、インフルエンザよりも楽だったとのこと。
青山真治監督の訃報を聞く。不思議なことに意外な感じはしなかった。常に「生」と「死」が隣あわせにいるような映画を撮っていたからだろうか。 まだまだ撮りたいものがあったらしい。映画監督はいつも突然いなくなる。
2022年03月13日(日) |
コロナワクチン3回目 |
前回までは近所の区の施設で予防接種ができたのだが、3回目からはどこかの医療機関か役所に行かなければならなくなった。 近所の小さい病院はすぐに枠が埋まるので、枠がたくさんある大きい病院を予約する。 ちょっと離れているので自転車で行く。1階で受付、2階で予診&予防接種、3階で待機という会場で、エスカレーターでどんどん送り込むのでとても流れがいい。 私の担当は歯科医だった。なぜわかったかというと、おそらく一般の医者でなければ嫌だという人向けにわかるようにだろうが「歯科」という札を胸から下げているのである。 何も考えずに並んだが、むしろ普通のお医者様より注射が上手なのではないかという気がする(笑)
Eテレ「0655」に「きょうの選択」という曲がある。 どういう服にするか、どの本を持っていくか、右の道を行くか左の道を行くかで分岐が出て、もし別の選択をしていたらどんな日になったかな、という曲だ。
私自身でも、自分の分岐ルートはどこにあったのか、よく考える。みんなそういうものだと思っていたのだが、家族に聞くと案外そうでもないらしい。そういうものなのか。心が健康だなぁ。
この季節、椿の藪の中にメジロをよく見かける。藪から藪へ、弾丸のように飛び込む。藪の中に猫とかそういう敵がいることを彼らは考えないのだろうか。なにか確信があるのか。
パラリンピックを見ている。アルペンスキーのカービングがすごい。あのカリカリのバーンであそこまでエッジを立てるのは、私にはできない。それをハンディキャップのある人たちがやる。普段のスキー場でもチェアスキーの人を見かけることがあるが、ものすごい勇気である。
ひな人形をしまう。
オンラインで保護者会。次年度にクラス替えがなく、PTAの役員決めも終わっているので、15分くらいであっさり終了。 こんなに短時間だと、このために半休をとるのはいささか効率が悪い。
ウクライナ紛争で山岸凉子の「アラベスク」を思い出す。 ソ連時代のマンガだけどバレエマンガだけど、東西冷戦とか亡命とか政治がらみのエピソードもあったし、キエフ−レニングラード(サンクトペテルブルク)vsモスクワの対立構図があったりしたなぁと。「瀕死の白鳥」でレニングラード側が「ボリショイ(モスクワ)の『瀕死』は腕の動きが派手で下品」みたいなことも言っていたっけ。京都かよ。
まーさんはいまいちピンときていないようだったので、キエフ公国からのスラヴ史を簡単にレクチャーした。 説明しているうちに、ロシア側の言い分が盧溝橋事件時の日本と似ていることに気がついたようで、そうなると話が早いのであった。
会社にキエフ(キーウ)に仕事で行ったことのある人がいて、その人曰く「ロシアの中でも京都的な立ち位置かなぁ」と。都市としての歴史も古いし「重み」があるのだそうだ。
シューベルトの肖像画を見るとKING GNUの人を思い出すので、疲れているのかもしれない。
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