東京の片隅から
目次|きのう|あした
2022年03月13日(日) |
コロナワクチン3回目 |
前回までは近所の区の施設で予防接種ができたのだが、3回目からはどこかの医療機関か役所に行かなければならなくなった。 近所の小さい病院はすぐに枠が埋まるので、枠がたくさんある大きい病院を予約する。 ちょっと離れているので自転車で行く。1階で受付、2階で予診&予防接種、3階で待機という会場で、エスカレーターでどんどん送り込むのでとても流れがいい。 私の担当は歯科医だった。なぜわかったかというと、おそらく一般の医者でなければ嫌だという人向けにわかるようにだろうが「歯科」という札を胸から下げているのである。 何も考えずに並んだが、むしろ普通のお医者様より注射が上手なのではないかという気がする(笑)
「中国怪談集」(中野美代子・武田雅哉編)読了。 「怪談」と銘打っているが、民話的な「怪談」だけではなくフィクションも含まれる。 後半「五人少女天国行」の原作小説が出てきたり、「阿Q正伝」が出てきたりしたところで、霊の怖さというよりも人間の怖さに注視したんだろうな、と思ったんだけど、最後が天安門事件の当局記者会見。うわぁ。 これ、大丈夫なんですかね・・・わかる人にしかわからないだろうけど、本一冊通して読むとああこういう概念のもとにあの社会は動いているんだ・・・となるわけです。 読後がめっちゃこわかった。
コンディショナーのボトルの中身を使い切ろうとして、ポンプを取り外してひっくり返したら、思ったよりも残量があった。普段つける量の倍くらい。 もう面倒くさいのでそのまま全部頭につけたのだが、なんだか髪の調子がいい。そうか普段の量が少なすぎたのか。
そう言えば、チラシの間取りを見るのも好きなのであった。 実家が増築改築でニコイチどころかサンコイチのような謎の間取りで、2階に上がる階段も屋上に上がる階段も二つずつ、しかも階段をつぶして作った床下収納とか、ふすまを開けたら壁とか、玄関真下の地下室とか(笑)もうギミックだらけだったので、忍者屋敷というあだ名がついたこともあった。 そういう環境も影響していると思う。
バブルの頃、家から少し離れたところの物件が出ていた。億越えだったので年単位でチラシに載っていたのだが、やたら広い敷地(いま思うと斜面だったのかも)、くの字に曲がった平屋、ただしとても広い。表玄関と裏玄関があって、女中部屋らしき部屋もある。別宅か料亭か、そんな感じだったんだろうなと思う。叔母含め家の大人全員でフルローン組めば買えるんじゃね?と笑いあっていたけど、現地くらい見に行けばおもしろかったかな。
高速道路や高架の電車から見える、雑居ビルの屋上に建った「普通の家」を見るのが、大好きである。違法建築かもしれないが、なんかわくわくする。
Eテレ「0655」に「きょうの選択」という曲がある。 どういう服にするか、どの本を持っていくか、右の道を行くか左の道を行くかで分岐が出て、もし別の選択をしていたらどんな日になったかな、という曲だ。
私自身でも、自分の分岐ルートはどこにあったのか、よく考える。みんなそういうものだと思っていたのだが、家族に聞くと案外そうでもないらしい。そういうものなのか。心が健康だなぁ。
この季節、椿の藪の中にメジロをよく見かける。藪から藪へ、弾丸のように飛び込む。藪の中に猫とかそういう敵がいることを彼らは考えないのだろうか。なにか確信があるのか。
パラリンピックを見ている。アルペンスキーのカービングがすごい。あのカリカリのバーンであそこまでエッジを立てるのは、私にはできない。それをハンディキャップのある人たちがやる。普段のスキー場でもチェアスキーの人を見かけることがあるが、ものすごい勇気である。
ひな人形をしまう。
オンラインで保護者会。次年度にクラス替えがなく、PTAの役員決めも終わっているので、15分くらいであっさり終了。 こんなに短時間だと、このために半休をとるのはいささか効率が悪い。
|