東京の片隅から
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岩波ホールが夏で閉館するらしい。 このところなかなか映画に行かれなかったけど、あそこはミニシアターの最後の砦だと思っていたので、かなりショック。 最初に見に行ったのはアニエス・ヴァルダの「ジャック・ドゥミの少年期」だったかと。高校卒業後母校に顔を出したときに、招待券が余っているからと先生にいただいたのであった。 川喜多さんセレクトに対する信頼による集客も大きくて、彼女亡き後穴を埋めきれなかったのかもしれないんだけど、主たる観客が中高年だったからコロナで出歩けなくなったのも大きいんだろうなぁ。
車のへこみ、雪という自然現象相手なので保険対象かどうか不明。どうかと思ったが保険屋に問合せたら、保険は使えるらしい。ちゃんと直すことにした。
小学校は今日から始業。寒い寒いと文句を言いながら出かけていったらしい。しょうがない冬だから。っていうか昨日までもっと寒いところにいたよね?
今年は雪が多く、食堂の窓の外にも屋根から地面までつながる巨大な氷柱が見える。ヤバイなあれ刺さったら死ぬな、と思う。 夜、部屋で飲んでいるときに、屋根から雪が落ちるものすごい音。うわあ大変だねぇなんていって笑っていたけど、朝起きたら大惨事になっていたのだった。 うちの隣に停めていた車に雪塊が直撃したらしく、屋根もトランクもべこべこ、後部ガラスは粉々。トラックの荷台に引き揚げられていったが、たぶん廃車だ。スキーどころではない。関西ナンバーだったからどうやって帰るんだろう・・・。バスで在来線の駅→長野→中央線で名古屋よりも長野新幹線で東京→東海道新幹線で関西へ、だろうか。想像を絶する。 うちの車も多少傷とへこみはあったが、走るのに支障はない。駐車場所が一台ずれていたら、前の日に荷物を出すために車を少し出していなかったら、と思うと紙一重だった。
志賀高原スキー場には大勝軒が入っている。創業者がこの町の出身らしい。 わりとボリューミーなのでがっつり空腹の時しか寄らないのだが、今日は宅配便のお兄さんたちがニコニコしながら食べている。先輩後輩らしく、「俺、このルートめっちゃ楽しみにしてるンっすよ」と大盛りのつけ麺。 うん、そうだよね、こういう人たちにはがっつり濃い味の大盛りつけ麺嬉しいよね、と見ているこちらもニコニコになるのであった。
志賀高原でスキー。この時期なので猛烈に寒い。ダウンを買っておいてよかった。それでも寒い。手袋を二重にしていても指先が痛い。 あまり無理せず、早々に宿に引き揚げる。雪質は最高。
東京で雪が降った後にわざわざスキーに行くという不思議。でも東京じゃ滑れないからなぁ。
午後から雪が強くなって、早上がりしようと思ったんだけど、結局バタバタしていて会社を出たのは定時になってしまった。 結局乗り換えの駅まで辿り着いたものの、その先の電車が止まってしまい遠回りして帰宅。 最寄りの駅から歩くか本数が少ないものの家のそばまで来るバスが出る少し手前の駅で降りるか迷う。 電車の中でバスの運行状況を検索し、あまり待たずに乗れそうなので、後者を選択。助かった。
まーさんが突如としてミレービスケットにはまった。
今年の仕事始め。年始だからと言って役員挨拶があるわけでもなく、淡々と仕事をする。街もあまり浮かれ気分がない。年々普通の日になっていくな。
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