東京の片隅から
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移動教室の行き先の今日の天気は雨予報。 これはレジャー系になるのかなと思っていたら、朝の時点では降っていなかったので、風雨の中登山したらしい。もう二度とあの山には登らない、と怒りながら帰ってきた(笑)。最初から雨だったら水族館だったそうで、みんながっかりしていたとか。まぁそうだよねえ。 移動教室はお小遣いを持たせることができる。うちの子は普通にお菓子やキーホルダーを買って帰ってきたのだが、ご当地パッケージのコーラだったり果物や花だったり、子どもによって買ったものはいろいろだったらしい。「木刀はお店になかった」とのこと。銀魂か。
子どもの移動教室。大きいリュックサックが必要かと思ったが、特に指定されていないので、スキーに行くときのドラムバッグで行く。現地までバスだからだろうか。 学校からの連絡によるとそこそこいい天気らしい。 宿泊先は、子どもは毎年宿泊している施設なのであまり感動がないようだが、ほとんどの子は初めてなのでかなり盛り上がっていたらしい。バブル時期の建築だからムダに装飾があるしねぇ。 こういう移動教室では他校と宿泊が重なって顔合わせ会などをやった記憶があるのだが、コロナのせいで1回に1校ずつとなり、そういうものはなかったとのこと。
今年の漢字、オリンピックのある年は必ず「金」になるって、まいどまいど安直すぎやしませんかね。でも今回は「きん」じゃなくて「かね」なのか。
TikTok書評を批判した書評家の人がいてなんだか炎上しているが、もう新聞雑誌を読む人間が少数派な以上、書評そのもに触れたことがない若者がほとんどなわけで、とにかく「読む」体験を作ること自体が大事。 私は紙派なので町中の書店は生き残って欲しいが、もうこの際電子書籍でもいい。 TikTokで本を紹介する人のところに「本はどこで買えるのか」というと質問があったという話も聞いた記憶がある。もはやそれほどまで日本と人との距離は遠い。
いま、本は高級嗜好品だ。 週刊少年ジャンプだって200円を超えて久しいし、文庫本も500円ではおつりが来ないどころか1000円を超えるものもある。本のために食費を削り歩いて電車賃を浮かせる、そういう経験は批判した書評家の人にもあると思う。本に関わる仕事をしているのにざわざわ「買ってくれる」層をないがしろにすることもなかろう。次につながるかもしれないのに。本を手に取るきっかけは何でもいいと思う。推しが紹介した、映画化/ドラマ化/アニメ化された、表紙イラストが好み、好きなマンガのノベライズ、何でもいい。なんだったらマンガでもいい。自分はSFをよく読むけど、きっかけは学級文庫に置き去りになっていたコバルト文庫の新井素子の後書きや二次創作同人誌のお勧め本コラムだったりした。 私の子どもは小学校高学年で、今まで私からもいろいろ紹介したけど、あまり引っかからなかったらしい。宮沢賢治の短編くらいか。親の私が読んでいたものだって叔母の蔵書の名作児童文学で、同世代よりも古いものを読んでいた自覚はある。自分たちが小学生の頃に読んでいた当時の新刊は「ズッコケ三人組」とかあのあたりになると思うのだが、今の子供たちにとってあの世界観は十分「古い」だろう。いまはファンタジー系ライトノベルを読んでいる。買うほどではないらしいが、図書館で自分から手に取って、続きを予約している。続きを読みたいと思わせるなら、その小説にはそれだけでも価値がある。親としては物足りないけど、紹介はするけど実際に読むものには口を出さないことにした。子どもには子どもの世界がある。
冬の朝、公園の池でおそらく七桁万円のバズーカカメラを構えているご老人たちは、何を撮ろうとしているのか。気になる。しかしお金も時間もあるなぁ。
喪中葉書を作って投函した。子どもに関しては、友達に出したかったらそれは止めないことにした。自分の時もそうだったからだ。祖母とはいえ同居していないので、それはそれ、これはこれだろう。今年は来る喪中葉書も多い。そういう年齢になってきているのだろう。
学習発表会は保護者一人のみ参観可なので、私だけ参観。まーさんに行くか聞いたけど、別にいいかな、という雰囲気。男親はそんなものか。座席が決まっているのは素晴らしいですね・・・しみじみ。これからもずっとこの方式でいいよ・・・。スマホで撮影して帰宅してから鑑賞会。
学習発表会の合奏の伴奏ピアノ、生徒がやるクラスと先生がやるクラスがあるらしい。どのクラスにも伴奏が出来るレベルの子がいるわけではないということか。まぁ確かに演奏と伴奏はちょっと違うな。 先生の指名で有無をいわせず伴奏というのもいまどきは難しいだろう。やりたい子がいなければ先生が担当した方が正直楽だ。 子どもの話によると昔に比べるとピアノを習っている子も減っているようで、そもそもマンションなどでは楽器不可のところもあるだろうし、そうでなくても毎日こつこつ練習しなければならない習い事は今は不人気なんだろうな、と思う。私も習っていたが、姉がピアノ大好きで毎日熱心に練習していたから、つられて弾いていたようなものだ。
紅白歌合戦の顔ぶれが今どきすぎると義父がぼやいていたが、そうでもないのである。 若手と思われているBUMP OF CHICKENだってデビュー20年経っているわけで、ええ、ジャニーズや○○坂以外は十分おじさんおばさん向けなラインナップですよ。 民謡や演歌が少ないと言われても、もはや聞いている人が少ない。「自分が子どもの頃はみんな民謡を歌っていた」と言われても当時歌っていた大人はもうずいぶん前に鬼籍に入っている。 大体毎年同じ曲とは言え、演歌がゼロじゃないだけまだいいのかもしれない。 かつてのニューミュージック勢がすっかり白髪頭、そろそろコンサート引退を口にし出している、そんな時代である。 今は老人ホームで演歌や民謡が流れているのかもしれないけど、もうそろそろビートルズや御三家になってたっていいころ。そのうち聖子ちゃん明菜ちゃんになり、我々がホームに入るころにはsmapやブルーハーツや奥田民生をみんなで歌うんだきっと。うちの子の頃にはボーカロイドとかもしれない。
紅白歌合戦の組み分けは、いっそくじ引きで決めればいいんじゃないだろうか。そうすればジャニーズも坂道グループも固まらない。甲子園の抽選みたいに代表に来てもらってその場でくじを引く。盛り上がるんじゃなかろうか。
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