東京の片隅から
目次きのうあした


2021年10月21日(木) 秋の服どうする問題

毎年、この時期に何を着たらいいのか迷っているうちに冬服の季節になってしまう。今年もそんな具合である。秋は案外忙しくて店に行く時間がないのと、職場に制服があって通勤時の格好をあまり気にしなくていいのも原因だと思う。


2021年10月20日(水) 見えない家事:ドラッグストア編

家族の中で、それぞれマスクやティッシュやトイレットペーパーの細かなこだわりがある。プリーツマスクがいいとか、今のマスクは紐が細くて痛いのでもっと太いのがいいとか、真ん中にワイヤーが欲しいとか、プリーツマスクは息がしづらいから三角マスクがいいとか、トイレットペーパーもシングル派/ダブル派にわかれている。結局何種類も買わなければならない。
「何でもいいよ」とかいうけど、いざタイプじゃないものになると不満が出て結局買い足すことになる。
在庫とかを気にしているのが自分だけに思えるのが、小さくストレス。


2021年10月19日(火) 思い出断捨離

保育園の時の制作物を写真に撮って処分。これぞと思う絵だけ残す。
ずっとやろうと思っていて延び延びになっていたのだが、やっと終了。
次は小学校の絵だけど、これは卒業してからでいいか。教科書ノートも全部取ってあるのだが、これも同様。普通に資源回収に出すつもりだったけど、糊やセロハンテープが付いていると回収不可だっけ?調べなければ。
それにしても、今時の教科書は紙質が良すぎるのでゴミにせよ資源回収にせよ、処分するのに気が引ける。こんなにいいものでなくてもいいんじゃないだろうか、とずっと思っている。


2021年10月18日(月) 読書

義父が図書館の廃棄本をやたらともらってくるらしく、気づいたら部屋が古本だらけ。所有・抱え込み欲の強い人なので、部屋中に段ボールの山がある。
歴史物が多いのは年齢的なものもあるが、公民館でやっている太極拳に影響されたのかスピリチュアル系の本が混じるようになってきたので、歴史小説はあくまでフィクションで史実とは異なる場合が多々あること、スピリチュアル系はもほぼ著者の思い込み系なので、受け売りの知識であまり人に語るものではない、と釘は刺しておいたが、果たして聞くかな。
一見人当たりはいいけど女子どものことは基本的に馬鹿にしてるからな、聞かないだろうな。
夏に泊まった宿のご主人もそうだっただけど、あの世代の男性は特に、世代的なものか加齢に伴うものなのか、「気」とか日本スゴイとかに走りがちな気がする。


2021年10月17日(日) フィルメックスチケット戦争

去年の夜中開始と違い、今年は割と常識的な時間にチケット販売開始。とりあえず絶対見たいものは確保。あとはおいおい考える。


2021年10月16日(土) 納骨堂見学

母の遺骨をどうするかという問題。
父の気持ちとしては、今ある実家の墓には入らないつもりらしい。実家の墓は5人まで入れる。今祖父母がおり、あと独身の叔父叔母が3人いるので、そちら用に明けておくつもりらしい。
というのは表向きの話で、実際には今の住職とそりが合わないのが一番の理由かと察せられる。
私たち世代の子どもも全員女だし、そのころには住職も代替わりするだろうし、叔父叔母が全員入ったら区切りのいいところで永代供養に移すようになるだろう。

今の家からバスで行かれるところで納骨堂を見つけたというので、いっしょに見学に行った。
2人用だが、詰めれば増やすことも可能。それなら、今独り身の妹に関しては両親と同じところに入れられる。
見学した納骨堂を管轄するお寺は実家の宗派とは違うが、納骨の時に戒名をつけなくていいし、法事も強要されない。ずいぶんざっくばらんである。
契約年限が来たら共同納骨堂に移されること、日々のお経はその宗派のものとなるが、そこにこだわりがなければいいのではないか、と思う。


2021年10月15日(金) 「歓喜の歌」

管浩江「歓喜の歌 博物館惑星III」読了。
博物館惑星シリーズのいまのところ最終章。2巻から引かれた伏線が綺麗に収束し、大団円となる。
読んでいるこちらの頭の中に音楽と色彩が鳴り響く。映像化されたらさぞかし素敵だろうと思うが、これはたぶん無理。読み手それぞれの頭の中で想像するのが一番いい。


2021年10月14日(木) 「不見の月」

管浩江「不見の月 博物館惑星II」読了。
続きが出るとは思わなかったので、嬉しい。
前作から主人公が変わった。主人公たちが新人なので、彼ら彼女らの成長物語的な面もあるのだけど、一篇ごとに出てくる登場人物たちが魅力的。

あと、博物館惑星、思ったより大きいな?という感想も。1を読んだときはそこまで広いとイメージしてなかったのだけど、物語世界が広がったからなのか。


2021年10月13日(水) 「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」

川上和人「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」読了。
「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」を先に読んだが、こちらの方が早く出版されたからか、恐竜という本来のフィールでないものについて書いたからなのか、ちょっと文章が硬めというか真面目な気がする。注釈があちこちに入っているが、地学の基礎知識がないとわかりにくいかもしれない。
自分が子どもの頃は図鑑の恐竜はゴジラの着ぐるみというかカンガルーというか、直立2足歩行で尾は地面についているものだったけど、今はちゃんと尾が上がってるし上半身は前傾姿勢だ。知識がアップデートできるのは助かる。

しかしセンセイ、恐竜の頭と尾のバランスを語るのにハーレーとビューエルを持ち出されても、普通の人はわからないと思います(苦笑)我が家にはあるけど。ハーレーはかろうじてあのふんぞり返って乗るバイクというイメージがあるだろうけど、ビューエルは初めて聞く人がほとんどじゃなかろうか。まだホンダやカワサキならともかく、ハーレーとビューエルの関係を知らないとなぜ並列するのかがわからないだろうし。


2021年10月12日(火) 芸術の秋だけど

展覧会が日時予約制のところが多くなり、ふらっと行きづらくなった。当日券があるところもあるし、もちろん枠が残っていれば当日でもチケットは買える。でもなんだか面倒くさいな、と思ってしまう。
あと、やっぱり「ぴあ」がなくなったのが大きい。いや、アプリはあるんだけど、雑誌をぱっと広げて見るつもりじゃなかったけど目に入って興味を惹かれたからなんとなく行ってみる、そういう行動が取りにくくなったなぁと。
展覧会も映画もそう。ミニシアターが不振なのもそこらへんにあるんじゃないだろうか。


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