東京の片隅から
目次きのうあした


2021年07月22日(木) いまさらだけど

なんか、いまさらだけど、なんで最初の開会式チームを解散させたんだろう。
オリンピックが1年延びたなら契約を1年延長しても良かったはずだ。
それとも報道されるよりももっと前に解散していたのだろうか。

これほど待ち遠しくないオリンピックも珍しい。


2021年07月21日(水) 悲しきタオル

無観客になってしまったので、子どもの授業としてのパラリンピック観戦もなくなってしまった。何年も前からパラリンピアンの人に学校に来てもらって話を聞いて、いろいろ勉強してきたのに、このざまだ。
当日配る予定だったらしいタオルや入場パスを持って帰ってきた。
宅配便のトラックには子どもの応援メッセージが貼られたままだ。


2021年07月20日(火) ロックとコンプレックス

小山田問題についてツイッターで発言している音楽ライターが柴那典氏くらいしか見当たらないのだが、みんなそんなに忖度しているのか。
柴氏ももともとロッキング・オンにいたが(COILのインタビューを担当してくれたので覚えている)彼もまた名字の紹介方法(「柴犬の「柴」です」)や高学歴を山崎氏にいじられていた記憶がある。
何でそんなこと覚えているんだよ、と思う人もいるかもしれないが、名前や学歴をいじって絡むあたりに、底意地の悪さとコンプレックスを垣間見たからだ。

そうか、だから小沢健二にはあまり絡まなかったのか。


2021年07月19日(月) ロックじゃないロッキング・オン

小山田問題でロッキング・オン社側のコメントがやっと出た。
しかし逃げの一言。
昔は雑誌は必ずしも本当のことを書かないというのが大前提で、エンターテインメントとして面白おかしく書かれていて、読者側もそこら辺を踏まえていい加減に読んでいたんだと思うんだけど、今はそういう時代じゃない。
その時代の変化に気づけないのは、もうロッキング・オン社が「転がる石」じゃなくなっているということだ。
実際雑誌を始めた頃はロック雑誌を読む層なんてマイナー中のマイナーだったから、もともと同人誌的な気分だったんだろう。いつのまにかマイノリティじゃなくなっていたのにまだ勘違いしていたんだろうな。
ロッキング・オン・ジャパンの、特に山崎編集長時代って、ボーイズクラブ的というかミサンドリー風味というか、とにかくひねくれてる非主流派の俺たち格好いい的な内輪受け感の強い雑誌だったことを思い出した。
映画秘宝と同じだ。好きなアーティストが乗っていたから時々読んでいたけど、あの空気は違和感を感じるときがあった。
ひねくれているからこそマイナーなバンドを取り上げたりユニークなインタビューがあったりもしたんだけど、下ネタ連発だったり「特に仲がいい人」の場合に「閉じている」感じになっているときがあって、当時からこんな同人誌の対談みたいな記事でいいのか?とも思った。
山崎編集長の後鹿野兵庫と続いたけど、結局山崎に戻ってる。同じ人が編集トップにいるのはもう老害なんだろうと思う。ここでちゃんと自己反省できないというのは、結局次に誰かが炎上したときもかばわないってことだ。本当か嘘かわからない「昔はワルだった」ネタを2万字インタビューに書かれている人ってたくさんいるよね。電気グルーヴのときもだんまりだったし、次の火種は誰だろうなぁ。


2021年07月18日(日) スタバ風

クレープ用に泡立てて残った生クリームをコーヒーに浮かべてチョコチップを振りかけると、気分はちょっとだけスタバである。こういうのをやりたいので、生クリームは純生を買う。


2021年07月17日(土) たくさんの月

子どものリクエストで、クレープを作る。フライパンで焼いてひっくり返すと薄黄色の生地にまだらな焦げ目。月のようだな、とふと思う。
何枚も月を焼く。一つとして同じものはない。パラレルワールドのようだ。
最後に少しだけ残って、半月になった。


2021年07月16日(金) 「猫の客」

平出隆「猫の客」読了。藤田嗣治の表紙に惹かれて購入。
大きな家の離れに間借りする夫婦二人暮らしのところにやってくる外猫についてのエッセイ。
昭和から平成にかけての時期のようだ。あのころはまだ猫は外猫だったしそういうやたら大きな家もあった。今はみんな建て売りになっているし、離れのある大きな家も離れだけ店子を入れたりはしない。
淡々とした文章のせいか、読んでいるこちらは霧の中にいるよう。


2021年07月15日(木) 炎上

オリンピック開会式にコーネリアスが曲提供することについて、インターネット上で炎上が起きている。
過去の雑誌記事の内容が問題になっているようだけど、音楽雑誌なんていい加減な媒体だ。しかも毎日新聞は雑誌ではなくさらに「雑誌を引用したブログ」をネタ元にしている。大丈夫かこれ。
個人ブログなんて主観入りまくりで、とても一次資料となり得ないものだ。文春やフライデーよりもひどいぜ。
元になった雑誌は国会図書館や大宅文庫で見られる。古本屋にだってあるだろう。そこをあたらずにパソコンだけで記事を書いてしまう。書き手に直接会うこともないから、信頼できる情報源かもわからない。こんなんで記者教育は大丈夫なのか。


2021年07月14日(水) Voluntary

オリンピックのボランティアに向かう人を朝野通勤電車で見かけた。学生のようだ。
ユニホーム一式は支給されるが、更衣室はないので、自宅から着ていくらしい。
応募したときはもっとわくわくしただろうな、と思うのだが、こうなってしまったとしても一生に一度の機会かもしれない。何かしら彼ら彼女らに得るものがあれば、と思う。


2021年07月13日(火) とばっちり

自動改札で、前の人が引っかかったのにそのまま行ってしまい、次の自分が巻き添えを食らう。なんだか私が悪いようで、なんだかとっても理不尽。


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