東京の片隅から
目次|きのう|あした
2021年06月12日(土) |
生活<オリンピック? |
オリンピック・パラリンピック期間にテレワークの要請が出ているらしいけど、そこまでしてやりたいんだったら、オリパラ開催中は食料品やドラッグストアのような生活必需品以外の店はレストランも観光施設も全部閉鎖して、通販の配送もストップさせればいいんじゃないですかねぇ。
多摩動物公園の昆虫館はかなり充実している。 珍しいところではハキリアリがいる。葉を切り取って、帆のように立てて巣へ運び、巣で噛み砕き、菌を育て、それを食料とする。そのプロセスがガラス越しに見られる。あの展示は一日見ていられるくらい興味深い。 その女王が死んだというニュースを聞く。 バックヤードに控えの群れは飼育しているそうだが、すぐに入れ替えるのではなく、コロニーの終焉を見せる展示となるらしい。 女王がいなければ新しいアリは生まれない。だんだん数が減っていって、メンテナンスもできなくなって、やがて滅びる世界。
新井素子の「チグリスとユーフラテス」を思い出す。
今月末で終了するスマホゲームのログインボーナスが増額されていて、これまでなかなか出なかったレアものがどんどん出る。 多分ガチャも排出率を上げている。 これまでも課金すればガチャの回数が増やせるからレアものを獲得できたのかもしれないけど、排出率そのものが上がるのとガチャ回数が増えるのとではどっちがいいのだろうか。いろいろ考える。
会社の別部所だが、ぽつぽつと新型コロナウイルスに感染した人が出始めた。 これまでも家族が感染したパターンは散発していたが、当人が感染するところまで来ている。 会社と家とせいぜいコンビニしか行かない、本当に感染経路がわからない人から、もともとふらふら飲み歩いていて心当たりがありすぎる人までいろいろ。 罹ってしまったものは仕方ないが、「しょうがないな、カバーしてやるか」と周囲がフォローしてくれるか、「あいつなにやってんだ」となる人まで、日頃の言動がこういうときの周囲の対応にもろに影響するのを目の当たりにする。いいのか悪いのかわからないけど、チームで仕事するところでは仕事とは成果より人間関係なのだなと実感する。
このところ麻の服がダメになった。肌に当たって痛い。着ているうちに繊維がこなれて柔らかくなるのが麻の特徴ではあるのだが、何年も着ているものでも「痛い」と感じるなら、今後も着続けるのはちょっと厳しい。麻に限らず、木綿の服でも刺繍部分が裏に出ていて痛かったものもある。肌質が変わったんだろうなと思う。
夫婦でテレワークすると問題が。 仕事上の問題ではない。作業スペースはある。片方が会議に出ることはあるが、業務上話が多い会議ではないし、ノイズキャンセリングヘッドホンを使うので音が漏れるということもない。 問題はお昼ご飯である。 私は毎日同じもの、適当なものでかまわないタイプ。 まーさんは違うもの、ちゃんとしたものを食べたいタイプ。食べたいが故に協力はしてくれるのだが、我が家にはもう一人、毎日同じ時間に食事(内容は問わない)が並んでいてほしいタイプの義父がいて、結果カオスなのであった。 二人ともテレワークの日というのはあまりないので、ココは私が折れるべきなんだろうと思っているが、いっそ会社に行った方が楽だなと思うこともある。
少数精鋭とは、いかにも「できる人を集めた」感を醸し出しているが、うちの会社では実際のところ人手不足と表裏一体なのではないかと思わせられる、そんな状態。 少数であるが故に業務の補完が聞きにくく、結果担当者が休めない。そんな感じ。
子どもの顔に吹き出物が出た。最初は鼻の頭だったのでマスクのせいで、そのうち治るだろうと思って洗顔料で顔を洗い、市販薬を塗っていたのだが、なかなか治らず1年。ついに皮膚科にかかることに。 少し早いがニキビとのこと。薬が処方された。 洗顔と保湿と消毒が大事なのだが、顔を洗うことはもとより風呂すら面倒くさがる小学生、果たして治るのか否か。
最近犬の私に対する態度が雑になってきた。子どもやまーさんが居間に来ると入り口まで出迎えに来るのだが、私の場合はクッションから動かないままわんわんと。ずいぶん扱いが違うじゃねぇか。
なんとなくメンタル停滞期。社会情勢もそうだけど、それよりも、自分の精神的身体的なものと、母のことが影響しているんだろうな、と思う。しばらくは充電期間とする。
|