東京の片隅から
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子どもの給食メニュー表を見て、謎の料理があったので検索。 フィンランド料理であった。レシピを見るに要するにサーモンとジャガイモのグラタン。メニュー表の材料にサーモンはなくベーコンで代用しているらしい。もはやその料理名を名乗っていいのか疑問ではあるが、それはそれとして、最近はずいぶんワールドワイドだのうと感心。 その他にも韓国料理、中華料理、エスニック系等々ある。こんな郊外の学校でも日本以外にルーツのあるお子さんは何人もいるので、これからはこれが普通になっていくんだろうなと思う。 ところで、最近は米飯と麺類が多く、パンは少ない。米飯やパンでも丼ものだったり混ぜご飯だったり何か挟んであったりして何らかの味がついている。単純な白米や食パンは週1あるかどうかだ。子どもに確認したら、食パンにつけるジャムやピーナツバターの小袋やマーガリンのブロック(最もマーガリンも最近は小袋なのである)の存在を知らなかった。もうそういう時代なんだなぁ。マーガリンの包装紙(や小袋)に書いてあるトリビア的小ネタは滅び行く存在なのか。
最近国会議員が「子どもは3人以上」とか「父親は育児参加すべきではない」とかトンチンカンな言説を振りまいているけど、君らのボス・元ボスに、父子家庭だった小泉君とか子どもがいない安倍君とかいるけど、彼らに面と向かってそれを言える?言えるなら賛否はともかく本当の信条なんだろう。言えないならそれは来賓などの立場に名を借りたただのパワハラだ。
萩尾望都「美しの神の伝え」読了。何だか既読感があると思ったら「音楽の在りて」に作品を追加したものだった。 何がいいかって言うと、内容もさることながら各作品のタイトルの書体ですよ。中の文章の活字もちょっと違うような気がするけど、これは出版社ごとの差異かもしれない。 ユーモラスな作品あり、ファンタジーあり、そして毒ももちろん。「CMをどうぞ」は広告業界の人間は一度読むべきだと思う。
「YOU」が秋で休刊になるというニュースが入ってきた。「王妃マルゴ」はどこに移籍するのか。まだギーズのアンリは生きてるしナヴァルのアンリはアンリ4世になってない。話としてはまだ続く。しばらくやきもきする日々が続く。
アメリカンフットボールの事件、加害者選手・被害者選手・被害者選手の父親・両校の監督&コーチ、日大学長、連盟と、一通りコメントが揃った感がある。一盤悪い奴が逃げてるけどな!
で、思うのは、アメフトだけの問題ではなく、大学スポーツの問題ではなく、体育会系だけの問題ではなく、普遍的な問題なんだろうな、ということ。 今回、体育会系脳筋に一番わかりやすく現れたけど、日本の社会の構造的な問題。 一部の天才以外、スポーツだけやってきて受験や就職活動で一般学生に太刀打ちできない学生は監督のロボットになったほうがスポーツ推薦や体育会採用で有利だから思考停止してそれに異を唱えない。企業側もそういう学生の方が兵隊として使いやすいから採用する。 指導者の権限が競技以外に及ぶので、パワーハラスメントを産む土壌となる。 そもそも指導に資格が必要ないので「経験者」というだけで偉くなる。 指導・教育とはどういうものかを学ばず指導者になるから指示はできても指導ができない。 授業以外の活動なので「自主」と言えば聞こえはいいが事実上野放し。 でも広告塔としては利用する。 アマチュアだからという理由で、誰も責任を取らない。何か起きたら下へ下へ責任を押しつける。
・・・約70年前にも同じ事あったよねぇ。
「ポーの一族」の新シリーズが連載開始された。タイトルは「ユニコーン」。舞台は2016年、つまり現代。場所はミュンヘン。
「エディス」後が初めて描かれるわけで、読む前から心臓に悪い。読んだ後も心臓に悪かった・・・。何がどうなってるんだ?そもそもタイトルの「ユニコーン」とは?数年前の「貴婦人と一角獣」展を見に行ったという情報が記憶にあるので、そこからか?
40年前からの謎が来月以降一気に明かされそうで、しばらく心臓に悪い日々が続きそうだ。 絵柄は「残酷な・・・」あたりの尖った身体からは少し丸みが出て、以前の絵柄に少し寄ったのかなぁという印象。
2018年05月27日(日) |
親子で育む樹とみどりのフェスティバル@とねり |
舎人公園で「親子で育む樹とみどりのフェスティバル@とねり」というイベントを開催していたので見に行く。 全国育樹祭関連のイベントらしいので、出ているブースも木工や木のおもちゃ関連。苗木の配布もあったが、今は植物を増やしたくないので、もらってこなかった。
会場にはいつもなら100円取られるふわふわ遊具も出ていて、この日は無料、しかも待ち時間なし。遊具で遊んで、一つだけ木工ワークショップに参加して、軽食を食べて、子どもは噴水でびしょ濡れになって(なぜ・・・)昼過ぎに帰宅。
この土日は子どもの我が儘が5割増しな感じで、ずっと一人で向き合っていて、身体的以上に精神的な疲労がものすごい。夜、横になっても眠れない。
まーさんは土日半分仕事のような旅行に出かけた。
私と子どもは「モノマチ」というイベントに出かけた。 「モノマチ」は御徒町〜浅草橋〜蔵前地区で開催される。今年で10年目だ。これまでも開催自体は知っていたのだがなかなか予定が合わず、行くのは今回が初めて、
「モノマチ」はユルいイベントだ。全容は当日までわからない。なんせ開催ギリギリまでHPも更新され続ける。パンフレットに載っていないけど開催に合わせて特売していたりするところもある。その敷居の低さがここまで広がった原因だろうけど、子ども連れで参加するのはなかなか厳しいな、というのが今回参加してみての感想。
この地域には彫金や皮革や手芸関連の問屋・小売店や製造直売をしているような業者が多く、自治体も廃校を若手クリエイターに貸したりして力を入れている。 そんな街のあちこちで施設公開やワークショップや即売をやっているのだが、こどもが興味を示したのは浅草橋エリアなので、そちらへ移動し、ワークショップ数カ所に参加する。 例によって自分が興味あるところは見られなかったので、消化不良感は残る。まぁ子連れじゃしょうがないんだけど、お母さんあれもこれも見たかったなぁ・・・
このところ子どもを狙った事件がニュースになったので、改めて子どもに注意を促す。弱者を狙って危害を加える他人がいるというのは大前提で、もしも自分がそのターゲットになりそうだったらどうするか。 もし帰宅途中に不審者が近づいてきたら、近くで大人のいるところに逃げ込むように教える。 学校から家までは完全な住宅街ではなく、町工場や床屋、飲食店や小さな事業所が点在する。そういうところだよ、見守りシールが貼ってなくても明かりがついていたら助けを求めに入っていいよ、と教えた。
自分は商店街の真ん中に住んでいたので大人の目が届きまくりだったが、公園などに不審者が出没することはゼロではなかった。 年配者の中には「昔はそうじゃなかった」という人も時々いるけど、それは違う。昔からいたけど表面化・事件化しなかっただけだ。家の前をおしゃべりしながら通り過ぎるだけで怒鳴りつける老人も、待ち伏せしていて追いかけてくる変質者も、特定の性別(女子対象だけではない、男子対象もあった)の子どもにだけ優しいという噂のある大人もあったし、大人だけじゃなくて同世代の子どもにもそういう人間はいて、塾帰りに尾行されたこともある。
子どもはわりと真剣に話を聞いていた。外出そのものを怖がることはないので、多少強めに言っても大丈夫そう。長期休みの前などにも折に触れて話していこうと思う。
昨日の朝からヒメシャラが咲き始めた。 去年は咲かなかったか咲いても花が非常に少なかった記憶がある。そういえばミカンも花が全くつかなかった。そのときは肥料不足かと思っていたのだが、複数の木が開花しないのは不自然。花芽のつく時期に雪でも降ったのかもしれない。 今年は花が早い。普段なら6月に入ってからだろうと思う。アジサイももう開花している。全体的に早いようだ。逆に、スミレにツマグロヒョウモンがまだ来ていない。去年大量発生したものの蛹を全部観察用に移動させたので株を探せなくなったのかもしれない。
子どもが小学校からヤゴを大量に連れ帰ってきた。正直想定外の数である。どうすんのこれ。 とりあえず大きな水槽にヤゴを移し、庭のメダカ池から水草を少々頂戴して投入。割れた植木鉢を発掘したので隠れ場所としてそれも投入。羽化用の枝は明日探すことにする。赤虫を買ってきてもらったのでそれも入れておく。 親子ともども虫は平気なんだけど、共食いするのが切ないんだよねぇ・・・。
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