東京の片隅から
目次|きのう|あした
用事があってこどもとショッピングモールに出かけたのだが、こどもの用事とまーさんに頼まれた用事なので、せっかく出かけても自分のために使う時間は5分くらいしかないのであった。 コーヒー豆を買った後こどもに「隣(のアパレルショップ)ちょっと見てもいい?」と訊いたら「だめ」の一言。えええ・・・
その自分のために捻出したなけなしの5分間で何をしたかというと、本屋の手芸本コーナーでこども服ソーイングの本を何冊か流し見していた。結局自分のための時間じゃないというのは言わないで欲しい。ほとんどの本がベビーサイズだったりせいぜい120cm、ときどき130cmまでで、あぁそうか、おかんソーイングの服を着てくれるのはせいぜい小学校入学前までなのだと実感した。スイッチが入るのが遅かったか。でも布は沢山あるんだよなぁ・・・
2018年05月11日(金) |
野又穣「ascending descending」 |
会社帰りに3331 Arts Chiyodaで開催中の野又穣「ascending descending」を見る。作品数は14点。小さな会場なのでこれでも多い印象。普段はアクリルが多いが、今回は油絵。ギャラリーに入った途端、あの身に覚えのある懐かしい油のニオイが(笑) 油絵だからなのか、アクリルの時よりもタッチがすこしラフ。いつものように至近距離で見るよりも少し離れて見る方が断然いい。全然違って見える。絵の空気を感じるのが正しいように思う。 今回描かれているのは建築ではなく、バルーン。糸のようなもので地上または水面につなぎ止められているのだけど、つなぎ止められているというより「そこから生えている」ように見える。このまま養分を吸い上げてどんどん膨らんで増殖するのではないか、と見ていてちょっとドキドキする。私は風船を膨らませるのが怖いので余計にそう連想するのかもしれない。
2018年05月10日(木) |
復活するもの、しない人 |
ELLEGARDENが活動再開するらしいけど、音楽をずっと避けてきた友人が初めて好きになったバンドがエルレで、好きになった途端活動休止してがっかりしていた彼女は、もうこの世にいない。
久しぶりに子ども服を作ったとき、まーさんに「どういうスイッチが入ったのか」的なことを訊かれたんだけど、自分でもよくわからないけど作ろうと思ったのだった。 数年前に作ったチュニックというかワンピースというかがサイズアウトしたせいもあるだろうし、久しぶりに手芸屋を覗いて脳内麻薬が出たのかもしれないし(苦笑)、でも一番大きいのはストレスが溜まっていたんだろうな、と。 いろいろ鬱屈が溜まるような出来事もちょこちょこあるし、この時期着るような自分の服を増やそうと思ってあちこち覗いても着たい服はないし、そもそもじっくり見る時間が取れない。そういうストレスが服作りのエネルギーに向かったのかなと思う。 絵を描いていたときにも思っていたけど、自分はストレスが溜まると創作する方向に向かう。絵を描いたり漫画を書いたりオブジェを作ったり。就職した後ストレスが格段に減ったから創作をしなくなっていたのだけど、このところまたスイッチが入ったらしい。
今日は亡くなった友達と元気な友達と、二人の誕生日だ。mixiのトップページには二人の誕生日だというポップアップが出る。いろいろ考える、そんな夜。
衣替えをすると涼しくなるんだよなぁ。
ゴールデンウィーク、終わっちゃったよ。
ところで、夕方に見ていた番組に男性アイドルが出ていて、普段口にしている野菜がどのように生えているかや特定の状態を示す言葉を知らなかったりしたのだが、普段高学歴で売っている人であるので、知らないというのはある意味意外であった。ただし、彼は家事一般が得意な人という売りではないようなので、買い物のお使いをしないで育ったり成人後も料理をしない人なら、そういうものなのかもしれない。もっとも、同じ事務所には農業が玄人はだしであったり料理コーナーを持っている(た)ような先輩が多数いるので、こちらの期待水準が他の事務所所属の男性タレントよりも高くなってしまっているとは思う。
ただ、ふと思ったのは、もう30代に入って久しい彼が、もし女性タレントやアイドルであったら、この発言は「アウト」なんだろうなと。それがあまり若い人の食卓に上らないような野菜であっても、確実に家事が出来ない「おばかさん」扱いになってしまうのだろうと思った。男性は家庭科関係の知識やそれにまつわる語彙を知らなくてもOKで女性はNGというのも、刷り込まれたジェンダー意識なのかもしれない。
連休中に髪を切ったのだが、結ぶときもあるだろうと思って肩につくくらいの長さにしたら、毛先が顎に触って吹き出物が出来たorz ついでに白髪についても美容師さんに相談したのだが、「いやまだぜんぜん染めなくて大丈夫です」とのこと。お世辞かもしれないが、ここはそのまま有り難く受け取っておく。 気になるようだったら今ときどきやっているように、カラートリートメントを何度か使えば白髪が目立ちにくくなるとのこと。本人が気にならないのであればその程度で十分らしい。 髪がくるくるウェーブになるので、帰りにワックスを買いに行った。
TOKIOの不祥事に関する会見で、加害者であるメンバー以外のメンバーが揃って記者会見したのだが、その場になぜか事務所のスタッフはいなかった。 前日に他人事のようなコメントが1枚出ただけ。 同じ個人事業主でも、プロ野球選手の不祥事とかは球団広報とか下手すりゃ社長とか、とにかく裏方の一定の権限を持った人が出てくるよね? なぜこの事務所は出てこないのか。 現場なり当人なりに任せているというのはただの逃げだ。 他のメンバーは「現場」ですらないはずだ。「まだなにも決まってません」そりゃそうだ。契約は本人と事務所との間に結ばれているのだから、他のメンバーには知りようがない。 マネージャーも出てこない。広報もいない。それはあまりにも無責任ではないのか。
朝起きたら春の嵐だったので、一日引きこもりを決め込む。 裁断してあった布地にミシンをかける。 今日一日で作成したのは、こどものワンピース1枚、給食セット(巾着とランチョンマット)2セット、ポシェット。 こどものワンピース用に綿麻の布地を買ってバイヤステープをを自作したのだが、よく考えたらリネンのバイヤステープも市販されてるんだからそれを使えば楽だったし安上がりだったかもしれない。生地を買ったときのように残り布は出ないけど、そんなにあれこれ使い道があるものではないから、残らなくてもいいんだよね。 ポシェットの布もこどもが気に入ったサメ柄(サメとクジラ)の生地が若干薄く、カラー接着芯を裏張りして補強した。 どれも、夕方までに完成。 一度スイッチが入ると、また何か作りたくなる。今度また何か作るか。
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