東京の片隅から
目次きのうあした


2018年02月21日(水) 早すぎる訃報

俳優・大杉漣氏の訃報が入ってきて、かなり動揺している。
日本映画を見るとかなりの割合で脇に出演していて、演じる役柄も幅広くて、好きな役者さんだった。彼が出演しているなら面白いだろうと、映画を見に行くときに一つの指標になっていた。
サッカーバカなところもよかった。
四国に旅行したとき、徳島の古い劇場で「コンサートやります」というポスターが貼ってあったりして、地元を愛する人なのだなぁという印象もある。
とにかく残念という思いしか今はない。もっとずっと見ていたかった。


2018年02月20日(火) インフルエンザ、完治

こどものインフルエンザ治癒証明をもらいに朝イチで医者へ。これで明日から登校できる。
しかし治癒証明、本当に必要なのかねぇ。決まりでは提出することになっているけど、働いているとそのために半日休みを取ったり(時短勤務の時はギリギリ診察時間に間に合っていたのだが、通常勤務だと無理)する手間がかかる。休めない人も多いと思うのだけど。ただ、治癒証明不要としてしまうと、完治しないうちから登校させて他の子に感染させてしまう家庭がでるだろうな、とも思う。

自分の出勤途中、久しぶりににゃーん(仮)に会う。このところ帰宅途中に会わなかったのは寒さのせいだったようだ。今日はご機嫌でアスファルトの上で昼寝中であった。目が合うと立ち上がり駆け寄ってきて挨拶。変わりなく安心する。

夜、アイスダンスを見る。本来なら昼間に全部放送する予定だったのだろうけど、急に国会中継が入ったのでメダリストと日本だけという、なんとも消化不良な放送内容だった。それにしてもヴァーチュー/モイヤーすごいわ。流石の貫禄でした。相手への絶対的信頼がないとあのリフトは出来ない・・・。パパダキス/シゼロンも良かった。SPでのハプニングがなければ逆転していたかも。シブタニズは、アジア系で初、きょうだいでメダルを取ったことに大きな意義があるとのこと。上位3組はそれぞれカラーが違うダンスで、見ていて楽しかったです。スピード感もすばらしかった。


2018年02月19日(月) オリンピックで寝不足

今日は出勤。先週末締め切りでみんなに投げていた仕事があるので、それを確認し、できあがったものから次の行程に回す。
夕方、新しい仕事が一つ上の人から投げられてきたのだが、いやそれ最初から私に投げて下さいよという案件だった。自分で抱え込む傾向のある人なのだが、その業務は私がやった方がたぶん早い。

夜、家族が寝てからフィギュアスケートの録画を見る。昼間やっているからというのもあるけど、私以外フィギュアに興味がなく、こどもが起きている間は私にチャンネル権がない。日々寝不足。


2018年02月18日(日) 羽生違い

ところでフィギュアスケート見ている間に藤井五段が藤井六段になっていたんですがそれはいったい。
そしてこれまでの最年少タイトルホルダーがことごとく加藤一二三氏であることに、改めて彼のすごさを感じる。ただのおじいちゃんではないのであった。


2018年02月17日(土) フィギュアスケート・男子シングル

フィギュアスケートは録画して見た。
普段グランプリシリーズなどだと下位の選手は放送してもらえないことも多いのだが、流石にオリンピックなのできちんと放送される。東南アジアの選手とかこういうときじゃないと見られない。技術的には上位陣と差があるが、4回転がなくてもこれだけ表現できるというのが見ていて楽しいんだよね。

羽生の回復具合が不明だったのだが、流石の1位。昨日のSP、最終グループ第一滑走であの滑りはえげつないw次の選手強烈なプレッシャーだわ・・・そしてリンクの魔物に次々と呑まれる・・・
それにしてもチェンのジャンプ失敗に驚いた。だが、負けなしの印象の強いチェンだが実は大きな大会の出場回数は案外少ないという指摘もあって、なるほど初出場で気負いがあったのだろうと思う。しかし4年前なら確実に入賞できていたレベルだといまやフリーに残れるかの境界線、というあたりにここ4年間の男子の異次元進化ぶりがわかる。

チェンは今日のフリーではきっちり修正してきた。すごい強心臓だなぁ。今回は残念だったけど、次回は北京だし、続けて欲しいなぁと思う。V・ジョウも含め、アメリカは北京が楽しみ。
次の選手はやりにくそうだなぁと思ったけど、全然タイプの違うミーシャ・ジーなので全く心配ないのであった。若手だったら会場の空気に呑まれただろうな。それにしても前日のSPでイエス・キリストをイメージしたと思しき髭面で踊って翌日のFPでは綺麗さっぱり剃ってくるとは、そこまで衣装なのかw

結局、SPの上3人が順位の入れ替わりはあれど表彰台に乗った。
グランプリシリーズ同様ミスが少ない人間が勝つという結果になったけど、僅差だったので、羽生のメンタルの強さ、宇野の勢い、フェルナンデスの世界観、実力とか運とか滑走順とかいろいろ、そういうもの全部ひっくるめてオリンピックなんだろうなぁ。

ジーもそうだし、チャンやリッポン、ビチェンコといったベテラン勢は、今の4回転時代だと点が伸びない。それは世代交代であり時代の流れなんだけど、でも彼らのスケートには「踊る理由・表現したいもの」があって、ただただ美しい。私はジャンプを見るのも好きだけどスケーティングを見るのも好きなので、どちらか一方の選手だけになるのは嫌なんだな。
ここ数年の男子シングルのジャンプの進化はすさまじくて、今は4回転を複数飛べないと話にならない状況。ソチと平昌の得点比較を見たのだが、前回優勝スコアが今回では6位がやっとという状態。選手への負担を考えると4回転ジャンプの回数制限も必要なのではないかと思ったが、今回のチェンのリカバリ具合を考えると一律制限も難しいのかなぁ・・・4年前なら入賞できていたプログラムだと今回二桁順位がやっとだ。

余談だが、男子シングルの衣装、シャツもパンツもスリム化が進んでいる印象。フィット感を追求する時代になってきたのか生地が進化したのか、前だったらもう少しゆとりのあるデザインだったのが、脚の形というか筋肉がわかる。ごまかしがきかなくなる分リスクもあるんだろうけど、それ以上に跳びやすさが求められるのか。あとシャツにシースルーがじわじわ浸食してきている(笑)
あとね、みんな羽生君好きだね!羽生のSPの衣装によく似た衣装をFPで着ている選手を何人か発見(笑)高橋大輔がフェリーニ踊ってからまた増えたりとか、結構みんなあこがれの選手の真似をするんだなぁと微笑ましい。だれかリッポンに挑戦しようよ。


2018年02月16日(金) インフルエンザ、襲来

前の晩から喉が痛いと言っていたこどもだが、今朝起きると顔がぼんやりしていて、湿った咳も出る。良くて風邪、たぶんインフルエンザ。
もともと授業参観と保護者会があるため私は有休取得。とりあえず医者に連れて行く。一桁の予約番号を取ったはずが、朝イチで連れて行った時点で既に二桁の待ち人数。おかしいなぁ数が合わないなぁ・・・おそらく診察開始に待ち構えていた後の番号の人に抜かされたと思われ。それにしてもその時点で既に今日の予約は人数終了間近。インフルエンザの流行だけでは説明できない何かを感じる。
こどもは診察の結果、やはりインフルエンザA型であった。今シーズンは逃げ切れると思ったんだけどなぁ・・・(苦笑)

午後、小学校に顔を出し、先生に報告。ついでに上履きなどを引き取る。保護者会にも参加。出席者は半分くらいか。
来年度から必要になるものは、校帽と名札。それぞれ1年生用のものから変わる。それぞれ別の店の扱い。校帽はサイズもあるしお下がりのある家もあるだろうけど、名札は一律配布して教材費で徴収して欲しいなぁ・・・。ノートの仕様は4月以降告知とのこと。
来年度のPTA委員を決める予定だったのだが、自分も含めて定員より多い人数が立候補し、しかも一人不在。本来ならここで決めておきたかったが結局何も決められず、4月まで持ち越しになった。


2018年02月15日(木) ペア・アイスダンス感想

フィギュアスケート、アイスダンスとペアの地上波放送があるかないか現状ではわからない。あとでまとめて放送する場合もあるし、自分が見落としているところでどこかで放送があるのかもしれないが、私が見たのはいまのところ団体戦のみなので、そこでの感想。
この2種目を見てて思うのは、ペアは「&」とか「with」という表現が似合うのに、アイスダンスは「VS」の印象が強いと言うこと。
いや、アイスダンスでも「ボレロ」みたいな見ているこっちが恥ずかしいほどラブラブなプログラムもあるし(ただし踊っている二人はつきあってない)、村中/リードの今季プログラムもそんな火花散るものではないから、今シーズンのトップグループに限った印象なのかもしれないけど・・・。
ヴァーチュー/モイヤーの二人の間に火花がバチバチ散っているようなプログラム、すごいよなぁ・・・とただ感嘆。

それにしてもペアの木原も、アイスダンスの村中も、シングルの時から見ているので、本当におめでとう。男女ペア競技の人気がない日本で転向しても出場枠取れるかもわからないし、特に木原はリフトのために体を作り替えなきゃいけないわけだし、勇気がいったと思う。慣れない状況で頑張ってオリンピックまでこぎ着けて本当に良かった。4人の試合後の笑顔を見てそう思う。気分はもはや親戚のおばちゃん状態(笑)


2018年02月14日(水) バレンタイン・ディ

少し前にゴディバが「義理チョコを辞めよう」なんて新聞広告を打ったけど、同僚(超のつくチョコ好き)と話していて、ゴディバ便利なんですよねぇ、という話になった。みんなが知っていて、味に外れがなくて、大容量も少量包装もあって、いわゆる「ブランドもの」の中ではお値打ち。ゴディバとしては「無難」から脱したかったのだろうなぁと思うけど、アレを選ぶ時点で、義理チョコの中でも比較的重要視されていると思うよ(笑)

うちの会社では「やりたい人はやればいいんじゃない」てきな感じで、この時期あちこちで開催されるフェアなどで自分用に買うついでに部内に配る人はいる。男性陣で出張のお土産などをくれる人が多いので、こちらからもそのノリで、お返し不要という気軽さ。
日ごろの感謝を示すなら、このくらいでいいんじゃないかなぁと思う。


2018年02月13日(火) 時差

今開催中のオリンピック、フィギュアはアメリカの、ジャンプはヨーロッパのゴールデンタイムに合わせているらしく、朝早かったり夜遅すぎたりと不自然なタイムテーブル。
そんなに生放送じゃなければいけないのかなぁ、と基本的に録画視聴派の私は思うのであった。
あとスノボもスキーもクロスを地上波でやらないのは損だ。あれはルール知らなくてもスター選手いなくても面白いのに、勿体ないなぁと思う。
日本が勝てそうにない種目でも出場選手がいなくてもいいんだよ。深夜のダイジェスト放送でもいいんだよ。勝つだけじゃなくて楽しさも伝えるのがメディアの仕事だよ。

と思ったら、決勝戦だけ放送したりしたのね。後から気がついた。録画しておけば良かった。


2018年02月12日(月) 古代アンデス文明展

予定では、まーさんはツーリング、私とこどもは近所の大きな児童センターに出かける予定だったのだが、獏の調子が悪くてツーリングが中止になり、こどもは気が変わって出かける気ゼロになり、半日空いた。
というわけで、午後急遽一人で国立科学博物館で開催中の「古代アンデス文明展」を見に行った。子供は一応誘った。ミイラあるよ面白い土器あるよ常設展で化石や剥製見てもいいよと誘ったのだが、気が乗らなかったようだ。

妙に人気があるのか、館内大混雑。ミイラのコーナー以外は撮影OKなんでそれも列が進まない原因か(でも撮影したくなる気持ちはわかる。)と思っていたのだが、実際に見て歩いて思った。展示品の説明がケースの下なので寄らないと見られない=興味のないものが飛ばせない=全部見て回るので列が出来る。これは残念。
展示点数が多くてケースがぎっしり、文化ごとの時代や気候などの説明映像もそれぞれあるので映像もたくさん。1本ごとの長さは短くても文化の数が多いわけで、時代が重複したりするから段々頭が混乱してくる(苦笑)。見て回るのはなかなか大変だったが、さすがにレベルは高かった。特に織物がすごかった・・・。1cm四方に100本打ち込むつづれ織りって一体どういうことよ・・・。あと土器も素晴らしい。動物などの立体造形も素晴らしいし、彩色もデザインも秀逸、しかも土器そのものの表年仕上げも素晴らしい。釉薬使ってないのにあの艶!南アメリカ文明は総じて土器の技術が高いんだよね。
シカンの発掘作業風景や作業で使う道具、スケッチや映像が流れていたのだが、これは毎年テレビで見てたな・・・と懐かしい。

思ったよりも時間がかかってしまい、常設展の方の南方熊楠は見送り。また今度にしよう。地衣類展示も気になる。


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