東京の片隅から
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会社の新年会。 諸般の事情で、普段とはちょっと毛色の違ったお洒落なお店(笑)であった。 でもモヒートはイマイチだったなぁ。
年末のお笑い番組でダウンタウンの一人がエディ・マーフィーがかつて演じた映画のキャラクターに扮し、顔を黒く縫って物議を醸したらしい。 人種差別であるという指摘がある。 神経質すぎると彼とその相方及び番組制作者側は思っているようだが、去年のとんねるずのゲイキャラクターでもそうだったが、演じられた側がどう感じたかが問題なのであって、演じた側がどう考えるかは問題ではない。
エディー・マーフィーが主演した映画は調べたら1984年の映画であった。続編が出ていて、一番新しいものでも1994年。もう20年以上前の映画である。ときどきテレビで放送はされているようなので、若い世代でも知っているのかもしれないが、それにしても元ネタが旧い。もっとも、もっと古い映画でも見ればアレが元ネタ、と万人がわかるものもある。皆が知っているなら顔を黒く塗らなくても、テカテカのスタジアムジャンパーとジーンズ、早口の特長ある喋りだけで元ネタがわかるわけだし、十分笑いを取れるはずで、ネタとしての素材の鮮度は落ちているのではないか、すでに記号性を失っているのではないかと思った。落ちているのは物真似の技量なのかもしれないが。
女性タレントへの制裁もそうだ。なぜ相手を呼ばないのか。ミュージシャンだから呼べないというのであれば、この番組の中心であるダウンタウンの片方(黒塗りで物議を醸した方でもある)も去年浮気が発覚したはずだ。彼はなぜ制裁されないのか。 自分たちより確実に立場が下の人間だけを攻撃対象にする時点で、卑怯きわまりない。 そもそも「いじり」と腕力による「しばきツッコミ」が笑えると考えている時点で、私は彼らを信ずるに値しない人間だと思っている。
結婚して随分経つが、会社では旧姓のメールアドレスを使用している。 何度申請しても電話番号簿を旧姓にしてくれなかったうちの会社の総務、自分の部署の人間はしれっと旧姓で掲載するようになった。 結婚当初は新姓だったので、いつの間にかという感じである。離婚したのか事実婚なのかわからなかったので黙っていたのだが、当人から来た年賀状では新姓のまま。 釈然としない。ダブルスタンダードじゃないんですかねぇ。やっぱり身内には甘いのか。
個人的仕事始めである。子どもも今日から小学校が再開。家の中全体が日常モードに切り替わる。 年末に休んでしまったので仕事がどうなっているかと思っていたのだが、問い合わせもあまりなく、思っていたよりも平穏であった。一日中かかると懸念していたメールチェックも半日で終了。まずは順調な滑り出しと思われる。
18歳成人になると高校在学中に成人式を迎えることになり呉服業界が危機感を抱いている、なんていう話題を見た直後に振袖レンタル業者トンズラのニュース。 結局自分の首を自分で絞めている。今回の件については他業者や美容院がフォローの手をさしのべたのがまだ救いか。
この件にコメントしている人が二手に分かれているのが何ともわかりやすい。 被害者に同情的なのは、女性や成人式経験者。 被害者に否定的なのは、男性、それも姉妹や娘など若い女性に接する機会のない人やおそらく成人式未経験者。
たぶん否定的なコメントした人、特に男性は、そもそも振袖レンタルのシステムを知らないんだろうなぁと思う。 着物一式を借りるだけで十万円以上かかる。 新品レンタルにして、自分サイズで誂えたものを一式借りるとさらにプラスアルファ。 お店に行ってその場で借りられるものではない。 そもそも着付けだけで諭吉が何枚も消える。
私自身も自分の兄弟もまーさんも成人式に出席していないので成人式に出席すること自体には懐疑的だったりするのだが、そこを否定するのは高校時代がただの黒歴史であった証明にしかならないので(笑)そこを否定するのはどうかと思う。 手持ちの服でいいじゃんとか言ったりする人は、女心を知らない人だ。男性でもスーツや羽織袴、女子はほぼ100%振袖の中、大学の入学式用などに買った暗い色のスーツで出席するのはTPOには適っていてもかなり気持ちが落ち込むと思う。それだったらいっそ欠席を選ぶだろう。
「振袖レンタル」限定の話と考えず、彼らは、自分が好きなものの話だったら同じようなコメントを出来るのだろうか。 限定フィギュアの予約、前金も支払った、業者がトンズラして手に入らなくなった、だからヲタクは・・・と嘲笑された、だったら? 海外旅行だったら?結婚式だったら?マンションだったら?コンサートだったら?
遅ればせながら初詣に行った。でもまだ意外と?混んでいた。 夜はなんちゃって七草粥。冷蔵庫の中も日常モードに。蒸しダコは昼間たこ焼きを大量生産して消費したので、お節関連もあとは昆布巻と鳴門が半分だけ。昆布巻は真空パックだから春まで保つ。鳴門は卵焼きにでも入れるかなぁ・・・。かまぼこと同じだから炒めちゃってもいいのか。お弁当のネタにしてさっさと使っちゃおう。
今回のスキー最終日。 去年までは昼で帰りたがっていたのだが、今回は夕方まで滑っていた。帰りに温泉に寄る。帰りの道路、行きに通行止めだった箇所は相互通行になり(でも本格的回復には時間がかかりそう、月単位かひょっとしたら年単位か)山を下りてからも空いていて関越道の渋滞もなく、スムーズに帰宅。 そして素晴らしいのはあと2日休みがあるということだ。一日片付けと洗濯に費やしてもまだ余裕がある。素晴らしい。 社会復帰できるかしら・・・
1年ぶりのスキーで思うのは、子どもの成長であった。 体力と技術がついて、緩斜面なら2時間ほどは連続して滑っていられる。 リフトも脇に親がついていれば問題なく乗れる。 去年までは怖がっていた斜面もスピードをコントロールする方法を教え、ゆっくり降りてくることで、怖かったコースへの恐怖感はなくなったようだ。 あとは周囲へのマナーかなぁ。他の人に近づきすぎないとか、一時停止はコースの端で、とかそういうやつ。
世間は仕事始めだが、今日からスキーに行くのである。 子どもが小学校に入学して、平日に休みにくくなった。小学校を休ませるという選択肢はしたくない。結果、泊まりがけで出かけられる日が減り、年末年始か3連休、もしくはがんばって土日で行動するか、という3択となり、まずは年始に休暇を取った次第。 お正月に現地で結構雪が降ったらしく、高速道路を降りると雪景色。珍しい。走っている車もおっかなびっくりでのろのろ運転。だが、妙に混んでいる。前方に路線バスや除雪車がいるのかと思っていたら、どうやらこの先で雪崩が起きて法面が崩落し通行止めになっているらしい。迂回路はある。こちらは通ったことがあって土地勘があるが、事情がわからず立ち往生する車があったりしてちょっとしたカオス。 結局予定より2時間遅れでスキー場に到着した。 正月の積雪で雪質は非常にいい。寒いと聞いていたのだが思ったよりも寒くなく、これだけ良いコンディションはなかなかない。冬休み中なので親子連れはそれなりにいるが、混雑とまでは行かない。 夕方まで快適に滑る。
毎年恒例、実家へ年始挨拶。 今年も皆元気そうでなにより。
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