東京の片隅から
目次きのうあした


2016年08月10日(水) 祝祭

今回のオリンピックで何が一番いいかというと「競技大会」であるとともに「祝祭感」があることだと思う。
開会式の絶妙な明るさ・緩さ(まさか自転車&サイクリングウェアで参加国を先導するとは思わなかった・笑)、表彰式でのスタッフの衣装が柄物・カジュアルであること、今までほとんど美女しかいなかったアシスタントに男性(但しイケメン)もいること、BGMがサンバやボサノバのような軽やかな音楽であるところ、そういうところを好ましく感じる。
日本にはこの緩さは絶対出せないだろうなぁ。アシスタントも振袖の美女なんだろうなぁ、スタッフも全員ジャケット着用の堅苦しさなんだろうなぁ、と思うのである。


2016年08月09日(火) 蝉時雨

猛暑。蝉の声も今がピークか。今年の東京は梅雨明けが遅かったので、蝉の羽化も遅かった気がする。7月中は「今年は蝉が少ないなぁ」と思っていたのに、いまはどうだ。公園を通ると蝉の声で世界が覆われてしまったかのよう。これはもう蝉時雨ではなくゲリラ豪雨だ。帰宅しても耳の奥に蝉の声が残っている。
このあたりに生息するのはミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクホウシ、ヒグラシ。公園で会った人によるとまれにだがクマゼミの声が聞こえるときがあるとのこと。
この大合唱も後1週間ほどなのだろう。日々地面に落ちている蝉が増え、樹に止まっているものもその位置を低くしてきている。


2016年08月08日(月) ことばの意味

天皇陛下のビデオメッセージ。
内容と感想については百家争鳴であろうから、ここでは割愛。
しかし、声高ではなく、しかし力のある言葉で、普段自分がコトバをいかに軽んじているかを再認識させられるものであった。


2016年08月07日(日) がんばれ!どんちゃん

まーさんと一緒に水槽のフィルターを買いに行った子どもがカブトムシの雄を買ってきた。どんちゃんにまさかのライバル出現である。型は小さいが活発。どうするどんちゃん。


2016年08月06日(土) やったね!どんちゃん

どんちゃんとは、カブトムシの雄に私がつけた名前である。命名理由は「どんくさいから」。
我ながらひどいネーミングだが、彼は本当に鈍くさい。自然界では絶対生きていかれないようなユルさである。餌の取り合いでも負ける。マットにも上手く潜れない。メスたちの方がよほど活発だ。
春先に幼虫4匹を購入し、育てていた。1匹は蛹化の途中で死んでしまったが、残り3匹は蛹化と羽化を乗り越え、無事成虫になっている。オス1匹、メス2匹。
今朝見たら、なぜかメスが3匹いる。誰かがゴムのおもちゃでもいたずらで入れたか、それとも死んでしまって羽と本体が分離したか。確認し、全員生体であることを確認。
あとで訊いたら、義父が知り合いにもらったから入れておいた、らしい。そういうことは早く言ってください。
何はともあれ、どんちゃんのお嫁さんが2匹から3匹になったわけで、まぁいろいろ頑張れ、と思うのであった。


2016年08月05日(金) 海の記憶

東京五輪サーフィン会場と言われている千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸(志田下)が、子供のころ行っていた海だと判明。

あの近くに、といっても山沿いなので海まで30分以上歩くのだが、母方の親戚一同が「いなか」と呼ぶ家が有り、幼稚園〜小学校中学年くらいまで母方の親戚で夏はそこに行っていた。「いなか」と言っても誰かが常住したこともなく、山の斜面を切り開いた広い段に空き家が2軒。夏しか行かないから家以外の空間はすべて草ぼうぼうで、到着すると総出で草刈りするのがいつものスケジュールだった。
どういう経緯であそこが「いなか」と呼ばれるようになったのかは不明である。母方の祖母のルーツが千葉にあるらしいので、相続か身内間での売買で入手したのか、今となっては謎。前の戦争の後、次にまた戦争があったときの疎開用にと入手したのかもしれない。
トイレは母屋と別棟で汲み取り式だし中には大きなジョロウグモが巣を作ってるし庭は誰も手入れしないから虫と雑草だらけだし、東京の街中で育った割りにはいとこ一同免疫が出来ている。あんな大きなショウリョウバッタ、もうなかなか見ない。

志田下は、当時は崖上に一軒だけ海の家があり、そこから崖を下って砂浜に降りていた。あの海の家は志田さんと言ったのか。海の家では一度だけ?かき氷を食べた記憶がある。
インターネット地図で見ると当時滞在した家(いなか)から一番近い商店が志田商店。というか歩いて行かれる範囲にはその1軒しかない。家では絶対買わない(大家族だから袋ラーメンを大鍋で作るので)カップラーメンを買ってもらえる、素敵なお店であった。ほとんど海の家を利用しなかった割りに母は海の家のおばさんと親しく挨拶をしていたから、そこがやっていたのかもしれない。
今はもう浸食で崖も砂浜も海の家もないらしい。私が子どもの頃でも5〜6年の間でどんどん砂浜が狭くなっていたのは覚えている。

波がすごいのは昔からで、当時でもサーフィンの人はいた。
浜からすぐドン深で、そのちょっと先がちょっと浅くなっていて足が届く。男のいとこたちはそこまで泳いで行っていたが、泳ぎが苦手な私は浮き輪があってもそこまでは行かれなかった。
離岸流に流されたこともある。浮き輪を持っていたので、沖に流されるのではなく浜と平行に流されることを確認し、バタ足でゆっくり離岸流を横切って500m以上先で上陸した。親はふざけて遊んでいると思っていたらしい。だから海は苦手。


2016年08月04日(木) パーソナルカラー・骨格・印象診断の結果を受けて

一通り診断を受けてみて、思ったこといろいろ。

1. 意外性がなかった理由
自分がもともと好きな色やテイスト(青系、天然素材、ベーシック&シンプル)と診断結果(サマー、ストレート、クラッシィ)が近いので診断結果に違和感がない。
自分の今までの見立てが合っていたと喜ぶ気持ちより「新しい自分の扉」がなかったことを残念に感じる気持ちの方が強いかも(笑)
中学高校もずっと私服(出身校がバレるかな・・・)だったのも似合う似合わないについて考える時間・機会が多かったと思う。大学に入る頃にはすっかりスタイルができあがってしまっていた。
年の近い姉妹・叔母など身近に比較対象が多かったのも大きい。
私は3人姉妹で、実家には独身の叔母2人も同居していた。母も含めて女6人、背格好は同じくらいなのだがちょっとずつ似合うものが違う。(素人分析として、姉はウインター&ストレート、妹はオータム&ウェーブ、叔母1はオータム&ストレート、叔母2はウインター&ウェーブ、母はスプリング&ウェーブなのではないかと思う)
自分のテイストと違う服を鏡の前で当てさせてもらったりして、買わずに見定める機会は多かったかな、と。見比べる対象がすぐ横にいるのは大きい。
それに上述の女性陣で社販や株主優待セールのようなブランドごちゃ混ぜのバーゲンに行ったりしていたのだが、試着室で容赦ない講評タイムが待っていたわけで(苦笑)。

2. 変わるところ、変わらないところ
アンサンブルニットは思い切って捨てよう。
たぶん体型は戻らないから、サイズの合わない服も処分する。古いスーツも。
似合わなくても必要なものは構わず着る。いくら似合わないと診断されても、Tシャツ&ストレッチジーンズは子どもと行動するには必需品だ。着ない選択肢はない。
あと、無印&ユニクロだけじゃなく、他の店も見てみる。これ重要。
いろいろなタイプの服を見る機会は必要だなぁと最近思う。服を探す嗅覚が鈍る。近所のショッピングモールはファミリー向けのカジュアルな服ばかり。通勤経路に寄り道できる場所がほとんどないのだが(嗚呼、乗換駅に書店すらないのだ!)シーズンごとにちょっとでもいいから見る時間を作ろう。実際時間を捻出するとまず本屋に寄ってしまうんだけど(苦笑)

3. どうなりたい?どうありたい?
来年、子どもが小学生になったら送迎が無くなる。つまり、自転車に乗らなくなる。ということは、パンツ&スニーカーじゃなくても良くなる。
さて、どういう格好にするか?どういう自分になりたいか?
仕事は事務のおばちゃんだからスーツを着る必要はない。社内では制服があるからそこまで頑張らなくてもいい。じゃあどうするか。
これが一番難しいのかな。これからの自分が想像できない。


2016年08月03日(水) 印象診断&骨格診断

上野松坂屋で印象診断&骨格診断を受けてきた。
ここでは2年前にパーソナルカラー診断を受けていて、今回たまたま夜中に(寝ろよ)思い立ってHPで空き状況を見ていたら一つ空きがある。とりあえず印象診断(これは30分ごとに区切られた1コマで予約可能)を予約。備考欄に「骨格診断(これは1.5コマ分時間が必要なので、2コマ連続で空きがないと予約できない)も受けたいが、別日程で予約すれば良いのか」的な質問を書いたら後日電話が来て、同じ日の別時間に2コマキャンセルが出て両方いっぺんに出来ると。これ幸いとお願いした。言ってみるもんだ。

まずは印象診断。
パソコンの画面でアバターを作るように顔のパーツを選択していく。自分では思わなかった部分を指摘されるのはなかなか面白い。下がり眉なのは気づかなかった。私は目が離れているのだが、顔全体に対してのパーツ(目鼻口など)の配置は寄り気味(求心的)なのだそう。
診断結果は「クラッシィ」。一番平均的な顔らしい。つまらん(笑)上品・優しく見えるのがメリットで、デメリットとしては親しみにくい、取っつきにくい印象を与えることがあるとか。
ただ、私の場合そのデメリットがそこまで出ていないので、「クラッシィ』と隣の「ソフト」との境界線にいるのではないか、診断者によっては「ソフト」と診断されるかも、とのこと。「ソフト」はもうちょっと優しげ、親しみやすい印象らしい。確かによく道を聞かれたりカメラのシャッターを頼まれたりするなぁ。
似合う服装はベーシックなもの、綺麗目な格好、ただしやり過ぎるとコンサバすぎるので注意。カシミアやパールなど微光沢の上質素材がお薦めらしい。
髪型はベリーショートやストレートロングは×。

続いて骨格診断。別室で正面・横からの写真を撮影(カルテに貼るらしい)、手首・首元・腰などあちこち軽く触られる。
結果は自己診断通りのストレート。手足が小さい、掌が厚い、手首や胴体の断面が丸い(楕円形=胸板が厚い=アンダーバストが大きい?)鎖骨からバストトップに向かって張り出している(デコルテに張りがある)、などなど、自己診断でもストレートの要素しかなかったので予想通りだった。
お薦めは、縦の直線を意識させるもの。デザインはシンプル。自然とそうなるので意図して辛口を狙わなくても良い。とにかくジャストサイズを意識する。脱いだときに自分と同じ形になるようなもの、だそう。スカート丈は直す、シャツ・Tシャツを選ぶときもダーツなどで体に沿ったものにすること。ぴったりし過ぎているものは肉感を拾うのでアウト、ゆったりしているものも太って見えるからアウト。
ストレートの人に一番似合うのはテーラードスーツ&シャツだそうです。とにかくシンプル&ベーシック&縦ラインを意識するのがポイントらしい。

以下、自分のメモがわり。
<OKアイテム>
トップス:テーラードジャケット(襟はなくても良いがV空きのもの)、Vネック・ボトルネック・ハイネックセーター(首を見せるべし)、シンプルな綿シャツ、膝丈のシンプルなコート
ボトムス:フルレングスor9分丈のストレートパンツ、ガウチョなら膝丈で腰まで直線シルエット、スカートはタイトor腰がだぶつかないAライン、丈は膝丈
靴:シンプルなロングブーツ、ショートブーツ、プレーンパンプス、革素材のスニーカー、メンズライクなものもOK
アクセサリー:首元は基本的に不要だがつけるなら大きすぎず小さすぎず、鞄はスクエア型、スカーフは向こうが透けない素材
柄:柄は直線的なストライプ、タータンチェック。大きな柄OK
素材:綿・カシミア・レザーなど素材の良いもの、セーターはハイゲージのもの、オンスの大きいデニム

<NGアイテム>
トップス:丸襟(シャネルスーツなど)、タートルネック、アンサンブルセーター(懐かしアイテムですな)、ライダース・ミリタリーなど本気のハードアイテム、チュニックなどウエストマークしないもの
ボトムス:ミモレ丈・フレアスカート、スキニーパンツ
アクセサリー:ビーズ(大流行中とかならまぁOKとのこと・笑)
靴:いかにもなスニーカー
柄:細かい水玉・小花・千鳥格子やギンガムチェックなどの細かい柄
素材:シフォンやレーヨンなどの薄いもの、麻(ストレートは皺が味にならない)
デザイン:フリル・リボンなどの装飾性の高いもの

両方受けて思ったのは、印象診断と骨格診断の間が乖離していないというかほぼ同じだなぁと。
パーソナルカラーはサマーで、一般的にサマーは「女性らしい柔らかい素材」をお薦めされることが多いのだけど私の場合は濃色寄りだったのでそこまでやらなくてもいいらしく、3種類の診断が方向性が一緒なので、非常にやりやすい。
っていうか、自分が結婚前まで着ていた格好だよなこれ。
子どもの頃からスコッチハウス(いまはもう亡いのね・・・)みたいなシンプルトラッドが好きでした。制服のない学校に行ったけど白シャツ&タータンチェック太プリーツ膝丈スカート(母や叔母のお下がり)着て通学してた。

パーソナルカラーも含めたトータルの感想というか結論。

「己の信じた道を行け」。

いろいろ迷走していたけど、結局、自分の好きな色&形が一番似合う色&形だったわけだ。なぁんだ。
意外性はなかったけど、腑に落ちた感はある。


2016年08月02日(火) 見逃した

今日まで池袋で開催されていた「LaLa」の原画展に行かれなかった。がっくり。
言った友人によると最近の作品が多かったそうなので(彼女は「日出処の天子」目当てだったのでちょっとがっかりしていた)仕方ないかな、と思うが、清水玲子の原画は見たかったなぁ・・・。


2016年08月01日(月) 迫り来るお盆進行

8月に入り、お盆進行で仕事がどんどん降ってくる。窓口的ポジションにいる自分が捌いて担当者に振るのだが、やはり滞留分がじわじわと溜まってきている。
お盆前にどこまで解消できるか。


はる |MAIL