東京の片隅から
目次きのうあした


2016年05月22日(日) 今年初ガサガサ

午後、舎人公園の池周辺で、網を持ってヨシの茂みや腐葉土混じりのドロの周りでガサガサ。
アメリカザリガニ、ヤゴ、小魚が捕れる。魚の種類はよく分からないが、頭が大きく斑模様。
先週よりもカモのヒナの数が減っている。弱肉強食。


2016年05月21日(土) それは恋じゃない

AKB襲撃事件の時も、耳かき店従業員殺害事件の時も、こういうことはまた起こるんじゃないかと思っていた。
そして今回。

笑いかけたり話しかけたりしてくれるのは、それが仕事だからだ。
ステージからこちらを見ているような気がしたとしても、それは自分を見ている訳じゃない。目があったような気がするのも錯覚だ。
そもそも、好きになったのは本当の姿なのか。ステージ用の虚像に惚れているのではないか。そんなことを自問自答しながらライヴハウスに通い、勘違いだ、気のせいだ、それは自分の妄想だ、そう言い聞かせていた時期が確かに自分にもあったわけだけど(苦笑)

こちらとあちらとの関係は、個対個ではない。忘れがちになってしまうが、間にビジネスが入るのだ。


2016年05月20日(金) 保育参観&保護者会

子どもの保育参観&保護者会。
スマートフォンの充電ができてなくて慌てたり大人の本気の玉入れがあったり(正直えげつなかった・笑)、いろいろツッコミどころがあれど、とりあえず無事終了。
ところで、保育園でアルバム委員、それもサブリーダーというものになっているのだが(うちの保育園は卒業対策委員は全員何らかのグループに属する、役目の軽重はあれどある意味平等なシステムだと思う)、いろいろ相談に手間取る。アルバム係は人数がたくさんいるので逆にまとまらないという罠が。保育園児の母は基本的に有職なので、0歳児から一緒のクラスといってもそれほど親しいわけではない。「戦友感」はあるのだけど、メールアドレスも今年になってから初めて交換したくらいの関係性。
いろいろ決めることがあって、卒園アルバムの業者さんもやっと決定する状況。
帰宅後、業者さんに問い合わせをして、返事を待つ。営業さんからの連絡は今日は時間切れかなと思っていたら、メールが入っていた。てっきり電話が来ると思っていたので、対応が遅れる。とりあえず、リーダーともう一人のサブリーダーに連絡。先方には明日連絡することにする。

自分も仕事ではお客様を待たせる側なので「待つ側」の立場は新鮮。勉強になる。普段自分たちもお客様にこれだけじりじりさせているんだなぁと反省。私は窓口なのでどうこうできないことが多いのだが、せめて誠意を持って対応せねば、と思う。


2016年05月19日(木) 腑に落ちる

ずっとこれ何だっけと考えていた人間関係が、あぁあれだったと腑に落ちたときの爽快感と言ったら。
まぁ腑に落ちた人間関係が、ブロマンスというかホモソーシャルというか、そういうアレなんですが。


2016年05月18日(水) 三島由紀夫賞

三島由紀夫賞を受賞した蓮實先生のコメントに思いっきり吹く(苦笑)
蓮實先生はいつもあの調子(歯に衣着せぬ毒舌)なのだが、知らない人は誤解して過剰反応するだろうなぁというのも思う。
受賞を辞退しないことを批判している人もいるけど、本来、賞の本来の対象が若手作家ということを考えると(最近はそうでもないんだけど)、小説の作品数では新人なのかもしれないけど、著作数・年齢を考えるとどう考えても新人とは言えないから候補に挙がるべきではないわけで、自分たちを選んだ選考委員会への批判であるとともに、候補に残る作品を書けない若手への檄(過激だけど)でもあるのかな、三島由紀夫賞の本質に対する問題提起なのかなと思ったりもするわけです。
今回、賞の候補には亀山先生もいらっしゃるわけで、誰かが「エイリアンvsプレデター」と評していたのを見てまた吹いた。どちらも大物過ぎて一般の人間では勝てる気がしない(苦笑)

ところで、先生の映画話はとても面白いです。世間的には東大総長だったとかフランス文学の偉い人とかなのでしょうけど、私にとって蓮實先生は映画を愛する先生です。褒めるときはべた褒めするのが普段の毒舌とのギャップがすごい。


2016年05月17日(火) 伊藤若冲展・奥村土牛展

休みを取って伊藤若冲展と奥村土牛展をハシゴしてきた。

伊藤若冲は、会期が1カ月だけ、夜間開催は金曜の晩のみ、東京のみ開催、代表作勢揃い、絵がカラフル、画題がわかりやすい(花鳥画が多い)、テレビ局がこぞって特集番組作成、特にNHKでの嵐・大野くん起用、招待券が大量に出回った?という、混む理由しかない状況。
そのうえ、連日の混雑状況、特に連休後の平日でも日中での待ち時間200分超え(連休中の方が空いていた)という異常事態。画題がわかりやすいから子どもに見せたいなと思っていたのだけど、この混雑では無理。 子連れで出かけるのはあきらめる。

自分も10年前に一回見たし、といったんは諦めかけたのだが、もはや勢いだけで参入。

雨の中レインコート&レインブーツ装備で8時40分くらいに並び始め、前後のおばさまたちとおしゃべり&飴ちゃん交換しながら10時半くらいに美術館内に入る。そこから実際の入場までには+30分、もっともそのうち10分は長い傘を傘立てに入れる&ロッカーに荷物を入れるという自爆でのプラス時間。 確か11時前には入場。

10年前の展覧会でも見た作品は軽めに、1列目にこだわらず鑑賞。むしろ10年前よりも単眼鏡装備でガラスに張り付く人は少なかったかもしれない。 ただ、美術展に慣れておらず、作品に張り付いてしまい足が止まる人が多い印象。スタッフにも余裕がなく客をさばききれない。客も係員の説明を聞いていない。(イヤホンガイドがすべての作品に対応していると思い込んで苦情を言っている人も)ただ、人の流れが悪いのは、東京都美術館の展示スペース上の制約も大きいかなぁとは思う。国立博物館平成館の建物の作りのシンプルさに比べると動線が不利だな、と。

ただ、人の混乱はともあれ、作品の美しさは事実。
彩色花鳥画のカラフルさ、細密さは言うまでもなく、水墨画もすごいし(にじむ和紙にあの白筋どうやって残すんだ・・・)、版画のデザイン性もすごい。
カタログを買おうかとも迷ったけど、カタログではあのすごさは体感できないんだよね。絵の巧さはわかるんだけど。なので、見送り。 絵はがきだけ購入。

12時過ぎに出てきたら260分待ちになってた(驚愕)
館内に臨時救護所(休憩所)があるあたり、晴れていたら何が起こるかが察せられ・・・

鳥獣戯画展などでも体験したが、ここ数年の展覧会の混雑状況を鑑みるに、そろそろ時間指定入場制などの導入を検討すべきなのではないかなぁと。
美術館にもある程度の採算性が求められているこのご時世、確実に動員が見込める有名どころの単独展に開催が偏るのは容易に想像されるわけで、混むのは容易に想像できる。
借り物で展覧会をする時点、しかも剥離や褪色に気を遣わなければならない日本画で展示条件(期間など)に制約があるのは仕方ないから、追加料金で時間指定券を発売するとか、そもそも重文国宝が出る展覧会はチケット代を高くするとか、招待券の総発行枚数を制限するとか、何らかの対策は取るべきじゃないかな、と。
変な話、ここまで美術展に人が集中するのは、団塊世代の足腰が達者な今後10年くらいまでの期間限定現象なのではないかな、とは思っていますが。

それでも伊藤若冲展が思ったよりも早く見られたので、やはり会期末の奥村土牛展を見に山種美術館へ。九段にあると思い込んでいたら、ずいぶん前に広尾に移転したのね。
山種は結構好きで、兜町の頃から何度も行っている。 兜町時代の、まるっきり証券会社ビルの入口で高校生がガードマンに挨拶され、ドキドキしながらエレベーターのボタンを押す、という体験も捨てがたかった(笑・ただ兜町は土日はお店がどこもやっていないのでお昼ご飯に苦労した記憶が。だいたいは東京駅まで出て八重洲の地下でマクドナルドというパターンだった)

所蔵品による展覧会とはいえ、代表作はほぼ網羅されているので、点数は少なめながら見たい作品は見られたかな。
結構切手になっている作品が多いので、(「醍醐」とか)あれもこれもどこかで見たことがあるわけだけど、やはり生で見るのは違う。
で、午前中に江戸時代の伊藤若冲を見たので、やはり明治維新の前と後でずいぶん絵が変わるのだなぁという印象を受けた。
要するに、西洋画(特に印象派)を見たか否か、なのだが。
面のとらえ方、輪郭線に対する意識、画面構成等、奥村土牛の作品にはやはり西洋画の影響があるのだなぁ。(実際、セザンヌの影響を受けたらしい)

そういう意味で一日で両方見たのは面白かった。疲れたけど。
足も疲れたけど、目から入る情報を脳が処理しきれなくて、頭が死んだ(苦笑)

ちょっと時間が余ったので、恵比寿のアトレで服を見る。どうしてもシャツに目が行ってしまうのだが、アイロンの手間とかを考えるとカットソーがいいのかな。何枚か手にとっては見たものの、購入には至らず。


2016年05月16日(月) なぜ

自分の使っているMacBook Proに、Javaが入っていないことを今更発見。
ダウンロードする。
今までどうしていたんだろう。


2016年05月15日(日) おとうさんとは

子どもがまーさんの出張中「おとうさんいないのさびしいな・・・」と言う。
おお殊勝な、聞いたら喜ぶだろうな、と思っていたのだが。
「だってねこのげーむできないし」と続いたのであった。
君にとって、おとうさんの存在意義はゲームなのか?おとうさん<スマホなのか?いろいろ突っ込みたい。
とりあえずおとうさんの立場についてフォローしておいた。
まーさんに伝えるべきか悩んだ。言ったけど。

ちなみに、「ねこのげーむ」とは、「にゃんこ大戦争」という。
アスキーアートな猫のキャラクターがこれまたアスキーアートな敵と闘うしょうもないゲームなのだが、その単純さ、キャラクターのへんてこさが子どものツボに入ったらしい。


2016年05月14日(土) 「踊るダメ人間」を歌い踊る6歳

子どもが筋肉少女帯の往年の名曲「踊るダメ人間」のサビを歌いながら踊るようになった。フルコーラスでは3回くらいしか聴かせてないのだが、私がサビだけ口ずさんでいることがあるので、そのせいだと思う。


2016年05月13日(金) 疲労困憊

なんとか一週間が終わった。メンタルもフィジカルもとても疲れた。
連休中に回復できなかったのが痛い。磨り減ったまま、というよりも、連休中さらに磨り減らして連休明けを迎え、そこから一週間。
仕事自体は閑散期に入っているのが不幸中の幸いか。むしろメンタル的には、繁忙期の方が余計なことを考えずにすむ分、有り難いのかもしれない。
とにかく休みたい。一人になりたい。


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